太陽生命、くつきの森林(もり)が30by30「自然共生サイト」に認定
太陽生命は、「太陽生命くつきの森林(もり)」(滋賀県高島市)が「30by30」の目標達成に貢献する「自然共生サイト」に認定された。
「30by30(サーティ・バイ・サーティ)」とは、2030年までに生物多様性の損失を食い止め回復させるというゴールに向け、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようする世界的な目標であり、昨年12月にカナダで開催された国連生物多様性条約第15回締結国会議(COP15)で採択された。「自然共生サイト」とは、我が国において、「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を国が認定する区域のことであり、国立公園等の保護地域に加え、生物多様性保全に資する区域を認定することにより、30by30の目標達成を目指すものである。
今年度、第1回目の「自然共生サイト」認定に関する審査が行われた結果、同社が活動する「太陽生命くつきの森林」を含む122の区域が我が国初の「自然共生サイト」に認定された。
同社が2007年11月に滋賀県高島市に設置した「太陽生命くつきの森林」では、むかし里山林であった森林をフィールドとして、社員によるアカマツやコナラなどの保全活動やビオトープ整備、地元の小学生とどんぐりから広葉樹を育てる「どんぐりプロジェクト」など、生物多様性保全の観点からも有効な活動を展開している。今般、こうした活動が評価され、「生物多様性保全」という観点から重要な区域として認定された。
同社は、これまでの活動をより積極的に推進し、「30by30」の達成に直接的に貢献していく。