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損保ジャパン、セゾン自動車火災、お客さまの『災害への備え』のサポートに向けたグループシナジーを最大発揮

損保ジャパンとセゾン自動車火災は、お客さまの『災害への備え』をサポートするために、SOMPOグループとして、ハザードマップの利活用推進を強化していく。セゾン自動車火災では、スマートフォン(以下「スマホ」)で見られる個人向けハザードマップを12月21日から新たに提供する。また、損保ジャパンでは、従来から代理店経由でお客さまに提供している「THEすまいのハザードマップ」の情報を更新した。なお、損害保険会社における代理店販売型・ダイレクト型、それぞれの特長を活かしたハザードマップの提供は国内初となる。
1.背景・目的
近年、地震や台風等の自然災害の増加を受け、災害に対するお客さまの意識が高まっている。
このような現状をふまえ、損保ジャパンは2018年4月から最新のデジタル技術を活用し、地震発生確率や洪水時の想定浸水深、土砂災害警戒区域などの自然災害リスクを可視化した、独自の総合的ハザードマップサービスを開発し、代理店経由でお客さまに提供している。
代理店経由でのハザードマップの提供を希望されるお客さまが多数いらっしゃる一方で、情報取得手段の多様化に合わせた時間・場所によらないハザードマップの提供が、利活用推進の観点で重要となる。
そこで、セゾン自動車火災がお客さま自らのスマホで見られるハザードマップを新たに提供することで、SOMPOグループとして、多様なお客さまのニーズに応えて『災害への備え』をサポートする。
2.ハザードマップの概要
(1)SA・PO・PO(サポポ)ハザードマップ~セゾン自動車火災~
損保ジャパンの「THEすまいのハザードマップ」の機能をベースに、スマホに特化したセゾン自動車火災独自の改良を加えている。これによりスマホで簡単・気軽に、自宅のリスクの確認をすることが可能になる。
なお、「SA・PO・POハザードマップ」はセゾン自動車火災の保険契約者限定のサービスである。
(2)「THEすまいのハザードマップ」~損保ジャパン~
同社社員や代理店の声を受けて、「THEすまいのハザードマップ」の内容について、データを最新化し、凡例区分も一部変更した。
◆主な変更点◆
・「緊急時マップ」の避難場所の更新
2022年7月時点の「指定緊急避難場所」を使用する等、避難場所・施設の情報を最新化した。
・「津波リスク」、「浸水リスク」のリスク表示変更
「津波リスク(南海トラフ地震)」、「浸水リスク」の2つについて、データを更新した。
・「浸水リスク」の凡例区分の変更
データの更新に伴い、「浸水リスク」の凡例区分を5区分から6区分に変更した。
3.今後について
損保ジャパンとセゾン自動車火災は、今後もハザードマップを通じた適切な情報提供により、お客さま満足度の向上を図っていく。また、お客さま満足度のさらなる向上に向けて、IoTなどの先進的なデジタル技術を活用したさまざまなサービスの検討・開発を行っていく。

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