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第一生命、北九州市が発行するサステナビリティボンドに投資

第一生命は、福岡県北九州市が発行するサステナビリティボンドに投資を行った。なお、本債券は、本邦初となる自治体が発行するサステナビリティボンドとなる。
現在、内閣府では持続可能なまちづくりや地域活性化に向けて、SDGsの理念を取り込むことで政策の全体最適化や地域課題の解決を目指す地方創生取組み(地方創生SDGs)を推進しており、優れた取組みを提案する自治体を「SDGs未来都市」として選定する等、取組みの後押しを行っている。
北九州市は、2018年6月に国内で初めて「SDGs未来都市」に選定されており、持続可能な社会の実現に向けて「北九州市SDGs未来都市計画」を作成する等、積極的な取組みを進めている。
本債券によって調達された資金は、「北九州市SDGs未来都市計画」で掲げるSDGs戦略(ビジョン)達成に向けた取組み(洋上風力発電関連事業、豪雨災害等から市民を守るための防災対策事業、災害廃棄物処理への対応、自然環境の保全、公共施設の更新・改修、子育て・教育環境の整備等)に充当される。同社は、本債券への投資を通じて持続可能な社会の実現に向けた北九州市の取組みを資金面からサポートする。
今後も引き続き、運用手法の高度化・多様化によって資産運用収益の向上を図るとともに、責任ある機関投資家として持続可能な社会の形成に寄与すべく、ESG投資に積極的に取り組んでいく。
【案件概要】
発行体:北九州市
発行額:100億円
償還期間:10年
資金使途:「北九州市SDGs未来都市計画」で掲げるSDGs戦略(ビジョン)達成に向けた取組み(洋上風力発電関連事業、豪雨災害等から市民を守るための防災対策事業、災害廃棄物処理への対応、自然環境の保全、公共施設の更新・改修、子育て・教育環境の整備等の事業)に充当

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