日本生命によるニッセイ・ウェルス生命の100%子会社化を発表
日本生命は、マスミューチュアル・インターナショナル・エルエルシー※1(以下「MMI」)との間で、MMIが保有するニッセイ・ウェルス生命の発行済株式約14.9%を同社が取得し、100%子会社化することに合意した。
※1:MMIは、マサチューセッツ・ミューチュアル・ライフ・インシュアランス・カンパニー(以下「米国マスミューチュアル」)の完全子会社である。
1.100%子会社化の背景
同社とニッセイ・ウェルス生命は、2018年5月の経営統合※2以降、金融機関窓販事業において、グループ一体となってお客様ニーズに沿った商品・サービスを提供する体制の構築に努めてきた。
※2:同社は、2018年5月に、ニッセイ・ウェルス生命の発行済株式約85.1%をMMIより取得した。
その中で、ニッセイ・ウェルス生命は、同社の優れた商品開発力や金融機関代理店との強固なリレーションの維持・強化を通じ、順調に成長・発展してきた。
また、MMIのサポートにより、ニッセイ・ウェルス生命の同社グループへの体制移行も円滑に完了しています。
こうした状況を踏まえ、同社は、同社グループの金融機関窓販事業基盤の一層の強化・拡充に向け、ニッセイ・ウェルス生命を100%子会社化することにした。
2.資本異動の内容
同社は、MMIが保有するニッセイ・ウェルス生命株式の全部(発行済株式約14.9%)を取得し、ニッセイ・ウェルス生命を100%子会社化します。取得手続きの完了は2021年10月~11月を予定している。
なお、同社とMMIおよび米国マスミューチュアルは、今後も良好な関係を継続していくことで合意しており、様々なビジネス領域における協業の検討も含め、経営層および実務者間での交流を継続していく。
引き続き、日本生命グループとして、金融機関窓販マーケットにおけるお客様からのご要望に幅広く応えていくとともに、グループ事業の収益拡大を通じ、契約者利益の持続的な拡大に努めていく。