新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

第一生命、静岡県浜松市における口腔ケアに関する社会実証を開始

第一生命は、静岡県浜松市の「予防 ・健幸都市」の実現に向けた官民連携プラットフォーム「浜松ウエルネス・ラボ」における実証事業として、「スマート歯ブラシ」を活用した口腔ケア意識の向上や行動変容に関する社会実証を6月から開始する。
国民のおよそ5割が罹患していると言われる歯周病※1は、虫歯と合わせて歯を失う※2大要因であり、糖尿病などの生活習慣病と相関関係があることがわかっている。生涯十分な数の歯を維持し、カラダ全体の健康維持につなげるためには、歯磨きなどのセルフケアはもちろん、歯周病検診や予防歯科通院で専門家によるケアを定期的に行うことが理想とされている。しかしながら浜松市の歯周病検診の受診率は全国の受診率推計※2と同等の5%程度に止まり、歯周病検診や予防歯科の受診率向上が課題となっている。
今回の社会実証では、NOVENINE が開発した口臭測定センサーを兼ね備えたスマート歯ブラシ「NOVENINE SMASH」と専用のスマホアプリ「NOVENINE アプリ」(以下、「SMASH 等」)を活用し、浜松市民に対して日々の歯磨き習慣の記録機能、その効果としての口臭の可視化機能および歯科医師へのチャット相談サービス機能を提供することで、健康的な口腔ケアを意識づけるアプローチを行う。これにより実際に行動変容等に結びつくかの示唆を得て、定期的な歯科受診率向上、ひいては生活習慣病予防や健康寿命の延伸に寄与することを目的としている。
※1 平成28年歯科疾患実態調査より、歯周ポケット4mm以上有する人の割合。
※2「歯周疾患検診の推定受診率の推移とその地域差に関する検討」(2018)より、2015年の歯周疾患検診受診率推計。
◆社会実証概要
浜松市在住または在勤100名を対象に、SMASH等による口臭測定・歯科医師相談等を実施し、歯周病予防のための意識向上や行動変容(予防歯科通院等)につなげられるかを検証する。
実施期間:2021年6月~9月(約3か月間)

関連記事(保険業界ニュース)

生保

第一生命、「保険料払込免除特約(ワイド型・ベーシック型)」を発売、「失効取消制度」を導入

生保

第一生命リアルティアセットマネジメント、私募REIT「第一生命総合リート投資法人」の資産規模が1,000億円を突破

生保

第一生命、ベネフィット・ワン、総合福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」の「給トク払い」会員対象の団体保険

生保

第一生命、アセットガーディアン株式会社の事業譲渡および子会社間の吸収合併を予定

生保

第一生命、マイナポータル連携による健診情報デジタル提出サービスを開始

生保

第一生命、日本国が発行するクライメート・トランジション利付国債へ投資

生保

第一生命、「都市の緑3表彰」の受賞者決定および2027年国際園芸博覧会に向けた特別企画を実施

生保

第一生命、クラフトバンク株式会社へ投資

生保

第一生命、ココヘリ捜索・救助費用ほけん「ONE(ワン)」(正式名称:捜索・救助費用保険)を第一スマート少額短期保険より提供開始

生保

第一生命、同社初となるアパートメントホテルに投資

関連商品