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住友生命、フランス国有鉄道が発行するグリーンボンドへ投資

住友生命は、フランス国有鉄道(以下「SNCF」)が発行するグリーンボンドへの投資(約100億円)を決定した。
SNCFは、フランス政府が株式を100%保有する鉄道会社であり、世界120か国で旅客・貨物輸送およびロジスティクス事業を展開する業界最大手グループである。
SNCFはグループの目標として「すべての人が自由かつ快適に移動できる手段の提供、および、地球の環境保護の促進」を掲げ、これまでもグリーンボンドの発行等を通じて、環境問題の解決に取り組んでいる。
具体的には、2016年から2020年末にかけて、グリーンボンドフレームワークを通して約70億ユーロを投資しており、それらには高速鉄道網や鉄道システムの管理・改善・エネルギー効率化等に資するプロジェクトが含まれる。2016年から2019年までの投資分において見込まれる効果は、今後40年間で2590万トン相当のCO2排出量削減に繋がり、これはフランス国内における53,000人以上分のCO2排出量に相当する。
本債券についても、同様のプロジェクトに充当される予定であることから、CO2排出量の削減、ひいてはSDGs達成に貢献することが期待される。
◆投資概要
発行体 :フランス国有鉄道(Societe Nationale SNCF SA)
(Moody’S格付:Aa3、S&P格付:AA-、Fitch格付:A+)
投資金額:120百万豪ドル(約100億円)
年限  :15年

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