三井住友海上あいおい生命、UbieとAI受診相談サービスの実証実験を開始
三井住友海上あいおい生命は、Ubieが提供するAIを活用した受診相談サービス「AI受診相談ユビー」を用い、2020年11月2日より同社社員(2,800名)を対象に「AI受診相談ユビー」の有用性を確認するため実証実験を開始した。
◆提供サービス概要
「AI受診相談ユビー」
・一般消費者向けのサービスで、主訴・年齢・性別・季節などの要素を基に問診をAIが出題し、回答に関連する複数の参考病名や受診先が提示されるため、適切な受診行動をとるための参考にできる。
・いつでも、すぐに相談できることから、お客さまへ「健康で安心なくらし」を提供できるサービスである。
「AI問診ユビー」
・医療機関向けのサービスで、患者さまは、診療の待ち時間にタブレットを活用し質問に回答。診察時に医師が参考情報として確認することで、医師の初診にかかる問診時間を約3分の1に削減することが可能である。
・業務効率化サービスとして、全国200超の医療機関へ導入されている。
・医療者のカルテ記載業務の「効率化」はもちろん、患者の伝え漏れ防止・医療者の聴取漏れ防止の両面で「診療の充実化」の側面でもサポートをしている。
◆今後の展開
同社社員を対象に「AI受診相談ユビー」の有用性を確認のうえ、お客さまへのサービスとして2021年中の早期に提供することを予定している。なお、Ubieの「AI受診相談ユビー」を用いた実証実験は、国内生命保険会社としては初めての取組みとなる。