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オリックス生命、2019年度決算を発表

オリックス生命は、2019年度決算(2019年4月1日~2020年3月31日)を発表した。
●契約の状況
◆新契約(個人保険)の状況
新契約の状況は、4月に発売した「米ドル建終身保険」や10月に発売した各種「引受基準緩和型保険」の販売が好調に推移したものの、法人向け一部商品の販売停止などの影響により、 新契約件数が前年度比92.1%、新契約年換算保険料が前年度比80.5%、新契約高が前年度比62.9%となった。
◆保有契約(個人保険)の状況
保有契約の状況は、保有契約件数が前年度末比106.4%となり、2019年度末時点で450万件を突破した。
また、保有契約年換算保険料が前年度末比107.3%、保有契約高が前年度末比104.0%となるなど、順調に伸展している。
●収支・資産等の状況
・保険料等収入は、終身保険や医療保険の保有契約が増加したことなどから、前年度比115.4%の3,868億円となった。
・資産運用収益は、有価証券売却益が増えたことなどから、前年度比122.3%の224億円となった。
・保険金等支払金は、年金の支払いが減少したことなどから、前年度比90.2%の2,305億円となった。
・資産運用費用は、特別勘定資産運用損が増加したことなどから、前年度比282.9%の172億円となった。
・基礎利益は、2018年10月の保険料改定等により、前年度と比べて77億円赤字幅が縮小し、△195億円となった。
・当期純利益は、本年度においては再保険取引等による一時的な収益がなかったことなどから、△187億円となった。
・総資産は、前年度比104.6%の1兆9,902億円となった。
●健全性等の状況
◆ソルベンシー・マージン比率
・ソルベンシー・マージン比率は、前年度末から85.7ポイント増の1,806.5%となり、引き続き高水準を維持している。
◆格付け(2020年5月27日現在)
・格付投資情報センター(R&I)保険金支払能力格付け:AA‐
『2019年度決算:https://www.orixlife.co.jp/about/results/account/pdf/2019co_y.pdf』

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