オリックス生命、高度活用企業を表彰するIT賞で「IT奨励賞」を受賞
オリックス生命は、公益社団法人企業情報化協会(以下、「IT協会」)が主催する2019年度「IT賞」において、「IT奨励賞」を受賞した。
「IT賞」は、“ITを高度に活用したビジネス革新”に顕著な努力を払い、成果を挙げたと認めうる企業・団体・機関および個人に対して、IT協会が授与するものである。そのなかでも「IT奨励賞」は、取り組みの成果に将来性や発展性があると認められた企業へ贈られる(*)。
同社は、個人保険の保有契約件数が400万件を超えるなどビジネスの拡大に伴い、これまで以上に安定したITサービスの提供に努めている。システム変更案件の増加に対し、トラブルの発生リスクを案件とに一定の基準で数値化し、そのリスクレベルに応じた審議プロセスとする運営体制が評価され、本賞を受賞した。
今後も、お客さまに安定したサービスを届けることができるよう、業務改善や効率化を続け、多くのお客さまに選ばれる保険会社を目指していく。
(*)受賞先の一覧は、IT協会のホームページから確認。
https://www.jiit.or.jp/im/award.html
【受賞内容と受賞理由】
<受賞内容>
受賞名:IT奨励賞「リスクベースアプローチの変更管理による安定したITサービスの提供」
<受賞理由>
オリックス生命では、過去に発生したITサービス変更の失敗によるシステム停止を教訓として、ITインフラのライフサイクル管理を徹底し、ITサービスの中断を未然に防ぐ取り組みを行った。
解決策としてCOBITR2019DesignGuideを尺度としたリスクベースアプローチを取り入れた。また、SIAMの考え方を採用し効率的な運用体制を構築した。
その結果、ビジネス部門でもリスクベースアプローチを判断軸に加えるなどの波及効果も有り、システム変更起因による障害件数を削減させるなど自社システムの安定運用に貢献している。