損保ジャパン日本興亜ひまわり生命、契約者へウェアラブル端末を貸与し活動データ収集

 損保ジャパン日本興亜ひまわり生命は、フィットビット社製のウェアラブル端末を一部の保険契約者に貸与し、健康を軸とした革新的な商品やサービス開発に資する活動データを収集する取り組みを開始する。取り組み開始にあたり、対象期間を2年間とするモニターの募集を11月7日に開始した。
 この取り組みでは、同社の健康サービスブランド「Linkx(リンククロス)」のもと、フィットビット社製ウェアラブル端末を通じて保険契約者の活動データ(歩数、歩行距離、燃焼カロリー、運動時間、睡眠、上り階数、心拍数等)と、健康診断や人間ドックの結果等をもとに、活動データと疾病の因果関係を分析し、今後展開する健康を軸とした革新的な商品やサービスの検討・開発につなげていく。なお、ウェアラブル端末貸与は、同社から案内する一部の保険契約者を対象とし、活動データは同意のもと取得する。
 同社では、日常生活における様々な活動を測定・記録する先進的技術を持ち、健康とフィットネスを結びつける市場におけるグローバルリーダーであるフィットビット社と共同で、今年4月から、3000人の社員を対象にフィットビット社製ウェアラブル端末を配布して活動データの収集を行うなど、健康とテクノロジーをつなぐヘルステックの取り組みを進めている。

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