海外旅行や出張で空港ラウンジを利用できるプライオリティパスは、快適さやお得感から注目を集めています。
実は、このプライオリティパスを低コストで利用できるクレジットカードが存在します。
年会費1万円程度で手に入るカードの中にも、プライオリティパスが付帯する高コスパなカードがあり、旅行好きには特におすすめです。
私自身、銀行員として長年クレジットカードや金融商品に携わってきた経験から、数あるカードの中で「どれが本当にお得なのか」「どんな人に向いているのか」を実体験に基づいて解説していきます。
本記事では、以下についてわかりやすく紹介していきます。
- 無料・最安で使えるおすすめのカード
- プライオリティパスで得られるメリット
- 自分に合ったカードの選び方
- プライオリティパス付帯の人気のクレジットカードTOP10
無料・最安・コスパの良いプライオリティパス付帯クレジットカードはこれ

海外旅行や出張で空港ラウンジを利用したい人には、「楽天プレミアムカード」が最もコスパのいい選択肢です。
本来ならプライオリティパスを個人契約すると、プランによって年会費が約16,000円〜75,000円ほどかかります。
ところが楽天プレミアムカードなら、年会費わずか11,000円(税込)で年5回までプライオリティパスで海外空港ラウンジを利用できます。
私自身、銀行員としてクレジットカードを数多く扱ってきましたが、その中でも支払った年会費以上に価値を得られるカードは多くありません。
楽天市場での買い物によるポイント還元と組み合わせれば、年会費の元を取ることは比較的簡単と言えます。
つまり、できるだけ費用を抑えてプライオリティパスを利用したい人には、楽天プレミアムカードが最適でしょう。
| 楽天プレミアムカードの概要 | |
|---|---|
| 年会費(税込) | 11,000円 |
| プライオリティパス内容 | 世界1,400ヶ所以上の海外空港ラウンジが年5回まで無料(6回目以降は1回35ドル) 国内空港ラウンジは無制限で利用可能 |
| ポイント還元率 | 1.0%〜(楽天市場利用で最大5倍以上) |
| 国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB/American Express |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険:5,000万円(自動付帯4,000万円+利用付帯1,000万円) 国内旅行傷害保険:5,000万円(自動付帯) |
| 追加カード | ETCカード 家族カード |
| 主な申し込み条件 | 年齢:18歳以上(高校生を除く) 収入:安定した収入 |
| 発行スピード | 最短1週間程度 |
| 特徴 | ・年会費11,000円で本来40,000円以上のプライオリティパスが利用可能 ・海外空港ラウンジ利用回数が年5回まで無料 ・楽天市場での買い物が常にポイントアップ ・国内外の旅行保険も充実 |
| 公式サイト | 楽天プレミアムカード公式サイト |
プライオリティパス付帯とは:何ができる?メリットは?
プライオリティパスとは、世界中の空港ラウンジを利用できる会員サービスのことです。
通常は航空会社の上級会員やビジネスクラス利用者しか入れないラウンジを、搭乗クラスや空港会社に関係なく使えるのが最大の特徴です。
そのため、カードにプライオリティパスが付帯していると、年に数回の旅行や出張でもワンランク上の快適さを体験できます。
- 無料のドリンク・軽食を楽しめる
- 静かで落ち着いた空間で休憩や仕事ができる
- Wi-Fiや電源を自由に使える
- 一部ラウンジではアルコールやシャワー、仮眠室の利用が可能
- 空港会社や搭乗クラスを問わず利用できる:LCCやエコノミーでも快適な待ち時間を過ごせる
- 世界1,300ヶ所以上のラウンジをカバー:乗り継ぎや海外旅行先でも安心
- 長時間のフライト前にリフレッシュできる:無料の軽食やドリンクでコスト削減にもつながる
- 出張や旅行の質が大幅にアップ:移動疲れを軽減し、ストレスを減らせる
私が銀行員時代にカードをご案内していたお客様の中でも、特に出張が多い経営者の方から、「ラウンジを使えるだけで出張の疲れが全然違う」という声を何度も聞きました。
飛行機に乗る回数が年に数回でも、空港での過ごし方が変わるだけで旅の満足度はさらに高くなるでしょう。
プライオリティパス付帯のクレジットカードの選び方
プライオリティパス付帯カードを選ぶときは自分の利用スタイルに合っているかどうかが一番大切です。
年に数回だけ使う人と、頻繁に海外出張に行く人とでは、最適なカードは全く変わってきます。
ここでは、選び方のポイントを4つに分けて解説します。
空港ラウンジの利用頻度に合わせて選ぶ
まずはどのくらいラウンジを利用するかで選び方が大きく変わります。
例えば、海外旅行や出張が年に2〜3回程度であれば、プライオリティパスが年5回まで無料になる楽天プレミアムカード(年会費11,000円)などで十分元が取れる場合があります。ラウンジの利用回数が少なければ、そこまでカードにコストをかける必要はないでしょう。
一方で、海外出張や旅行が年に6回以上ある人、フライト前後や乗り継ぎなどでラウンジを何度でも使いたい人にとっては、ラウンジ利用回数が無制限のカードのほうが使いやすく、コスパも良い場合が多いです。
特に長距離フライトやトランジェットを伴う場合、ラウンジを使う回数は自然と増えます。
同伴者利用の有無で選ぶ
プライオリティパス付帯カードを持っていても、本人だけが無料、同伴者は有料というケースは意外と多いです。
夫婦での旅行や、家族連れでの利用が多い人は、この点を見落とすと、利用のたびに負担が増えてしまいます。
例えば、1人あたり3,000〜5,000円の同伴者料金がかかるカードも少なくありません。
年に数回の旅行でも、家族全員分を払えばカード年会費も超えてしまうこともあります。
一方で、アメックスやプラチナクラスの一部カードには同伴者1名無料がついている場合があり、夫婦で利用するなら圧倒的にお得です。
付帯保険や旅行サービスで選ぶ
プライオリティパスが魅力的なのは間違いありませんが、海外で安心して過ごすためには付帯保険や旅行サービスも重要です。
海外旅行傷害保険は、病気や怪我での治療費をカバーしてくれるだけでなく、盗難や飛行機遅延のトラブルにも対応してくれることがあります。
さらに、空港宅配サービスでスーツケースを無料配送できたり、手荷物無料預かりや現地でのサポートデスクが利用できるなど、ラウンジ以外の部分で旅の質を底上げしてくれるカードもあります。
年会費と特典のバランスで選ぶ
プライオリティパス付帯カードを選ぶうえで、やはり大きな基準になるのが、年会費と得られる特典のバランスです。
安ければいいというわけではなく、どこまで特典を活用するかによって最適なカードは変わってきます。
楽天プレミアムカードのように、年会費1万円前後でプライオリティパスを年5回まで無料利用できるカードは、コスパ面で優秀です。
旅行の回数が少なくても、空港ラウンジを2〜3回利用するだけで年会費分の元を取れる計算になり、ライトユーザーに最適です。
このクラスになると、プライオリティパスに加えて旅行保険の補償額アップや、空港宅配サービス、手荷物無料預かりなど、旅行サポートが強化されます。
ラウンジだけでなく、旅行全体を快適にしたいという人には中価格帯カードの方が安心で、荷物を自宅まで無料配送できるなどの小さな特典が積み重なり、実際の満足度は高くなります。
アメックス・プラチナなどのハイグレードは、確かに年会費は高額ですが、ラウンジ同伴無料・ホテル優待・レストラン優待・専用コンシェルジュといったプレミアムサービスが豊富です。
「家族やパートナーと一緒に旅行する」「出張でお客様を接待する機会がある」といった人には、このランクのカードの方が結果的にコスパが良くなるケースもあります。
つまり、年会費の安さだけで判断するのではなく、どんな特典をどれだけ活用するかで、本当のコスパは変わるということです。
ライトユーザーなら1万円台カードで十分ですが、サービスをフル活用できるなら年会費5万円のカードですら、十分に元が取れるケースは珍しくありません。
プライオリティパス付帯のおすすめクレジットカードTOP10
プライオリティパスが付帯するカードは年会費・特典・利用スタイルによって大きな差があります。
ここでは、コスパの良さや特典内容を総合的に比較し、おすすめTOP10をランキング形式で紹介します。
- 1位:楽天プレミアムカード
- 2位:アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード
- 3位:アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
- 4位:セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
- 5位:三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
- 6位:ダイナークラブカード
- 7位:JCBプラチナ
- 8位:エポスプラチナカード
- 9位:三井住友プラチナカード
- 10位:UCプラチナカード
1位:楽天プレミアムカード | 実質無料でプライオリティパスを利用できるコスパ最強カード

| 楽天プレミアムカードの概要 | |
|---|---|
| 年会費(税込) | 11,000円 |
| プライオリティパス内容 | 世界1,400ヶ所以上の海外空港ラウンジが年5回まで無料(6回目以降は1回35ドル) 国内空港ラウンジは無制限で利用可能 |
| ポイント還元率 | 1.0%〜(楽天市場利用で最大5倍以上) |
| 国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB/American Express |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険:5,000万円(自動付帯4,000万円+利用付帯1,000万円) 国内旅行傷害保険:5,000万円(自動付帯) |
| 追加カード | ETCカード 家族カード |
| 主な申し込み条件 | 年齢:18歳以上(高校生を除く) 収入:安定した収入 |
| 発行スピード | 最短1週間程度 |
| 特徴 | ・年会費11,000円で本来40,000円以上のプライオリティパスが利用可能 ・海外空港ラウンジ利用回数が年5回まで無料 ・楽天市場での買い物が常にポイントアップ ・国内外の旅行保険も充実 |
| 公式サイト | 楽天プレミアムカード公式サイト |
- 年会費1万円台で年5回まで無料でラウンジ利用可能
- 楽天市場をよく使う人ならポイント還元がさらに有利
- 旅行保険も充実
- 同伴者は有料
- 楽天ブラックカードと比べると特典は少なめ
楽天プレミアムカードは、プライオリティパス付帯カードの中でもコスパ最強と言われる定番カードです。
最大の魅力は、年会費11,000円(税込)という手軽なコストで、通常4万円以上するプライオリティパスを年5回まで無料で利用できる点でしょう。
ラウンジを1〜2回使うだけでも元が取れる計算になるため、ライトユーザーにもおすすめです。
さらに、楽天市場での買い物ではポイント倍率がアップするため、日常の生活費やネットショッピングでポイントを貯めたい人にとってもメリットが大きいです。楽天をよく活用している人なら、ポイント還元で年会費分を相殺するのも難しくありません。
一方で注意したいのは、楽天プレミアムカードのプライオリティパスは本人は無料ですが、同伴者は有料です。
そのため、家族やパートナーといっしょにラウンジを使いたいという人には少し不便かもしれません。もし、同伴利用を前提に考えているなら、アメックス系のカードやプラチナクラス以上を検討する方がいいでしょう。
とはいえ、個人で年に2〜4回程度旅行・出張に行く人にとっては間違いなく一番おすすめです。
総合的に見ると、「楽天プレミアムカードはプライオリティパスを安く手に入れたい」「楽天市場で日常的に買い物をする」という人にはベストな選択肢です。
楽天プレミアムカードは、コスパと実用性を兼ね備えた、万人向けの1枚といえるでしょう。
銀行員時代にこのカードを提案した時、海外出張の待ち時間が本当に快適になったと喜んでいたお客様もいらっしゃいました。
2位:アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード | サービス充実&ステータス性、年2回までプライオリティパス無料

| アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードの概要 | |
|---|---|
| 年会費(税込) | 39,600円 |
| プライオリティパス内容 | 世界1,300箇所以上の空港ラウンジが年2回まで無料 ※要登録。3回目からは35ドル。同伴者は35ドルで有料 |
| ポイント還元率 | 1.0% (メンバーシップ・リワードプラン加入で実質1.0%超も可) |
| 国際ブランド | American Express |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯) 国内旅行傷害保険:最高5000万円(利用付帯) |
| 追加カード | 家族カード2枚まで無料 |
| 主な申し込み条件 | 年齢:20歳以上 収入:公式基準は非公開だが、年収400万円以上が目安との情報も。実際には年収500万円以上の申込者が多いという調査データもあり安定収入を重視。 |
| 発行スピード | 約1〜2週間程度 |
| 特徴 | ・ステータス性の高いゴールドカード ・プライオリティパス付帯(年2回まで無料) ・家族カード1枚無料 ・レストラン優待や空港送迎サービスが豊富 |
| 公式サイト | アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード公式サイト |
- プライオリティパスを年2回まで無料利用可能
- ステータス性が高く、社会的信用度も抜群
- 家族カードが2枚無料
- 海外旅行傷害保険が最高1億円と手厚い
- レストラン優待や空港送迎サービスなど、旅行以外の特典も豊富
- 年会費はやや高め
- プライオリティパスは年2回までと制限がある
- 同伴者は有料
- ラウンジを頻繁に使う人には物足りない
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは、トータルでサービスを楽しみたい人に向いたゴールドカードです。
プライオリティパスは年2回まで無料と制限があるものの、空港送迎サービスやレストラン優待、手厚い旅行保険など、旅行をサポートする特典がバランスよく備わっています。
特に、家族カードが2枚無料で付帯する点は注目ポイントです。夫婦でカードを持ちたい場合、他社カードと比べてコストを抑えつつ同等のサービスをシェアできるのは大きなメリットです。
また、レストラン優待やアメックスらしい会員限定サービスは、旅行だけでなく日常生活でも「持っていてよかった」と実感できるシーンを増やしてくれます。
一方で、ラウンジを毎回使いたい人には向きません。プライオリティパスをヘビーユーザーするなら上位のプラチナカードがおすすめです。
ですが、年に1〜2回程度の利用で十分という人なら、このゴールド・プリファードは安心感・ステータス・特典のバランスが取れた優秀な選択肢となるでしょう。
3位:アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード | 同伴者1名無料&ホテル優待が豊富なハイステータスカード

| アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの概要 | |
|---|---|
| 年会費(税込) | 165,000円 |
| プライオリティパス内容 | ・世界1,400ヶ所以上の空港ラウンジを無制限利用可能 ・本会員+同伴者1名まで無料(要登録) ・センチュリオン・ラウンジ羽田は同伴者2名まで無料 |
| ポイント還元率 | 1.0%〜 (メンバーシップ・リワード・プラスで多彩な交換が可能) |
| 国際ブランド | American Express |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯) 国内旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯) キャンセル保証やショッピング保険も充実 |
| 追加カード | 家族カード4枚まで無料 |
| 主な申し込み条件 | 年齢:20歳以上 収入:公式には非公開。年収500〜600万円以上が目安とされるケースが多い。安定収入と信用情報が重視される |
| 発行スピード | 審査通過後、約1〜2週間程度 |
| 特徴 | ・プライオリティパス無制限+同伴者1名無料 ・世界中のホテル優待(ファイン・ホテル・アンド・リゾート) ・コンシェルジュサービスが利用可能 ・家族カード4枚無料で特典シェア可能 |
| 公式サイト | アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード公式サイト |
- プライオリティパスを無制限で利用可能
- 同伴者も1名まで無料でラウンジ利用できる
- 24時間365日対応のコンシェルジュサービス
- 海外旅行保険・ショッピング保険が手厚い
- 年会費が高額
- ステータス性・特典を使いこなせない人にはオーバースペック
- アメックスは海外で使えない場所も一部残っている
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードは、ラグジュアリーな旅行体験を求める人向けのハイステータスカードです。
プライオリティパスは無制限利用が可能で、同伴者は通常1名まで無料。さらに、羽田空港のセンチュリオン・ラウンジは、同伴者2名まで無料なのは他カードにはなかなかない大きな魅力。夫婦やパートナーとの旅行なら、追加コストをかけずにラウンジを楽しめます。
また、ホテル優待は、ファイン・ホテル・アンド・リゾートを利用すると、アーリーチェックインやレイトチェックアウト・朝食無料・館内クレジットなどがつくため、年数回の高級ホテル滞在だけでも年会費の元を取れることがあるでしょう。
さらに、家族カードが4枚まで無料というのも圧倒的です。他のカードでは家族カードも年会費がかかるものが多いので、家族全員で特典を共有できるのは大きなメリットです。
年会費は165,000円と高額ですが、コンシェルジュサービス・ホテル優待・充実した保険を総合的に考えれば、出張や旅行が多い人にとっては十分に元が取れるカードです。
コスパ重視ではなく、移動や宿泊を含めた旅行体験の質をワンランク上げたいという人にぴったりの1枚といえるでしょう。
銀行員時代、海外出張が多いお客様にアメックス・プラチナをご案内したことがあります。「同伴者も無料で入れるから、夫婦で旅行するときに非常に助かる」と喜ばれたのを今でも覚えています。
特に、ホテル優待とコンシェルジュの利用価値は高く、ただカードを持っているだけで旅の質が格段に上がると評価されていました。
4位:セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード | 年会費3万円台でプライオリティパス無制限・ポイント2倍&旅行サービス充実

| セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの概要 | |
|---|---|
| 年会費(税込) | 33,000円 |
| プライオリティパス内容 | 世界1,700ヶ所以上の空港ラウンジを無制限利用可能 (要登録。同伴者は有料) |
| ポイント還元率 | 0.5%〜1.0% (永久不滅ポイント・セゾンポイントモール利用で還元率アップ) |
| 国際ブランド | American Express |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯) 国内旅行傷害保険:最高5,000万円(自動付帯) ショッピング保険他 |
| 追加カード | 家族カード:3,300円(税込) ETCカード無料 |
| 主な申し込み条件 | 年齢:20歳以上 収入:安定継続収入がある人 |
| 発行スピード | 最短3営業日発行 |
| 特徴 | ・年会費3万円台でプライオリティパス無制限 ・海外旅傷害保険が自動付帯&補償額も手厚い ・永久不滅ポイントで失効の心配なし |
| 公式サイト | セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード公式サイト |
- 世界1,700ヶ所以上の空港ラウンジを無制限で利用可能
- 国内・海外のショッピングでポイント2倍、マイル連携も可
- 発行最短3営業日で準備がしやすい
- 家族カードは有料(3,300円/枚)
- 還元率は基本0.5%と高くはない
- アメックスブランドのため一部加盟店で使えないケースもある
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは年会費33,000円でプライオリティパスを無制限で利用できる点が大きな魅力です。
楽天プレミアムカードが年5回まで無料に改定された今、無制限で使えるカードを探している人には大きな選択肢となるでしょう。
また、海外旅行傷害保険最高1億円(利用付帯)と保証が手厚く、旅行や出張でのトラブルに備えたい人にとって、安心感のある1枚といえるでしょう。
一方で、家族カードが有料(年会費3,300円)である点や、基本還元率が0.5%と低めなのがデメリットです。
しかし、旅行や出張でプライオリティパスと旅行保険を重視する人にとっては、コスパの良さが光る1枚です。
5位:三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード | 年会費2万円台でプラチナ特典が揃う高コスパカード

| 三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの概要 | |
|---|---|
| 年会費(税込) | 22,000円 |
| プライオリティパス内容 | 世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジを無制限利用可能 (要登録。同伴者は有料35ドル) |
| ポイント還元率 | 0.5%〜1.0%(グローバルポイント。優遇プログラムで還元率アップ可) |
| 国際ブランド | American Express |
| 付帯保険 | ・海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯分最高5,000万円+利用付帯分5,000万円) ・国内旅行傷害保険:最高5,000万円(自動付帯) ・ショッピング保険他 |
| 追加カード | 家族カード:1枚無料、2枚目以降は3,300円(税込) |
| 主な申し込み条件 | 年齢:20歳以上 収入:安定継続収入がある人 |
| 発行スピード | 約1〜2週間程度 |
| 特徴 | ・年会費2万円台でプライオリティパス無制限 ・家族カード1枚無料 ・プラチナコンシェルジュデスクや各種優待が利用可能 |
| 公式サイト | MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス公式サイト |
- 年会費22,000円でプライオリティパスを無制限利用可能
- 海外旅行傷害保険が自動付帯&最高1億円と手厚い
- 家族カード1枚が無料でコスパ良好
- プラチナ専用コンシェルジュデスクが利用可能
- ホテルやレストラン優待も揃っており、旅行・出張に強い
- 基本還元は0.5%と標準的
- プラチナとはいえ、アメックス本家プラチナと比べると特典は限定的
- 同伴者はラウンジ無料対象外
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは年会費をなるべく抑えつつ、プラチナカードの特典を体験したいという人にぴったりな1枚です。
年会費は22,000円と手頃ながら、プライオリティパスを無制限で利用できる点は大きな強みでしょう。
楽天プレミアムカードが年5回まで無料に改定された今、年2万円台で無制限利用できるカードは貴重です。
また、付帯保険も手厚く、海外旅行傷害保険は最高5,000万円までが自動付帯。出張や旅行の際、万が一のトラブルにも強い安心感を持てます。
さらに、家族カードが1枚無料なのも嬉しいポイント。夫婦でラウンジを利用したい人にとっては、コストを抑えながら特典をシェアできるのは大きなメリットです。
さらにプラチナコンシェルジュデスクでは、旅行やレストラン予約、出張時の手配などを代行してくれるため、忙しいビジネスパーソンには心強い存在となります。高額なアメックス・プラチナほどではありませんが、十分なサービスをリーズナブルに利用できる点がこのカードの魅力です。
一方で、ポイント還元率は0.5%と標準的で、日常の買い物でポイントを貯めたい人には少し物足りないかもしれません。
ただし、空港ラウンジ+保険+コンシェルジュをメインに考える人にとっては、年会費以上の価値を提供してくれるカードといえるでしょう。
銀行員時代、コストを重視しつつプラチナ特典を求めるお客様にこちらをご案内したことがあります。
「コンシェルジュが旅行の手配をしてくれるから助かる」「年会費が高すぎないのに保険も安心」と喜ばれ初めてのプラチナカードとして選ばれるケースが多かったのを覚えています。
6位:ダイナースクラブカード | ステータスと独自ラウンジに強み、旅行好きには根強い人気

| ダイナークラブカードの概要 | |
|---|---|
| 年会費(税込) | 24,200円 |
| プライオリティパス内容 | ・世界1,600ヶ所以上の海外空港ラウンジが年10回まで無料 ・国内空港ラウンジは利用制限なし ※要登録。同伴者は有料 |
| ポイント還元率 | 0.4%〜1.0% (リワードプログラム。マイル移行などに強み) |
| 国際ブランド | Diners Club International |
| 付帯保険 | ・海外旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯) ・国内旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯) ・ショッピング保険他 |
| 追加カード | 家族カード:5,500円(税込) |
| 主な申し込み条件 | 年齢:なし(当社所定の基準を満たす方、との記載) 収入:公式基準は非公開。年収500万円以上が目安とされてるケースが多い |
| 発行スピード | 約1〜2週間程度 |
| 特徴 | ・プライオリティパス無制限+独自ラウンジも利用可能 ・ステータス性が高く、招待制の上位カードにつながる グルメ・トラベル優待が豊富 |
| 公式サイト | ダイナースクラブカード公式サイト |
- プライオリティパスで海外空港ラウンジを年10回まで無料で利用可能
- 国内空港ラウンジは回数無制限で利用可能
- ダイナースクラブラウンジも利用でき選択肢が広い
- 海外、国内旅行保険が最高1億円と手厚い
- ステータス性が高く、ビジネスや接待シーンで信頼感がある
- グルメ優待(エグゼクティブダイニング)など食事関連特典が充実
- 家族カードは年会費5,500円
- ポイント還元が0.4%〜とやや低め
ダイナースクラブカードは歴史あるステータスカードと長年支持されてきたブランドです。
プライオリティパスを国内ラウンジは回数無制限、海外は年10回まで無料で利用可能。さらに、ダイナースクラブ独自の提携ラウンジを使えるのが他のカードにはない特徴です。
世界中の空港ラウンジが使えるというのは、フライト前に落ち着いて過ごしたい人にとって大きな安心感を与えられます。
さらに、旅行保険は海外・国内共に最高1億円手厚く、他のプラチナカード以上の保証内容も誇れるところでしょう。出張が多いビジネスパーソンや、家族旅行で安心を重視する人にも強くおすすめできる1枚です。
また、グルメ優待が豊富なのもダイナースの魅力です。特にエグゼクティブダイニング(対象レストランで1名分無料)は人気が高く、接待や記念日のディナーなどでも重宝されます。
一方で、ポイント還元率は0.4%〜と低めで、普段使いの決済ポイントを貯めたい人には不向きでしょう。
ですが、ラウンジ利用・ステータス性・グルメ優待に価値を置く人にとっては、年会費以上のメリットを得られるカードです。
以前、出張が多い経営者にご紹介した際、「ラウンジ選びの幅が広がるのが魅力」と言われました。
特にダイナース独自のラウンジを利用できる点を高く評価され、「プライオリティパスだけでは物足りないから、これにして良かった」との声をいただいた経験があります。
7位:JCBプラチナ | 家族会員1名無料&国内特典が充実したバランス型カード

| JCBプラチナの概要 | |
|---|---|
| 年会費(税込) | 27,500円 |
| プライオリティパス内容 | 世界1,700ヶ所以上の空港ラウンジを無制限利用可能 (要登録。同伴者は有料) |
| ポイント還元率 | 0.5%〜(OkiDokiポイント。JCB STAR MEMBERSで翌年度ボーナスアップあり) |
| 国際ブランド | JCB |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高1億円() 国内旅行傷害保険:最高1億円() ショッピング保険他 |
| 追加カード | 家族カード:1枚無料、2枚目以降は3,300円(税込) |
| 主な申し込み条件 | 年齢:20歳以上 収入:安定継続収入がある人 |
| 発行スピード | 約1〜2週間程度 |
| 特徴 | ・プライオリティパス無制限利用可能 ・家族カード1枚無料でコスパ良し ・国内サービス(グルメ・ゴルフ・JCBラウンジ京都など)が充実 |
| 公式サイト | JCBプラチナカード公式サイト |
- 年会費2万円台でプライオリティパスを無制限利用可能
- 家族カードが1枚無料でコストを抑えられる
- 海外・国内旅行傷害保険が最高1億円と手厚い
- 国内優待(ゴルフエントリーサービス、グルメベネフィット、JCBラウンジ京都など)が豊富
- JCBブランドなので国内での利用先が多い
- ポイント還元率は0.5%と標準的。ポイント重視派には物足りない
- 同伴者のラウンジ利用は有料
- 海外ではJCBが使えない地域がまだ多い
JCBプラチナは、国内での使いやすさと特典のバランスに優れたプラチナカードです。
年会費27,500円でプライオリティパスを無制限に利用可能。
さらに家族カードが1枚無料で付与されるのは、夫婦や家族で空港ラウンジを使いたい人にとって大きな魅力です。
付帯保険も手厚く、海外・国内共に最高1億円まで補償で、旅行や出張での安心感は、同価格帯の他のカードに比べても引けを取りません。
さらに、JCBならではの国内特典も豊富です。グルメベネフィットでは対象レストランで1名分無料の特典を受けられたり、ゴルフエントリーサービスで人気コースの予約をサポートしてもらえたりと、日常生活でもプラチナの価値を実感できるのがポイントです。
一方で、ポイント還元率は0.5%と標準なので、普段の決済でポイントを貯めたい人には不向きでしょう。
また、海外利用でVISAやMastercardほどの利便性はありません。JCBが利用できない地域もあるでしょう。
しかし、国内を中心に旅行や出張をする人にとっては、保険の安心・ラウンジの無制限・国内優待の3拍子が揃った、コスパの高い1枚です。
国内中心で活動されるお客様におすすめしたことがありました。
「JCBは国内で本当に困らないし、家族カードが無料だからコスパもいい」と感想をいただき、”国内派にちょうどいい”と喜ばれたのが印象的です。
8位:エポス プラチナカード | 条件次第で実質年会費2万円以下、ポイント優遇も魅力

| エポス プラチナカードの概要 | |
|---|---|
| 年会費(税込) | 30,000円 (年間100万円以上利用で20,000円に優遇) |
| プライオリティパス内容 | 世界1,500ヶ所以上の空港ラウンジを無制限利用可能 (要登録。同伴者は有料) |
| ポイント還元率 | 0.5%〜1.5% (ボーナスポイントや選べるポイントアップショップで実質高還元も可) |
| 国際ブランド | Visa |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯) 国内旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯) ショッピング保険他 |
| 追加カード | 家族カードなし(代わりに「ファミリーゴールド」で連携可能) |
| 主な申し込み条件 | 年齢:20歳以上 収入:安定継続収入がある人 |
| 発行スピード | 約2〜3週間程度 |
| 特徴 | ・年間利用額に応じて年会費が実質2万円に ・プライオリティパス無制限利用可能 ・ポイント優遇が豊富で普段使いでも貯まりやすい |
| 公式サイト | エポス プラチナカード公式サイト |
- プライオリティパスを無制限利用可能
- 年間利用100万円以上で年会費が実質20,000円に
- ポイントアップショップ指定で最大3倍の還元率
- 海外・国内旅行保険が最高1億円と充実
- Visaブランドで国内外どこでも使いやすい
- 家族カードが発行できない(代替としてファミリーゴールドカード連携はあるが制限あり)
- 基本還元率が0.5%と標準的
- 発行までに時間がかかるケースあり
エポスプラチナカードは、使い方次第で年会費を抑えられる高コスパなプラチナカードです。
通常年会費は30,000円ですが、年間利用額が100万円を超えると翌年以降の年会費が20,000円に優遇されます。
普段から生活費や固定費をまとめて支払えば、この条件は達成しやすく、実質的に2万円台でプライオリティパス無制限利用が可能となります。
さらに、エポスカード独自の選べるポイントアップショップを使えば、指定店舗でポイント還元が最大3倍つき、日常生活の中で効率よくポイントを貯められるのも大きな魅力です。
また、Visaブランド国内外の加盟店カバー率が高く、海外旅行傷害保険も最高1億円と手厚いため、旅行や出張の強い味方になります。
一方で、家族カードを発行できない点はデメリットです。
家族でラウンジ利用したい人には不向きですが、個人での利用をメインにする人なら、年会費の安さ+充実した特典でコスパの高い1枚になります。
9位:三井住友カード プラチナ | Visaの安心感&国内外でバランスの取れた1枚

| 三井住友カード プラチナの概要 | |
|---|---|
| 年会費(税込) | 55,000円 |
| プライオリティパス内容 | 世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジを無制限利用可能 (要登録。同伴者は有料35ドル) |
| ポイント還元率 | 0.5%〜1.0% (Vポイント。年間利用額対象店舗での利用が還元率アップあり) |
| 国際ブランド | Visa/Mastercard |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯) 国内旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯) ショッピング保険他 |
| 追加カード | 家族カード:無料 |
| 主な申し込み条件 | 年齢:30歳以上 収入:安定継続収入がある人 |
| 発行スピード | 約1〜2週間程度 |
| 特徴 | ・プライオリティパス無制限利用可能 ・家族カードが無料で複数発行できる ・Visaブランドで国内外問わず利用しやすい ・コンシェルジュや各種優待サービスが利用可能 |
| 公式サイト | 三井住友カード プラチナ公式サイト |
- プライオリティパスを無制限で利用可能
- 家族カードが無料で発行できる
- Visa/Mastercardブランドで世界中どこでも使いやすい
- 海外・国内旅行保険が最高1億円と手厚い
- プラチナ専用のコンシェルジュデスクが利用可能
- 年会費55,000円は高額
- ポイント還元率は標準的で、ポイント重視派には物足りない
- プラチナ特典を活用しない人にはオーバースペック
三井住友プラチナカードは安心感と信頼性を最重視したい人に向けたハイグレードカードです。
Visa・Mastercardブランドを採用しているために、国内外でも決済に困らない安定性を備えています。
特に海外利用で加盟店の少なさが不安視されがちなJCBやアメックスと比較すると、この点は大きな魅力的なポイントです。
プライオリティパスは無制限で利用可能です。
家族全員でラウンジ特典を共有できるのは大きな強みで、旅行や出張の多い家族にとってコストパフォーマンスの高さが際立ちます。
また、専用コンシェルジュサービスを利用でき、レストラン予約や旅行手配もスムーズ。海外国内旅行保険はいずれも最高1億円と手厚く、安心して旅行できる環境が整っています。
一方で、年会費55,000円は高額であり、ポイント還元率も標準的な0.5%〜と、普段のショッピングでポイントを重視する人にとってはメリットが薄いかもしれません。
ただし、安心・信頼・家族利用を重視するなら、このカードは満足度の高い1枚です。
家族で海外旅行に行く予定のお客様にご案内した際、「家族カードが無料だから全員でラウンジを使えたのがありがたい」と言われ、Visaブランドの安心感もあって、”やっぱり信頼できる国内大手のカードが一番安心”とご満足していただけました。
10位:UC プラチナカード|年会費2万円台でPP無制限&充実のプラチナ特典

| UC プラチナカードの概要 | |
|---|---|
| 年会費(税込) | 22,000円 |
| プライオリティパス内容 | 世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジを年6回まで無料利用可能 (要登録。同伴者は有料) |
| ポイント還元率 | 0.5%〜 |
| 国際ブランド | Visa/Mastercard |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯) 国内旅行傷害保険:最高5,000万円(利用付帯) ショッピング保険 |
| 追加カード | 家族カード:1枚につき3,300円(税込) |
| 主な申し込み条件 | 年齢:18歳以上 収入:安定継続収入がある人 |
| 発行スピード | 約1〜2週間程度 |
| 特徴 | ・年会費2万円台でプライオリティパス無制限利用可能 ・Visa/Mastercardブランドで国内外どこでも安心 ・コンシェルジュデスクや旅行優待も付帯 |
| 公式サイト | UCプラチナカード公式サイト |
- 年会費2万円台でプライオリティパス年6回まで無料で利用可能
- Visa/Mastercardブランドで特に海外利用時決済しやすく不便がない
- 還元率は基本0.5%と低め
- 同伴者は無料にならず、別途料金が必要
UCプラチナカードは、年会費22,000円でプライオリティパスを年6回まで無料で利用できる、コストパフォーマンスに優れたプラチナカードです。
さらにVisa・Mastercardブランドなので、国内外問わず決済の不便さがありません。
また海外旅行保険は最高1億円と手厚く、国内旅行保険やショッピング保険も付帯。専用のプラチナコンシェルジュデスクや旅行・グルメ優待もあり、ステータス性と実用性の両立を実現しています。
一方で、ポイント還元率は0.5%と低めなので、日常のショッピングでポイントを重視したい人には物足りないかもしれません。
しかしラウンジ利用+安心の保険+ステータスを低コストで手に入れたい人にとっては、お得な1枚です。
プライオリティパスでよくある質問
審査に通りやすいプライオリティパス付帯カードはありますか?
一般的に楽天プレミアムカードやエポスプラチナカードなど、年会費が比較的安く設定されているカードは審査難易度が低めです。
一方でアメックス・プラチナやダイナースクラブなどの高ステータスカードは、収入・信用情報に対して厳しめの審査基準があります。
プライオリティパスのランクって何ですか?
プライオリティパスには3つのランクがあります。
- スタンダード:年会費約99ドル(約15,000円)。利用ごとに1回35ドル(約5,000円)
- スタンダード・プラス:年会費約329ドル(約50,000円)。ラウンジ利用10回まで無料。
- プレステージ:年会費約469ドル(約70,000円)。ラウンジ利用無制限。
クレジットカードに付帯するのは主に、プレステージ(無制限)か、条件付きスタンダード・プラス相当(回数制限あり)です。
デジタル会員証だけでラウンジに入れますか?
はい。ほとんどのラウンジでプライオリティパス公式アプリのデジタル会員証(QRコード)が利用できます。
ただし、一部のラウンジでは物理カードが必要となるケースがあるため、海外旅行前には必ず利用予定ラウンジの条件を公式サイトで確認しておくのがおすすめです。
同伴者も無料でラウンジを利用できるカードはありますか?
はい、あります。
代表的なのはアメリカン・エキスプレス・プラチナで本会員に加えて同伴者1名も無料で利用可能です。
一方、楽天プレミアムカードやセゾンプラチナなど多くのカードは同伴者は有料(1人当たり35ドル前後)となるため、家族やパートナーと一緒に使いたい方は同伴者無料特典がついているカードを選ぶと安心です。
クレジットカードが届けば、すぐにプライオリティ・パスを使えますか?
いいえ。クレジットカードが届いたら、別途プライオリティパスの利用登録が必要です。
申込から会員証(カード/デジタル)が届くまでに1〜2週間程度かかるのが一般的です。
そのため、すぐにラウンジを使いたいという人は、旅行スケジュールを逆算して早めに申込を済ませておくことが大切です。
まとめ:空港ラウンジの利用頻度に合わせてプライオリティパス付帯カードを選ぼう
プライオリティパスは、世界1,300箇所以上の空港ラウンジを利用できる便利なサービスです。
ただし、クレジットカードによって「利用回数の制限」「同伴者の扱い」「特典の充実度」に大きな違いがあります。
今回の記事で解説した内容をまとめました。結論としては、自分の旅行スタイルや予算によって最適なカードは変わります。
- コスパ重視なら楽天プレミアムカード(年5回まで無料で利用可能)
- バランス型ならゴールドプリファードやセゾンプラチナ
- 家族や同伴者も一緒に使いたいならアメックスプラチナ
- 国内特典やステータスを重視するならJCBプラチナやダイナースクラブ
また、利用には事前のプライオリティパスの登録が必要で、カードが届いた直後から使えるわけではありません。
旅行の予定がある人は、余裕を持って申込を進めることが大切です。
銀行員時代の経験からも感じますが、プライオリティパス付帯カードは持っているだけで旅の快適さや安心感が大きく変わるアイテムです。
ぜひこの記事を参考に、あなたのライフスタイルにぴったりの1枚を見つけて、より快適な空の旅を楽しんでください。

