『保険税務のすべて』書籍版は休刊とし、WEB版へ移行
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『保険税務のすべて』は、昭和40年の創刊以来、年度版として61年間にわたり毎年発行を続けてきました。
当時から名称は「実務者必携 保険税務のすべて」ですが、創刊当時はA5判、110ページの小冊子であり、生命保険に関する税務の記述も全体の1割程度と少なく、税務の基礎知識のような内容でした。それが、60年の年月を経て、令和6年度版ではB5判、1700ページにもなり、単純計算でそのボリュームは約25倍となっていました。
この背景には、販売されている生命保険の種類の多様化、法人契約を中心とした提案の多様化があります。昭和40年頃は、個人の生命保険は養老保険、定期付養老保険の時代でした。法人契約も団体定期保険がメインでしたから、生命保険に関して税法等で規定されていたものは、生命保険料控除や死亡保険金の非課税金額など、ごくわずかでした。
その後、生命保険会社の数も増え、法人契約を中心に多種・多様な商品が販売されるようになり、法令・通達等の改正が続きました。
しかし、印刷物である以上、ページ数の増加は印刷コストにはね返るため、際限なく増やすことはできません。新しい情報を加筆しようとすれば、既存の内容を整理・削除する必要があります。
近年の印刷コストの上昇に加え、令和10年6月までに施行予定のトラック新法による物流コストの増加を鑑みると、書籍としての発行を見直す必要に迫られ、令和8年度から休刊とさせていただきます。
弊社では、平成17年より『保険フォーラム』サイトで『WEB版 保険税務のすべて』をスタートさせており、今年度よりこのWEB版に全面移行することとしました。
インターネットにより快適にご利用いただけるようデータベース化し、検索機能やハイパーリンクなどWEBならではの操作性もあります。また、書籍では削除した内容のほか、裁判例や裁決事例も詳細に掲載し、長年にわたりご愛用いただいた書籍版をさらに充実させた内容となっております。