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第一生命ホールディングス、OceanLife社(タイ生命保険会社)との資本関係を解消

第一生命ホールディングスは、同社グループの中間持株会社である第一生命インターナショナルホールディングス合同会社(以下、「DLIHD」)が保有するタイの生命保険会社OceanLifeInsurancePublicCompanyLimited(以下、「オーシャンライフ社」)の全株式(出資割合24.0%)を、オーシャンライフ社の支配株主である創業者一族に譲渡することについて、両者間で合意した。
同社は2008年のオーシャンライフ社への出資を含む戦略的業務提携を開始して以来、15年以上に渡りオーシャンライフ社の企業価値向上、タイ生命保険市場の発展への貢献、タイに進出している日系企業への団体保険商品の提供等に取り組んできた。今般、中期経営計画における同社海外保険事業戦略等も踏まえたうえで、株主間で協議した結果、DLIHDが保有するオーシャンライフ社の全株式をオーシャンライフ社の創業者一族に譲渡することが双方にとって最善策であるとの判断で創業者一族と合意した。なお、資本関係の解消後においても、オーシャンライフ社とは良好な関係を継続していく。
また、今回の株式売却に伴い2026年3月期の決算において特別利益を計上する見込みである。
同社は引き続き、魅力的な株主還元の実現に向け戦略的な資本配分を進めるとともに、既存海外保険事業を通じたオーガニック戦略と、良質なM&A等のインオーガニック戦略によって、さらなる海外保険事業の成長に取り組んでいく。

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