ハイローオーストラリアで取引を始める際、「複数口座を開設して攻略したい」と考える人も多いでしょう。
デモ口座と本番口座を使い分ける方法や、別の口座を作れば入金・出金の管理がしやすくなるのでは? という疑問もよくあります。
しかし、結論から言うと、ハイローオーストラリアでは1人1口座が原則で、複数の口座を持つことは禁止されています。
もし規約を破って複数の口座を開設し、ログインがバレた場合、口座凍結や出金拒否といったリスクが伴います。
また、アプリやPCを利用した同時ログインの可否についても注意が必要です。
本記事では、ハイローオーストラリアで複数口座を持つ方法の可否や、禁止されている理由・リスクを徹底解説。
さらには「複数口座の代わりに使える攻略法」からバイナリーオプションで複数口座をもつことのメリット・デメリットについて詳しく解説します。
安全に取引するために、ぜひ最後までお読みください。
ハイローオーストラリアで複数口座を開設することはできない

利用規約で明確に禁止されており、複数口座を開設したことが発覚すれば強制解約(口座凍結)の対象になります。
ここではハイローオーストラリアの複数口座が禁止されている詳細と、規約違反になるとどうなるかについて紹介します。
ハイローオーストラリアでは1人が複数口座を持つことを利用規約で禁止している
ハイローオーストラリアでは同一人物による複数アカウントの所持は禁止されています。
実際、ハイローオーストラリアの「よくある質問」にも「同一人が複数口座を開いたことが確認された場合(両方の口座を解約することがあります)」と記載されています。
このことから複数口座の開設は規約違反であることが示されています。
このルールは非常に厳格で、システム上は複数の口座を作成できてしまう場合があっても運営側の判断で拒否・解約されるとされています。
過去に公式に複数口座の開設が認められた例はなく、事実上不可能と考えてよいでしょう。
利用規約に違反すると口座が凍結され強制解約になる
ハイローオーストラリアでは口座凍結(強制解約)された場合、その口座での取引継続や入出金が一切できなくなります。
特に出金リクエストも受け付けてもらえなくなるため、それまでに得た利益も没収される恐れがあります。
実際に「両方の口座を解約する」と公式にもある通り、一人で複数口座を持っていたことが確認されればすべての資金・利益を失うリスクを負うことになるのです。
このように、ハイローオーストラリアで複数口座を持つことは規約上認められておらず、発覚すれば厳しい処分が下ります。
リスクが極めて大きいため、「絶対に儲かるから」といった理由があっても安易に複数アカウントを作成するのは避けるべきです。
金融庁も「海外所在の無登録業者との取引で出金に応じてもらえないトラブルが発生している」と警告しており、ルール違反のみならず出金拒否など深刻な事態につながる可能性があります。
リスク承知でハイローオーストラリアで複数口座を開設する方法

規約違反の重大性を理解した上でも「どうにかしてハイローで2つ以上の口座を持ちたい」と考える方もいるかもしれません。
しかし、どのような方法であれ違反行為には変わりなく非常にリスクが高いことを強調しておきます。
その上で、複数口座開設の手段として「家族名義での口座開設」と「他人名義での口座開設」があります。
以下ではそれぞれの方法とリスクについて解説します(※ いずれも推奨はできません)。
家族名義で口座開設する方法とリスク
自分ではなく家族の名義を使えば本人は1人でも別名義で複数の口座を持てるのではないかと考える方がいます。
しかし、家族名義でハイローオーストラリアの口座を開設するのにも厳しい制約とリスクがあります。
まず、家族とはいえ同居している場合は本人確認書類(身分証)の住所が自分と同じになるため、その時点で運営に警戒される可能性が高いです。
提出書類で既存ユーザー(自分)と住所が一致すれば口座開設審査に通らない場合もあるでしょう。
仮に審査を通過できても、同じ家に住んでいればインターネット回線も共有しているためアクセス元のIPアドレスが重複します。
ハイローオーストラリアでは同一IPアドレスや同一端末から複数口座にログインする行為も禁止されており、結局すぐに複数口座利用が発覚してしまいます。
しかし、毎回取引のたびに違う場所や環境を用意するのは現実的ではありません。
総合的に見て、家族名義で複数口座を運用するのは非常に困難で危険だと言えます。
他人名義で口座開設する方法とリスク
他人の名義で口座を作り、それを自分の口座と合わせて複数運用する方法も考えられますが、この手法にも重大なリスクと手間が伴います。
他人名義で作った口座には、その他人の銀行口座やクレジットカードからでなければ入金できません。
出金時も名義人本人の銀行口座しか使えないため、利益を引き出すには一旦他人の口座に振り込まれることになります。
その際、発生した利益については口座名義人である他人が税法上の「課税対象者」となります。
また、安易に名義を貸したり借りたりすると、最悪の場合詐欺やマネーロンダリングの片棒を担ぐことにもなりかねません。
他人から金銭を贈与された場合、一年間で110万円を超えると贈与税が課されるため、口座を貸してくれた人にも自分にも余計な税負担や申告義務が発生します。
さらに重要なのは、たとえ双方合意の上でも「口座の貸し借り」は法律で禁止された行為だという点です。
以上のように、他人名義で複数口座を運用することは手間やリスクが大きすぎて現実的ではなく、非常に危険です。
規約に違反してまで無理に複数アカウントを運用するメリットは乏しく、デメリットの方が遥かに大きいでしょう。
複数口座を開設したい場合は他のバイナリーオプション業者を利用しよう

どうしても複数の取引口座を持ちたいのであれば、ハイローオーストラリアで無理をするのではなく別のバイナリーオプション業者に口座を開設することを検討しましょう。
ハイローオーストラリア以外にも日本語対応で信頼できる海外業者はいくつか存在しており、それらに口座を作れば合法的に複数の口座を持つことが可能です。
特に以下で紹介する「ザオプション(theoption)」や「ブビンガ(Bubinga)」といった業者は、ハイローオーストラリアに次いで日本人トレーダーに利用されている海外バイナリーオプション業者です。
ハイローと併用すれば複数の口座を使った取引戦略も実現できますし、仮にハイロー口座が利用できない状況になっても他の口座で取引を続けられるというメリットもあります。
以下に主要スペックを比較表にまとめましたので参考にしてください。
【一覧表】複数口座開設できる他のバイナリーオプション業者
業者名 | ボーナス・キャンペーン | 最低入金額(最低取引額) | 最大ペイアウト率 | 特徴・備考 |
---|---|---|---|---|
ザオプション | 初回入金100%ボーナス等のキャンペーンあり | 5,000円 (1,000円) | 2.30倍 (短期スプレッド取引) | ハイローに匹敵する水準の取引条件。 日本語サポート対応。 |
ブビンガ | 口座開設だけで20ドル入金不要ボーナス+初回入金100%(最大$1,500)ボーナス等 | $5(約800円) ($1) | 1.95倍~10倍 | ペイアウト率は取引モードによって変動。 短期取引は最大1.95倍だが、高倍率モード(NFXなど)では10倍超も可能。 少額資金ではじめられボーナスが充実。 |
各業者とも基本的に一名義につき1口座までです。
同一業者内で複数のアカウントを持つことはできませんが、別々の業者であればそれぞれ1口座ずつ開設可能なので合計複数の口座を運用できます。
上記のザオプションやブビンガであれば、ハイローオーストラリアの代わりや併用先として十分活用できるでしょう。
実際、各社ごとに取扱銘柄やペイアウト率、ボーナスキャンペーンが異なるため業者ごとに異なるメリットを享受できます。
ハイローオーストラリア一社にこだわらず、こうした他社口座も検討することでリスク分散とチャンス拡大につながるでしょう。
バイナリーオプションで複数口座を持つメリット・利点

複数の取引口座(アカウント)を持つことにはいくつかのメリットがあります。
ただし、ハイローオーストラリア内で複数口座を持つことはできません。
よって、ここで言う「複数口座」とはハイロー+他社口座など複数の業者にまたがって口座を持つケースを想定しています。
新規口座開設ごとのキャッシュバックボーナスを受け取れる
ハイローオーストラリアでは新規口座開設者に5,000円のキャッシュバック(初回取引額に応じて付与)という特典があります。
本来ハイローでは一人一度しかもらえませんが、もし別名義で複数口座を開設できればその都度5,000円分のボーナスを得られる計算になります。
実際にはハイローでそれは不可能なので、代わりに他社の新規口座ボーナスを活用することになるでしょう。
例えば、先述のブビンガでは登録するだけで20ドルの入金不要ボーナスや、初回入金額に対する100%分のボーナスなどが提供されています
このように業者ごとのボーナスを使い分ければ、その分お得に取引資金を増やすチャンスが得られます。
複数の口座を持つことで各社のキャンペーンをフル活用できるのは大きなメリットです。
業者ごとに取引銘柄や取引手段を使い分けられる
複数の口座を持っていれば、業者毎に異なる取引銘柄や手法を試すことが可能になります。
例
- ハイローオーストラリア…判定時間30秒~1秒の短期取引が充実
- IG証券…取扱銘柄100種類以上
複数のプラットフォームを使い分けることで、より多くのマーケット機会にアクセスできるという利点があります。
また、業者ごとに得意な戦略を分けることもできます。
さらに、ある業者ではスプレッド取引(ペイアウト倍率が高い代わりに判定にハンデあり)を利用し、他の業者では通常取引のみ行う、といった戦術の幅を広げることも可能です。
極端な例ではありますが、複数口座があれば「同じタイミングで異なる方向の取引をする」ことも物理的にはできます。
総じて、複数の取引口座を持てば各社の特徴を活かして取引の選択肢を増やせる点が大きなメリットと言えるでしょう
バイナリーオプションで複数口座を持つデメリット・リスク

一方で、複数の口座を運用することにはデメリットやリスクもあります。
特に計画性なく口座数だけ増やせば、資金管理やリスク管理が難しくなり損失が拡大する危険性があります。
複数口座のメリットに目が行きがちですが、以下のような注意点にも目を向けましょう。
損失額が増える可能性がある
口座を増やすということは、それだけ取引機会が増えたり資金を投じる場面が多くなることを意味します。
例えば2つの口座で同時に取引を行えば、勝てば利益も増えますが負ければ損失も2倍になります。
特に「両方の口座で同じタイミングに反対方向の取引(両建て)をする」という手法を考える人もいます。
しかし、期待どおりに片方が当たってももう片方では必ず損失が出るため、状況によっては結果的に両方負けるリスクもあります。
実際、ハイローオーストラリアでペイアウト倍率2倍超のスプレッド取引を両建てした場合、判定レートが微妙な位置になるとHighとLowの両方が失敗するケースもありうると公式に禁止されています。
つまり損失が単純に2倍になる危険があるのです。
また、複数の口座に資金が分散していることで「このくらい大丈夫だろう」とリスク管理が甘くなり、合計の損失額が膨れ上がる心理的な落とし穴もあります。
余計な口座を増やすほど、損失リスクも連動して増える点には注意しましょう。
1回の取引あたりの取引額が少なくなる
例えば資金が10万円しかないのに2つの口座を作れば、それぞれの口座に5万円ずつしか入れられません。
そうなると1回の取引に投入できる金額も小さくならざるを得ないでしょう。
ハイローオーストラリアでは最低取引額1,000円ですが、資金5万円で1回1万円賭けるのと資金10万円で1回1万円賭けるのとではリスク許容度が異なります。
ある程度潤沢な自己資金がある人であれば複数口座に分けても各口座に十分な残高を用意できます。
しかし、そのような人ほど万一全口座凍結などの事態になった場合のダメージも大きくなります。
逆に資金が少ない人ほど、口座を増やすことで一つひとつの口座が少額になり取引効率が悪化します。
複数口座運用にはこうした非効率性も伴う点を覚えておきましょう。
ハイローオーストラリアの複数口座についてよくある質問

ここではハイローオーストラリアの複数口座についてよくある質問をまとめました。
ハイローオーストラリアで複数口座を開設することはできますか?
できません。
ハイローオーストラリアでは一人が開設できる口座は1つまでと利用規約で定められており、複数口座の開設・所持は禁止されています。
仮に家族や他人の名義を使って2つ目以降の口座を作成した場合でも、運営に発覚すれば両方の口座が強制解約(凍結)となり利用できなくなります
規約違反行為は厳しく処分され、利益も没収されるリスクがあるため絶対にやめましょう
ハイローオーストラリアは複数の端末でログインできますか?
基本的に同時ログインは推奨されていません。
ハイローオーストラリアでは複数のデバイスから同時にログイン操作を行うとエラーになる可能性があります。
なお、異なる端末であっても同じアカウントにログインすること自体は可能です。
ただしIPアドレスや端末情報が同一のまま複数口座にアクセスする行為(例えばスマホで自分の口座AにログインしつつPCで家族名義の口座Bにログインする等)は利用規約違反とみなされます
バイナリーオプションで複数口座を持つメリットは何ですか?
複数の口座を持つことで各社のボーナスやサービスを使い分けられる点や、取引の幅が広がる点がメリットです。
また、業者によって取扱銘柄やペイアウト率、取引ツールが異なるため複数のプラットフォームを併用すれば有利な条件で取引しやすくなります。
ハイローオーストラリアの複数口座に関するまとめ

ハイローオーストラリアにおいて一人で複数の口座を開設・所持することはできません。
これは利用規約で厳しく禁止されており、発覚すれば即座に口座凍結・強制解約となります。
複数口座を狙って家族名義や他人名義で口座開設する方法もインターネット上では語られていますが、規約違反かつ違法行為であり、リスクが非常に高いので絶対にやめましょう。
どうしても複数の口座を使いたい場合は、ハイローオーストラリア以外の業者で新たに口座を開設するのが唯一にして最善の策です。
他社であればそれぞれ1人1口座まで持てますから、結果的に合法的に複数の取引口座を運用できるようになります
その際には各社の特徴を活かしつつ、メリット・デメリットを十分に理解して運用しましょう。
ルールを守り、正規の業者を利用して、安全に取引を行うようにしてください。
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