つみたてNISAとは何かわかりやすく解説 つみたてNISAとは つみたてNISAとは、長期の積立・分散投資による資産形成を後押しするために生まれた税制優遇制度です。毎年40万円まで投資することができ、最長20年間は投資で得た利益が非課税になります。  通常の投資では、利益(分配金と売却益)は20.315%の税金が発生しませんが、つみたてNISAの場合は、条件内であれば税金がかかりません。 他にも、少額から積み立てができたり、対象の投資商品を購入するときの手数料が0円になったりします。2018年1月から始まった制度であり、非課税で投資できる金額は最大で800万円です。 ただし、積立NISAはその年の非課税投資枠の未使用分があったとしても、翌年以降に繰り越せないので注意が必要です。 期限は2042年 つみたてNISAは無期限の制度ではなく、2042年までの制度として期間が決まっています。 2042年末までに購入した投資商品が対象になるため、2042年中に購入すれば20年間(2061年まで)非課税で保有できます。一般NISAは2023年中までなので、投資できる期限までは長いです。 つみたてNISAとNISAの違い つみたてNISA つみたてNISAは「NISA」の一種であるため、共通している点と異なる点があります。ここからは、どのような違いがあるのか紹介します。 つみたてNISAとNISAで同じ点 つみたてNISAと一般NISAで、共通している点は次の通りです。 共通点 日本国内に居住する満20歳以上の人が利用できる 投資で得られた利益にかかる約20%の税金が非課税になる 開設できるのは1人1口座まで 金融商品の売却・資金の引き出しは自由 いずれも20歳以上の人しか利用できないといった年齢制限や、利益が発生しても非課税になる点などは共通しています。 既に一般NISAを始めている人であれば、どのような点が同一なのかは分かりやすいでしょう。 つみたてNISAをはじめるなら ネット証券口座 おすすめはこちら つみたてNISAとNISAで違う点 つみたてNISAと一般NISAでは、次の項目に違いがあります。 異なる点 非課税投資枠 期間 投資可能な期間 対象の金融商品 一般NISAの方が、1年間の非課税になる投資枠は大きくつみたてNISAの3倍もありますがその分期間が短いです。年間120万円で最大5年間になるため、非課税で投資できる金額は最大で600万円です。 一般NISAの場合、非課税の投資枠をいっぱいに活用するためには、年間の投資額は大きくなってしまうでしょう。  例えば、年収400万円の人であれば年収の3割を5年間投資しなければ、非課税で投資できる金額は最大になりません。 そのため、非課税で投資できるものの、年間の投資金額が大きいため負担になってしまいます。 投資できる最大の金額が600万円と800万円で違いはありますが、つみたてNISAの方が年間の投資金額が小さいです。年収400万円の人であれば、年収の1割だけなので投資しやすいでしょう。 有効な期間は20年間と長くなっているため、年間の投資の負担を軽減して長く投資できます。 つみたてNISA NISA 非課税投資枠 年間40万円 年間120万円 期間 20年間 5年間 投資可能な期間 2042年中まで 2023年中まで 対象の金融商品 投資信託、ETF 株式投資、投資信託、ETF、不動産投資 出典:金融庁 つみたてNISAとNISAはどっちも併用できる? 結論からお伝えすると、つみたてNISAとNISAの併用は原則できません。  つみたてNISAとNISAはいずれかを選択して利用する仕組みとなっているため、同一年に併用することは不可能となります。 後からいずれか一方に変更をしたい場合も、すぐに切り替えられるわけではなく年単位での変更となるため注意しましょう。 つみたてNISAのメリット つみたてNISAのメリット 少額から積み立てができる つみたてNISAの大きなメリットは、誰でも少額から積み立てができることです。毎月の投資額が少額で済むため、積み立ての負担を減らすことができます。  非課税で投資できる最大の投資額は、年間で40万円であるため1ヶ月に投資する金額は最大で約3万3000円です。 一般NISAの場合、非課税で投資できる金額は年間120万円であるため、1ヶ月に投資する金額は10万円です。また、月に1,000円、10,000円のように、生活に負担をかけずに積み立てできます。 つみたてNISAをはじめるなら ネット証券口座 おすすめはこちら 運用益・分配金が最長20年間は非課税 つみたてNISAの場合、運用益・分配金が最長20年間は非課税で投資できます。年間最大で40万円で20年間投資できるため、最大で800万円の投資額が非課税になります。 通常の投資で得た利益(運用益・分配金)に対しては、20.315%の税率がかかるため、税負担は大きいです。投資により仮に100万円の利益が出た場合、納めなければならない税額は20万3,150円です。 このとき、投資の方法がつみたてNISAであれば、非課税なので100万円をそのまま受け取れます。もちろん、つみたてNISAも投資信託などの金融商品であるため、必ず儲かるわけではありません。 しかし、非課税になることを考えると他の運用方法よりも利益を出しやすいです。 自動買付なのでタイミングを判断する必要がない 自動買い付け つみたてNISAは名前の通り積み立て型であり、自分で設定した間隔で自動的に買い付けされます。投資方法によっては自分で金融商品を買い付ける必要があり、タイミングを見極めなければなりません。  その点、つみたてNISAであれば自動的に買い付けるため、タイミングを判断する必要がないため簡単に運用できます。 日々の生活の中で投資のことを考えなくても良いため、運用しやすい投資手段といえるでしょう。 初心者でも長期的に運用可能 「毎月の投資額が少ない」「買い付けのタイミングが自動」などの特徴があるため、つみたてNISAは初心者でも運用しやすいです。 金融庁が投資に適していると判断した金融商品(投資信託・EFT)のみしか購入できません。 これらの金融商品は長期・積立・分散に適しているものであり、投資の対象商品の中でも低リスクで運用しやすいです。 もちろん価格変動によるリスクはありますが、比較的リスクが小さいため初心者でも始めやすいです。 つみたてNISAをはじめるなら ネット証券口座 おすすめはこちら いつでも引き出せる 投資商品の中には、つみたてNISAのように長期の分散投資できるものがありますが、指定された期間が満了するまで引き出せないものもあります。 しかし、つみたてNISAは、積み立てした金額をいつでも引き出すことができます。例えば、まとまったお金を用意する必要が出たときに、積み立てた口座から引き出して使うことも可能です。 つみたてNISAのデメリット・注意点 つみたてNISAのデメリット 金融商品が限定されている つみたてNISAでは、金融庁の厳しい条件を満たしたものだけであるため、購入できる金融商品が限定されます。他の投資商品を選びたい場合は、つみたてNISAではなく一般NISAが適している場合もあります。 しかし、前述したようにつみたてNISAと一般NISAの併用はできず、どちらか1つを選ぶ必要があるため注意が必要です。 税制上の恩恵を受けられない つみたてNISAの場合、投資で得られた利益は非課税になるメリットがありますが、損をしたときにも税制上の恩恵を受けられません。  もし損失が場合、他の運用益と相殺する「損益通算」や年をまたいだ繰り越しである「繰越控除」も適用外になります。 例えば、つみたてNISA以外の商品の運用で利益と損失の両方が出ている場合、それぞれを相殺することができます。 しかし、つみたてNISAで損失が出ている場合だと運用利益を相殺できず、利益分に対して控除がなく税金がかかるので注意してください。 つみたてNISAをはじめるなら ネット証券口座 おすすめはこちら 積み立てた資金は所得控除の対象外 積み立てた資金 つみたてNISAでは、積み立てた資金は所得控除の対象外になります。例えば、資産運用の1つであるiDeCo(個人型確定拠出年金)の場合、全額が所得控除になります。 しかし、つみたてNISAは大きな金額を積み立てていても、税負担の金額は変わりません。 元本割れの可能性がある 低リスクであり初心者にもおすすめの金融商品ですが、資産運用の一つであるため元本割れする可能性があります。  例えば、最大の投資額である800万円を積み立てたとしても、運用内容によっては800万円を下回ることもゼロではありません。 しかし、元本割れするリスクは金融資産であればどのような商品にもあるでしょう。つみたてNISAの場合は長期的な分散投資になるため、比較的リスクは小さく安全性は高い方法です。 証券会社では20年後のつみたてNISAの資産が、どれくらいになるかシミュレーションできるものもあります。 このような計算をもとにつみたてNISAを始めるか決めるのも良いでしょう。 つみたてNISAに向いている人 つみたてNISAに向いている人 投資初心者 つみたてNISAは投資の初心者でも扱いやすい金融商品です。金融庁が厳選している投資信託やEFTであり、長期・積立・分散の投資方法であるためリスクが小さく始めやすいです。 金融機関が販売している金融商品の数は非常に多いため、投資初心者が自分に合ったものを選ぶのは難しいでしょう。  その点、つみたてNISAであれば、金融商品の種類は限定されているものの、安全性が高い商品の中から選べます。 また、「効率良く貯蓄したい人」にもおすすめです。直近でまとまったお金を使う予定がない人であれば、銀行にお金を預けているよりも、つみたてNISAにすることで、効率良く運用できます。 つみたてNISAをはじめるなら ネット証券口座 おすすめはこちら 長期的に運用したい人 長期的に資産運用したい人にもつみたてNISAは向いており、最大で20年間コツコツと積み立てることができます。 その間の利益が発生しても非課税なのでお得であり、分散投資であるためリスクを低くできるのが魅力です。 また、老後に向けて資金を貯めたい人に適しており、40歳から始めれば60歳までにまとまった資金を用意できます。他にも、投資にかけられる時間がない人にもおすすめです。 忙しく資産運用に時間が割けない人でも、つみたてNISAであれば自動的に買い付けできるため運用の手間を省けます。 投資への資金が限られている人 少ない投資の資金 投資を始めてみたくても、用意できる資金が限られている人は多いですが、このような人にもおすすめです。 つみたてNISAは、毎月積み立てる金額を自分で決めることができ、年間で40万円までなので1ヶ月最大でも約3万3,000円です。  仮に1ヶ月に1万円だけの積み立てだったとしても、年間で12万円、20年で240万円も積み立てられます。 また、一括投資はできず少額を長期的に積み立てる方法なので、まとまったお金を用意できない人でも手軽に投資を始められます。 他にも、まとまったお金を使う予定がある人でも、普段の投資額が小さいため計画的に積み立てできるのも魅力です。 つみたてNISAのおすすめ口座3選 SBI証券 SBI証券 SBI証券のおすすめポイント 豊富な商品のラインナップで選びやすい! クレカ積立で入金の手間を削減! 毎日積立に対応しているので自由に積立コースを選べる! SBI証券は、170本以上と商品ラインナップが豊富であり、さまざまな運用ニーズに対応しています。 例えば、コツコツ運用したい人だけでなく、大きなリターンを狙いたい人など、さまざまな運用スタイルにも適した方法で投資できます。  主な運用スタイルは「低コストのインデックスファンド」「バランス型ファンド」「アクティブファンド」の3種類です。 さらに、積み立ての買い付け金額はクレジットカード決済に対応しており、100円から5万円の設定金額を自動で買い付け、積み立てできます。 毎日・毎週・毎月と3つのコースの中から自由に選べるため、自分に合った運用方法を選べるでしょう。 取引手数料(税込み) 現物取引手数料:0円~1,070円 信用取引手数料:0円~385円 主な取扱商品 国内株式 外国株式 債権 FX 先物オプション NISA/つみたてNISA 主な取引ツール(PC) HYPER SBI 主な取引ツール(スマホ・タブレット) SBI証券 株アプリ かんたん積立アプリ HYPER先物・オプションアプリ など 出典:SBI証券 ネット証券口座開設数No.1! SBI証券 口座開設はこちら(無料) 楽天証券 楽天証券 楽天証券のおすすめポイント 楽天カードの決済でポイントが貯まる! 楽天ポイントを使って積み立てできる! 取り扱い投資信託商品の数が豊富! 楽天証券のつみたてNISAは、購入できる投資対象商品の数は159本以上(2020年7月8日時点)もあります。 豊富な商品の取り扱い商品の中から、好きな投資対象を選択することができ、複数の投資信託にまとめて積立投資することも可能です。 また、積み立ては100円以上1円単位に対応しているため、自分のペースで投資を行えます。  積み立ての引き落としにクレジットカード払いを利用することで、100円につき1ポイント貯まります。 さらに、楽天グループで貯まった「楽天ポイント」を使って、投資信託の積み立てができるのも特徴です。 ポイントによる積み立ては、100ポイントから使うことができます。 取引手数料(税込み) 現物取引手数料:0円~1,070円 信用取引手数料:0円~385円 主な取扱商品 国内株式 海外株式・ETF 投資信託楽天FX 外国為替 保険 NISA・つみたてNISA 主な取引ツール(PC) マーケットスピードⅡ マーケットスピード マーケットスピードFX 主な取引ツール(スマホ・タブレット) マーケットスピードⅡ iSPEED iSPEED FX 出典:楽天証券 松井証券 松井証券 松井証券のおすすめポイント 投資信託の購入手数料は無料! 取り扱い銘柄は150銘柄以上と豊富! アプリで簡単に取引できる! 松井証券では、スマホアプロの「投信アプリ」を使うことで、簡単に取引できます。取り扱い銘柄数は多く、2022年3月17日時点で173件もあります。  取り扱う投資信託の購入時手数料はすべて無料なので、気軽に商品を購入できるのが魅力です。 サポート体制が充実しており不明点があっても気軽に相談できるので安心感があります。 取引手数料(税込み) 現物取引手数料:0円~110,000円 信用取引手数料:0円~110,000円 主な取扱商品 株式・現物取引 株式・信用取引 投資信託 先物・オプション取引 NISA/つみたてNISA FX iDeCo 主な取引ツール(PC) ネットストック・ハイスピード チャートフォリオ テーマ投資ガイド 松井FP~将来シミュレーター~ 主な取引ツール(スマホ・タブレット) 投信アプリ 出典:松井証券 50万円まで手数料無料! 松井証券 無料口座開設はこちら まとめ この記事では、つみたてNISAの特徴やメリット・デメリットについて解説しました。長期的な分散投資であり、毎月少額から積み立てできるため投資初心者でも始めやすいです。 利益分が非課税になるだけでなく、積み立てた分をいつでも引き出せるなど魅力は多いでしょう。 しかし、運用内容によっては元本割れするリスクなどもあるので、注意点を把握してから始めることが大切です。

資産運用の方法の中でも安全性が高く、初心者でも始めやすい「つみたてNISA」。長期間の分散投資であり毎月の投資額も少ないため、負担を減らしながら資産運用できます。

そこでこの記事では、つみたてNISAがどのようなものか、特徴やメリット・デメリットについて解説します。つみたてNISAのおすすめ口座3選も紹介するため、参考にしてみてください。

メリットは多いですがデメリットもあるので、安全に資産運用したい人はつみたてNISAの特徴を押さえておくことが大切です。
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つみたてNISAとは何かわかりやすく解説

つみたてNISAとは

つみたてNISAとは、長期の積立・分散投資による資産形成を後押しするために生まれた税制優遇制度です。毎年40万円まで投資することができ、最長20年間は投資で得た利益が非課税になります。

 通常の投資では、利益(分配金と売却益)は20.315%の税金が発生しませんが、つみたてNISAの場合は、条件内であれば税金がかかりません。

他にも、少額から積み立てができたり、対象の投資商品を購入するときの手数料が0円になったりします。2018年1月から始まった制度であり、非課税で投資できる金額は最大で800万円です。

ただし、積立NISAはその年の非課税投資枠の未使用分があったとしても、翌年以降に繰り越せないので注意が必要です。

期限は2042年

つみたてNISAは無期限の制度ではなく、2042年までの制度として期間が決まっています。

2042年末までに購入した投資商品が対象になるため、2042年中に購入すれば20年間(2061年まで)非課税で保有できます。一般NISAは2023年中までなので、投資できる期限までは長いです。

つみたてNISAとNISAの違い

つみたてNISA

つみたてNISAは「NISA」の一種であるため、共通している点と異なる点があります。ここからは、どのような違いがあるのか紹介します。

つみたてNISAとNISAで同じ点

つみたてNISAと一般NISAで、共通している点は次の通りです。

共通点
  • 日本国内に居住する満20歳以上の人が利用できる
  • 投資で得られた利益にかかる約20%の税金が非課税になる
  • 開設できるのは1人1口座まで
  • 金融商品の売却・資金の引き出しは自由

いずれも20歳以上の人しか利用できないといった年齢制限や、利益が発生しても非課税になる点などは共通しています。

既に一般NISAを始めている人であれば、どのような点が同一なのかは分かりやすいでしょう。

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つみたてNISAとNISAで違う点

つみたてNISAと一般NISAでは、次の項目に違いがあります。

異なる点
  • 非課税投資枠
  • 期間
  • 投資可能な期間
  • 対象の金融商品

一般NISAの方が、1年間の非課税になる投資枠は大きくつみたてNISAの3倍もありますがその分期間が短いです。年間120万円で最大5年間になるため、非課税で投資できる金額は最大で600万円です。

一般NISAの場合、非課税の投資枠をいっぱいに活用するためには、年間の投資額は大きくなってしまうでしょう。

 例えば、年収400万円の人であれば年収の3割を5年間投資しなければ、非課税で投資できる金額は最大になりません。

そのため、非課税で投資できるものの、年間の投資金額が大きいため負担になってしまいます。

投資できる最大の金額が600万円と800万円で違いはありますが、つみたてNISAの方が年間の投資金額が小さいです。年収400万円の人であれば、年収の1割だけなので投資しやすいでしょう。

有効な期間は20年間と長くなっているため、年間の投資の負担を軽減して長く投資できます。
つみたてNISA NISA
非課税投資枠 年間40万円 年間120万円
期間 20年間 5年間
投資可能な期間 2042年中まで 2023年中まで
対象の金融商品 投資信託、ETF 株式投資、投資信託、ETF、不動産投資

出典:金融庁

つみたてNISAのメリット

つみたてNISAのメリット

少額から積み立てができる

つみたてNISAの大きなメリットは、誰でも少額から積み立てができることです。毎月の投資額が少額で済むため、積み立ての負担を減らすことができます。

 非課税で投資できる最大の投資額は、年間で40万円であるため1ヶ月に投資する金額は最大で約3万3000円です。

一般NISAの場合、非課税で投資できる金額は年間120万円であるため、1ヶ月に投資する金額は10万円です。また、月に1,000円、10,000円のように、生活に負担をかけずに積み立てできます。

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運用益・分配金が最長20年間は非課税

つみたてNISAの場合、運用益・分配金が最長20年間は非課税で投資できます。年間最大で40万円で20年間投資できるため、最大で800万円の投資額が非課税になります。

通常の投資で得た利益(運用益・分配金)に対しては、20.315%の税率がかかるため、税負担は大きいです。投資により仮に100万円の利益が出た場合、納めなければならない税額は20万3,150円です。

このとき、投資の方法がつみたてNISAであれば、非課税なので100万円をそのまま受け取れます。もちろん、つみたてNISAも投資信託などの金融商品であるため、必ず儲かるわけではありません。

しかし、非課税になることを考えると他の運用方法よりも利益を出しやすいです。

自動買付なのでタイミングを判断する必要がない

自動買い付け

つみたてNISAは名前の通り積み立て型であり、自分で設定した間隔で自動的に買い付けされます。投資方法によっては自分で金融商品を買い付ける必要があり、タイミングを見極めなければなりません。

 その点、つみたてNISAであれば自動的に買い付けるため、タイミングを判断する必要がないため簡単に運用できます。

日々の生活の中で投資のことを考えなくても良いため、運用しやすい投資手段といえるでしょう。

初心者でも長期的に運用可能

「毎月の投資額が少ない」「買い付けのタイミングが自動」などの特徴があるため、つみたてNISAは初心者でも運用しやすいです。

金融庁が投資に適していると判断した金融商品(投資信託・EFT)のみしか購入できません。

これらの金融商品は長期・積立・分散に適しているものであり、投資の対象商品の中でも低リスクで運用しやすいです。

もちろん価格変動によるリスクはありますが、比較的リスクが小さいため初心者でも始めやすいです。
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いつでも引き出せる

投資商品の中には、つみたてNISAのように長期の分散投資できるものがありますが、指定された期間が満了するまで引き出せないものもあります。

しかし、つみたてNISAは、積み立てした金額をいつでも引き出すことができます。例えば、まとまったお金を用意する必要が出たときに、積み立てた口座から引き出して使うことも可能です。

つみたてNISAのデメリット・注意点

つみたてNISAのデメリット

金融商品が限定されている

つみたてNISAでは、金融庁の厳しい条件を満たしたものだけであるため、購入できる金融商品が限定されます。他の投資商品を選びたい場合は、つみたてNISAではなく一般NISAが適している場合もあります。

しかし、つみたてNISAと一般NISAの併用はできず、どちらか1つを選ぶ必要があるため注意が必要です。

税制上の恩恵を受けられない

つみたてNISAの場合、投資で得られた利益は非課税になるメリットがありますが、損をしたときにも税制上の恩恵を受けられません。

 もし損失が場合、他の運用益と相殺する「損益通算」や年をまたいだ繰り越しである「繰越控除」も適用外になります。

例えば、つみたてNISA以外の商品の運用で利益と損失の両方が出ている場合、それぞれを相殺することができます。

しかし、つみたてNISAで損失が出ている場合だと運用利益を相殺できず、利益分に対して控除がなく税金がかかるので注意してください。

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積み立てた資金は所得控除の対象外

積み立てた資金

つみたてNISAでは、積み立てた資金は所得控除の対象外になります。例えば、資産運用の1つであるiDeCo(個人型確定拠出年金)の場合、全額が所得控除になります。

しかし、つみたてNISAは大きな金額を積み立てていても、税負担の金額は変わりません。

元本割れの可能性がある

低リスクであり初心者にもおすすめの金融商品ですが、資産運用の一つであるため元本割れする可能性があります。

 例えば、最大の投資額である800万円を積み立てたとしても、運用内容によっては800万円を下回ることもゼロではありません。

しかし、元本割れするリスクは金融資産であればどのような商品にもあるでしょう。つみたてNISAの場合は長期的な分散投資になるため、比較的リスクは小さく安全性は高い方法です。

証券会社では20年後のつみたてNISAの資産が、どれくらいになるかシミュレーションできるものもあります。

このような計算をもとにつみたてNISAを始めるか決めるのも良いでしょう。

つみたてNISAに向いている人

つみたてNISAに向いている人

投資初心者

つみたてNISAは投資の初心者でも扱いやすい金融商品です。金融庁が厳選している投資信託やEFTであり、長期・積立・分散の投資方法であるためリスクが小さく始めやすいです。

金融機関が販売している金融商品の数は非常に多いため、投資初心者が自分に合ったものを選ぶのは難しいでしょう。

 その点、つみたてNISAであれば、金融商品の種類は限定されているものの、安全性が高い商品の中から選べます。

また、「効率良く貯蓄したい人」にもおすすめです。直近でまとまったお金を使う予定がない人であれば、銀行にお金を預けているよりも、つみたてNISAにすることで、効率良く運用できます。

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長期的に運用したい人

長期的に資産運用したい人にもつみたてNISAは向いており、最大で20年間コツコツと積み立てることができます。

その間の利益が発生しても非課税なのでお得であり、分散投資であるためリスクを低くできるのが魅力です。

また、老後に向けて資金を貯めたい人に適しており、40歳から始めれば60歳までにまとまった資金を用意できます。他にも、投資にかけられる時間がない人にもおすすめです。

忙しく資産運用に時間が割けない人でも、つみたてNISAであれば自動的に買い付けできるため運用の手間を省けます。

投資への資金が限られている人

少ない投資の資金

投資を始めてみたくても、用意できる資金が限られている人は多いですが、このような人にもおすすめです。

つみたてNISAは、毎月積み立てる金額を自分で決めることができ、年間で40万円までなので1ヶ月最大でも約3万3,000円です。

 仮に1ヶ月に1万円だけの積み立てだったとしても、年間で12万円、20年で240万円も積み立てられます。

また、一括投資はできず少額を長期的に積み立てる方法なので、まとまったお金を用意できない人でも手軽に投資を始められます。

他にも、まとまったお金を使う予定がある人でも、普段の投資額が小さいため計画的に積み立てできるのも魅力です。

つみたてNISAのおすすめ口座3選

SBI証券

SBI証券

SBI証券のおすすめポイント
  • 豊富な商品のラインナップで選びやすい!
  • クレカ積立で入金の手間を削減!
  • 毎日積立に対応しているので自由に積立コースを選べる!

SBI証券は、170本以上と商品ラインナップが豊富であり、さまざまな運用ニーズに対応しています。

例えば、コツコツ運用したい人だけでなく、大きなリターンを狙いたい人など、さまざまな運用スタイルにも適した方法で投資できます。

 主な運用スタイルは「低コストのインデックスファンド」「バランス型ファンド」「アクティブファンド」の3種類です。

さらに、積み立ての買い付け金額はクレジットカード決済に対応しており、100円から5万円の設定金額を自動で買い付け、積み立てできます。

毎日・毎週・毎月と3つのコースの中から自由に選べるため、自分に合った運用方法を選べるでしょう。
取引手数料(税込み)
  • 現物取引手数料:0円~1,070円
  • 信用取引手数料:0円~385円
主な取扱商品
  • 国内株式
  • 外国株式
  • 債権
  • FX
  • 先物オプション
  • NISA/つみたてNISA
主な取引ツール(PC)
  • HYPER SBI
主な取引ツール(スマホ・タブレット)
  • SBI証券 株アプリ
  • かんたん積立アプリ
  • HYPER先物・オプションアプリ など

出典:SBI証券

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楽天証券

楽天証券

楽天証券のおすすめポイント
  • 楽天カードの決済でポイントが貯まる!
  • 楽天ポイントを使って積み立てできる!
  • 取り扱い投資信託商品の数が豊富!

楽天証券のつみたてNISAは、購入できる投資対象商品の数は159本以上(2020年7月8日時点)もあります。

豊富な商品の取り扱い商品の中から、好きな投資対象を選択することができ、複数の投資信託にまとめて積立投資することも可能です。

また、積み立ては100円以上1円単位に対応しているため、自分のペースで投資を行えます。

 積み立ての引き落としにクレジットカード払いを利用することで、100円につき1ポイント貯まります。

さらに、楽天グループで貯まった「楽天ポイント」を使って、投資信託の積み立てができるのも特徴です。

ポイントによる積み立ては、100ポイントから使うことができます。
取引手数料(税込み)
  • 現物取引手数料:0円~1,070円
  • 信用取引手数料:0円~385円
主な取扱商品
  • 国内株式
  • 海外株式・ETF
  • 投資信託楽天FX
  • 外国為替
  • 保険
  • NISA・つみたてNISA
主な取引ツール(PC)
  • マーケットスピードⅡ
  • マーケットスピード
  • マーケットスピードFX
主な取引ツール(スマホ・タブレット)
  • マーケットスピードⅡ
  • iSPEED
  • iSPEED FX

出典:楽天証券

松井証券

松井証券

松井証券のおすすめポイント
  • 投資信託の購入手数料は無料!
  • 取り扱い銘柄は150銘柄以上と豊富!
  • アプリで簡単に取引できる!

松井証券では、スマホアプロの「投信アプリ」を使うことで、簡単に取引できます。取り扱い銘柄数は多く、2022年3月17日時点で173件もあります。

 取り扱う投資信託の購入時手数料はすべて無料なので、気軽に商品を購入できるのが魅力です。

サポート体制が充実しており不明点があっても気軽に相談できるので安心感があります。

取引手数料(税込み)
  • 現物取引手数料:0円~110,000円
  • 信用取引手数料:0円~110,000円
主な取扱商品
  • 株式・現物取引
  • 株式・信用取引
  • 投資信託
  • 先物・オプション取引
  • NISA/つみたてNISA
  • FX
  • iDeCo
主な取引ツール(PC)
  • ネットストック・ハイスピード
  • チャートフォリオ
  • テーマ投資ガイド
  • 松井FP~将来シミュレーター~
主な取引ツール(スマホ・タブレット)
  • 投信アプリ

出典:松井証券

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まとめ

この記事では、つみたてNISAの特徴やメリット・デメリットについて解説しました。長期的な分散投資であり、毎月少額から積み立てできるため投資初心者でも始めやすいです。

利益分が非課税になるだけでなく、積み立てた分をいつでも引き出せるなど魅力は多いでしょう。

しかし、運用内容によっては元本割れするリスクなどもあるので、注意点を把握してから始めることが大切です。
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