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イーサリアムの技術をもとに開発された「OMG」は、将来性を期待されている暗号資産の1つです。
暗号資産の中にはイーサリアムの技術を使ったものは多くありますが、OMGはその中でも手数料が安く、処理速度も速いのが特徴です。
ビットコインやイーサリアムなどのメジャー通貨と比較すると、国内の認知度は低く取り扱う取引所も限られています。そこで今回は、仮想通貨OMGの特徴や将来性について解説します。

Contents
仮想通貨OMGとは?
OMGは、イーサリアムの技術をベースに開発された「OMG Network」上で使用される暗号資産です。
ERC-20規格で発行されている通貨であり、OMG Networkは高速・安価・安全な金融サービスを提供するプラットフォームを目指しています。
2017年に開発がスタートし、当初は「OmiseGo」という名前でしたが、2020年に「OMG Network」へ変わりました。
OMGの本拠地である東南アジアでは銀行口座を持てない人が多くおり、そのような人でも簡単に利用できる金融サービスとして展開されています。
暗号資産名 | オーエムジー/OMG Network |
---|---|
通貨単位 | OMG |
発行数上限 | 140,245,399 |
公開・取引年 | 2017年 |
時価総額 | 81,886,531,557円 |
現在(2022年4月7日)の価格 | 596.22円 |
仮想通貨OMGの開発者は日本人で企業も出資
OMGを開発している企業は、タイ・バンコクに拠点を置く「Omiseホールディングス」です。
このように海外で生まれた暗号資産ですが、日本人が多く関わっているのが大きな特徴です。OMGは、2020年に香港の暗号資産企業であるGBVに買収されました。
また、OMG Networkのプロジェクトのアドバイザーに、イーサリアムの提唱者であるヴィタリック・ブテリン氏が就任していることもあり、注目を集めています。
仮想通貨OMGの特徴
取引手数料が安く処理速度も速い
OMGは、手数料が安く処理速度が速いのが特徴であり大きな強みです。イーサリアムをベースにした暗号資産の場合、ネットワーク上のトラフィック量によって手数料(ガス代)が大きく変わります。
しかし、OMGであれば手数料が安く済むため、普段から利用しやすいです。また、送金などの処理も速いことから、日常的な決済に適している暗号資産といえるでしょう。
これは、OMGがMore VP(More Viable Plasma)と呼ばれる独自のネットワークを構築していることによるものです。

異なるチェーン間でもスワップが可能
OMGは、異なるブロックチェーン間でも通貨同士を交換できます。通常の場合、異なる規格の通貨は交換できません。
例えば、イーサリアムとビットコインなど規格が異なる通貨の場合は、中央集権型の取引所を介して交換する必要があります。
この分散型取引所は主に、イーサリアムのスマートコントラクトを利用しているため、イーサリアムと同じ規格のものしか通貨を交換できません。
そこで、OMGではクリアリング・ハウスというメカニズムを利用することで、異なる規格でもDEXにて交換が可能となるのです。
セキュリティが強固
OMGはイーサリアムの技術を利用しているためセキュリティも強固です。暗号資産は種類によって特徴や用途は大きく異なります。
例えば、ゲームやNFTなどのプラットフォームに使われているものもあれば、OMGのように決済手段として活用されているものがあります。
イーサリアムのブロックチェーンは、取引データの改ざんが非常に難しいだけでなく、参加しているユーザー数が多く安定しています。
そのため、OMGを決済手段として活用しやすいだけでなく、今後もDeFi関連への活用が期待されています。
最終的にはPOSに移行される
OMG Networkのコンセンサスアルゴリズムは、現在ではPoA(プルーフオブオーソリティ)を利用していますが、将来的にPOS(プルーフオブステーク)に移行される予定です。
POSに移行することでステーキングを行えるようになり、ネットワークの保護強度が高まるとみられています。
仮想通貨OMGのチャートと価格推移
これまでの価格推移
OMGは2017年から取引を開始してから今まで、暗号資産の中でも激しく価格が推移しています。
取引を開始した当初は100円前後で取引されていましたが、2ヶ月の間に1,300円前後まで高騰しました。
その後、再び大きく価格が上下しながらも、全体としては下降していきます。2018年11月から2020年8月までの期間、100円~200円の価格帯で落ち着きました。
それから価格は上下しつつも全体としては緩やかに上昇していき、2021年11月の価格は約2,180円です。
価格が急上昇した理由
2018年にOMGが最高額を記録しましたが、このときの主な価格上昇理由は「ビットコインバブル」です。
ビットコインの注目度が一気に増し、ビットコイン以外の暗号資産(アルトコイン)全体の価格が上がりました。
その後の停滞していた時期はコロナ禍と重なり、2020年8月以降は金融市場全体が回復を見せ始めた時期です。

現在のチャート
コインチェックに上場した後は、2021年12月にかけて価格は急落し、1,000円を下回ります。その後、2022年に入ってから現在に至るまでは500円~700円の間で推移しています。
今後も、他の暗号資産の価格に連動して大きく変動すると考えられれるでしょう。
仮想通貨OMGの将来性について
OMGは日本人が開発に関わっていますが、国内の認知度はそこまで高いわけではありません。
国内の取引所の取り扱いが増えてきたとはいえ、現在ではそこまで多くはないため、今後国内の取引所で扱うようになれば価格は上がると見込まれています。
国内の取引所でOMGを購入できるようになれば、多くの投資家が保有できるようになるため、さらに需要は高まるでしょう。
今後の見通し
OMGは手数料が安く処理速度が速いため、決済手段としてさまざまな分野で有効活用されると期待されています。例えば、大手企業との連携が進むことによりOMGの利用価値は高まります。
実際に、今までタイのマクドナルドでオンライン決済に導入されたときや、バーガーキングの決済システムに使われたときに価格が上がりました。
他にも、決済・金融サービスとの相性が良いため、DeFi関連のサービスで利用される可能性も高いです。
DeFi関連銘柄は注目を集めている分野であるため、OMGの価格も上がりやすいでしょう。
仮想通貨OMGが購入できるおすすめ取引所4選
Coincheck
- マネックスグループが運営している暗号資産取引所!
- 取引手数料は無料で利用できる!
- 500円の少額から取引が可能!
- スマホで最短1日で取引を始められる!
- さまざまなサービスを展開している!
Coincheckは、コインチェック株式会社が運営している暗号資産取引所です。コインチェック株式会社はマネックスグループの傘下であり、大きな企業が運営しているため安心感があります。
Coincheckが展開しているサービスは幅広く、積立サービスやNFTだけでなく、電気・ガスなども扱っています。
他にも、暗号資産のステーキングや貸暗号資産などのサービスも提供しているので、効率良く利益を得られます。

取引通貨数 |
17種類
|
---|---|
レバレッジ | - |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 無料 |
入金手数料 | 通常無料 |
出金手数料 | 一律407円 |
出典:Coincheck
DMM Bitcoin
- DMMグループが運営している暗号資産取引所!
- 取り扱い銘柄は15種類と豊富!
- レバレッジ取引に対応し最大2倍の取引が可能!
- 技術力が高くセキュリティ強度が高い!
- 365日体制のサポートも行っている!
DMM Bitcoinは、DMMグループが運営している暗号資産取引所です。取り扱っている暗号資産は15種類と豊富であり、レバレッジ取引ができる取引所の中では多いです。
使いやすいスマホ版のシステムアプリも提供しており、初心者から上級者まで対応しています。
さまざまな手数料は無料※であるため、コストを気にせずに利用できるのも魅力です。
口座申込みは最短5分で完了し、「スマホでスピード本人確認」を利用すると最短1時間以内に取引を始められます。

※ BitMatch取引手数料を除く
取引通貨数 |
15通貨
|
---|---|
レバレッジ | 2倍 |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 現物取引:無料 レバレッジ取引:無料 ※BitMatch取引手数料は2円〜 |
入金手数料 | 振込入金手数料:無料(銀行手数料はお客様負担) クイック入金手数料:無料 |
出金手数料 | 出金手数料:無料 |
出典:DMM Bitcoin
GMOコイン
- 実績があるGMOグループが運営しているので信頼できる!
- 取引できる銘柄数は20種類と多い!
- さまざまな手数料は0円で利用できる!
- 最短10分で暗号資産の取引が可能!
- 充実したツールを利用でき快適に取引できる!
GMOコインは、GMOインターネットグループが運営しており、実績があるため信頼性が高く安心して取引できます。
充実したツールを利用できるため、快適に取引ができるのも特徴です。口座開設は簡単であり、時間をかけずに取引を始められます。

取引通貨数 |
20通貨
|
---|---|
レバレッジ | 2倍 |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
入金手数料 | 銀行振込:無料 ※振込手数料の負担あり 即時入金:無料 |
出金手数料 | 無料 |
出典:GMOコイン
bitbank
- 国内の取引量が多く実績が豊富!
- セキュリティ体制は第三者機関から高い評価を受けている!
- 24時間いつでもリアルタイムに日本円で入金できる!
- 人気のアルトコインを含む14種類の通貨に対応している!
- ツールが充実しているので本格的なトレードが可能!
bitbankは、ビットバンク株式会社が運営している暗号資産取引所です。強固なセキュリティ体制を整えており、第三者機関から高い評価を受けているので安心感があります。
さらに、ツールが安定しているだけでなく軽量なので、サクサクとストレスなく取引を進められるのも魅力です。
日本円で入金できたり人気のアルトコインを多く扱っていたりと、サービスが充実しています。

取引通貨数 |
14種類
|
---|---|
レバレッジ | - |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | Maker:-0.02% Taker:0.12% |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 550円/770円(3万円以上) |
※2021年8月2日時点。CER.live調べ
出典:bitbank
まとめ
この記事では、仮想通貨OMGの特徴や将来性について解説しました。OMGはイーサリアムベースの暗号資産の中でも手数料が安く、処理速度が速いのが特徴です。
今までに大手企業が採用した実績があり、今後も連携する企業が増えること価格は上昇すると見込まれています。また、DeFi関連サービスに利用されることでも、ニーズは高まるでしょう。

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