ネット銀行のデメリット・メリット!危険性回避の対策も紹介

ネット銀行とは、インターネットを通じて取引を行える銀行のことです。実店舗がなくオンライン上で操作できるため便利に使えるでしょう。

近年ではネット銀行の種類が多くなっていることもあり、どの口座を開設すれば良いか悩む人は少なくありません。

メガバンクとは違ったメリットがあるため、まずはどのような特徴があるのか把握するのがおすすめです。そこで今回は、ネット銀行のメリット・デメリットについて解説します。

メリットだけでなくデメリットに感じることもあるので、事前に注意点を押さえておきましょう。

ネット銀行のメリット

ネット銀行のメリット

口座開設をネットだけで完結できる

ネット銀行は銀行窓口がないため、基本的な操作は全てオンライン上で行えます。気になるネット銀行があれば、Web上で口座開設の申し込みができるので便利です。

一般的な銀行の場合、窓口で申し込みすることが多いため、店舗に行き手続きする必要があります。この場合、スムーズに申し込みが進むこともあれば、待ち時間が長くなることもあるでしょう。

 他にも、郵送で申し込みする場合、申込用紙を送ってからカードが発行・到着するまでに2週間前後かかることも多いです。

また、申込内容に不備があれば返送されてしまい、余計に時間がかかってしまいます。ネット銀行であれば、申込内容に不備があってもその場で分かり本人確認書類もスマホなどからアップロードできます。

銀行口座をすぐに開設したい場合は、一般的な銀行よりもネット銀行を選ぶのがおすすめです。

時間や場所に限らず利用できる

ネット銀行は実店舗の窓口ではなく、ネット上でさまざまな操作・取引ができます。一般的な銀行の場合は、何か手続きをするためには営業時間内に窓口で手続きする必要があります。

しかし、ネット銀行であればほとんどの操作をネット上で行えるため、時間や場所による制約を受けません。つまり、パソコンやスマホがあれば、いつでもどこでも銀行の手続きを行えるのです。

仕事などで忙しい人であれば、ネット銀行の方が便利に利用できます。

手数料が安い

手数料が安い

ネット銀行は手数料が安いことも大きな魅力です。実店舗を運営することがなく経費を抑えられるため、手数料を低く設定できるのです。

手数料の金額が1回あたり数百円だとしても、何回も操作・取引する人であれば総額は高くなってしまいます。1ヶ月に1,000円近くの手数料がかかれば、年間で10,000円以上の出費になります。

 入出金・振込時の手数料は、一般的な銀行よりも低く設定されていることが多く、普段からATMを使ったり、振り込みしたりする際にお得です。

振込する際、同行宛の振り込みするときの手数料は無料であることが多く、他行宛でも手数料が抑えられています。

預金金利が高い傾向にある

ネット銀行は手数料が安いことと同じ理由で、預金金利が高く設定されている場合が多いです。メガバンクなどの一般的な銀行の場合、普通預金の金利は0.001%前後で設定されています。

そのため、よほど大きな金額を預けなければ効率的にお金は増やせません。ネットバンクであれば一般的な銀行の10倍以上であることが多いです。

 さらに、給与口座や年金受給口座に指定したり、証券口座と連携したりすることで金利が優遇されることもあります。

このような条件を満たした場合、預金の金利は0.1%以上になることも珍しくありません。また、定期預金はさらに金利が高く設定されているケースが多いです。

普段使わないお金を金利が高い定期預金に預けることで、効率良くお金を増やせるでしょう。

スマホで出金できるものもある

ネット銀行の中には、スマホだけで出金できるものもあります。セブン銀行やローソン銀行などと提携しているネット銀行であれば、スマホをかざすことでキャッシュカードの代わりにできます。

キャッシュカードを紛失・盗難してしまうリスクが気になる人なら、キャッシュカード不要のネット銀行を使ってみるのがおすすめです。

また、普段からキャッシュレス決済がメインで財布を持ち運ばない人でも、急に現金が必要になったときにスマホがあれば引き出せます。

宝くじなども買いやすい

宝くじなども買いやすい

ネット銀行によっては、預金や資産運用など以外にも宝くじを販売しているものもあります。

 この口座を利用することで、宝くじ売り場に行かなくてもパソコンやスマホを使い、宝くじを購入することができます。

さらに、当選結果もWeb上で確認できるので便利です。普段から宝くじを購入する人であればネット銀行のメリットを感じやすいでしょう。

ネット銀行のデメリット

ネット銀行のデメリット

IDとパスワードを忘れると利用できない

ネット銀行の操作・取引をするときは、各銀行のWebページやアプリを使います。その際に、安全性を高める目的でログイン情報を都度入力しなければならないネット銀行が多いです。

そのため、IDとパスワードなどのログイン情報を忘れてしまうと利用できなくなってしまいます。また、不正利用を防ぐために厳重な体制を取っていることも少なくありません。

 例えば、パスワードの入力を一定回数以上間違えると、口座自体が使えなくなってしまいます。

パスワードを再設定する際もSMS・電話認証など複数の方法で認証する手間が発生します。ネット銀行のログイン情報は金銭が関わるため厳重に管理することが大切です。

セキュリティに注意が必要

先程のように、ネット銀行はセキュリティ対策を万全に行っていますが、不注意などによって不正利用の被害に遭う可能性があります。

ネット銀行の場合、Webページやアプリにログインすることで各種操作・取引を行えます。もしIDとパスワードが外部に漏れてしまえば、預金を引き出されてしまう可能性が高いです。

 セキュリティ対策が整っているネット銀行であれば、普段と違う端末でログインしようとすると再度本人確認が必要になるものもあります。

しかし、この場合でもアプリが入ったスマホを紛失してしまうことで、不正利用されてしまうでしょう。そのため、スマホ自体にもパスコードを設定するなどのセキュリティ対策が必要です。

他にも、不正利用を防ぐために二段階認証の設定や、秘密の質問などを設定するのがおすすめです。

インターネット環境が必須

インターネット環境

ネット銀行は、名前の通りインターネット上で利用する銀行であるため、ネット環境がないと使えません。

そのため、インターネットの調子が悪いときや、外出先でも電話が悪い場所だと利用できない可能性があります。

キャッシュカードがあれば近所のATMを使うことはできますが、一部の操作や取引はネット環境に依存します。

急に取引する必要がある場合でも、ネット環境によっては利用できないため注意してください。

ネットワーク障害やメンテナンス時に使えない

スマホやパソコンを使う際に、接続しているネット環境に障害が発生した際にも、ネット銀行は使えなくなります。

ネット回線に障害が発生した場合、別のネット環境に接続しない限り操作・取引はできないでしょう。他にも、ネット銀行のサーバがメンテナンスしているときも利用できません。

一般的な銀行でも、時期によってATMがメンテナンスすることはありますが、その場合でも窓口であれば手続きなどは行えます。

 ネット銀行の場合は、ネットでしかできない操作もありますが、メンテナンス中は使えないため注意が必要です。

このようなときは、ネットワーク障害の復旧やサーバメンテナンスの完了を待つしかありません。

引き落とし口座に設定できない場合がある

ネット銀行の種類によっては、口座振替ができない可能性があります。メガバンクであれば対応している口座振替でも、ネット銀行では対応していないことは少なくありません。

例えば、現在口座振替を利用しており、口座をネット銀行に移行するときは対応しているか確認することが大切です。

しかし、ネット銀行に口座を移行してから口座振替を登録する必要が出たときはより注意が必要です。

端末が故障することで使えなくなる

端末が故障

普段、ネット銀行を使っているパソコン・スマホなどの端末が故障してしまうことでも、使えなくなってしまいます。

別の端末からログインすることで操作自体は可能ですが、その端末にログイン情報が残ってしまうため、不正操作のリスクは高くなります。

ネット銀行を利用する際は、端末の管理にも注意してください。

メリット・デメリットを踏まえたネット銀行の選び方

ネット銀行の選び方

普段使いをするなら手数料と普通預金の金利をチェック

ネット銀行を普段使いするのであれば、手数料と普通預金の金利をチェックしましょう。ATMを利用して入出金するときは手数料がかかるため、できるだけ負担が少ないものがおすすめです。

 ネット銀行によっては、手数料はかかるものの時間帯や回数制限つきで手数料が無料になるものも多いです。

また、そこまで預ける金額が大きくない場合でも、普通預金の金利が高い方がお得になります。

使わないお金を預けるなら定期預金の金利が高いものを

将来のために残している普段から使わないお金を預けるのであれば、資産運用向きのネット銀行を選びましょう。

定期預金の場合、預けている金額や期間によって金利は変動しますが、できるだけ金利が高いものを選んだ方がお得になります。

条件によって金利が変わることも多いため、見た目の数字だけでなく細かい内容までチェックするのがおすすめです。

サービス・特典が使いやすいものを選ぶ

ネット銀行によって提供しているサービス・特典は異なります。例えば、系列のATMであればいつでも手数料が無料になったり、クレジットカードと連携することでポイントが優遇されたりします。

通常の金利などは低くても特典内容を考えると、お得になるケースも少なくありません。

 他にも、系列の証券口座と連携させることで金利が高くなるものや、ポイントが貯まったりするものもあります。

普段の生活で利用するショップなどによって特典を受けられるものもあるため、サービスや特典まで確認することで、自分に合ったネット銀行を選びやすくなります。

おすすめのネット銀行3選

ソニー銀行

ソニー銀行

ソニー銀行のおすすめポイント
  • 提携ATMでの引き出しやカードローンの預入が月4回まで無料
  • Visaデビット付きキャッシュカードの「Sony Bank WALLET」が便利
  • 「Sony Bank WALLET」の新規発行で1,000円プレゼント
  • いつものショッピングで最大2%キャッシュバック

 

 

月4回までATM手数料無料!

ソニー銀行
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基本情報

普通預金金利 0.001%
定期預金金利 0.01%~0.130%
提携ATM入金手数料(税込) 無料
提携ATM出金手数料(税込) 月4回まで無料※5回目以降は1回あたり110円
振込手数料(税込) ソニー銀行宛:無料
他行宛:月1回まで無料※月2回目以降は1回あたり110円

月4回までATM手数料無料!

ソニー銀行
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出典:ソニー銀行 公式サイト

ネット銀行の危険性を回避するための対策

回避するための対策

金融機関がセキュリティ対策を実施

ネット銀行などの金融機関は、ユーザーが安全に利用できるためにさまざまなセキュリティ対策を実施しています。

例えば、利用者の端末とネット銀行のサーバとの通信は暗号化されており、通信データが盗まれた場合でも内容は知られません。

他にも、ハッキングなどのサイバー攻撃による対策を万全に行っているため、犯罪によるシステムダウンは起きにくくなっています。

 さらに、個人でセキュリティ対策を行えるサービスも充実しています。

ここまでの紹介である通り、二段階認証や秘密の質問以外にも自動ログアウト設定などがあり、自分でセキュリティ強度を高めやすいです。

自動ログアウトは一定時間操作がなかった場合に、自動的にログアウトすることで端末を紛失した場合でも不正操作を防げます。

ワンタイムパスワードを有効にする

ワンタイムパスワードとは、ログインや取引する際に、その場限り・1回だけ利用できるパスワードのことです。

このワンタイムパスワードを有効にしている場合、新しく発行されたパスワードを追加で入力しない限り利用できません。

新たに発行されたパスワードは専用のアプリやメールに届きます。細かい手法はネット銀行によって異なりますが、簡単に安全性を高められる方法です。

ログインするまでの手順が増えるため、面倒に感じやすいですがセキュリティ対策としては有効なので、設定するのがおすすめです。

不審なメールはフィッシング詐欺を疑う

フィッシング詐欺

最近では、ネット銀行などの金融機関を装った詐欺が多くなっています。近年の詐欺メールは巧妙になっているため、不審なメールが届いたときは本物かどうか疑うことが大切です。

このような詐欺メールに騙されてしまい、記載されているURLにアクセスしてログイン情報を入力すると、そのまま情報が盗まれてしまいます。

 メールの内容も巧妙になっており、「IDがロックされました」「不正なアクセスを検知しました」などが多いです。

なかには明らかに日本語の表現がおかしい場合や、メールアドレスが不審な場合もあるので見抜きやすいでしょう。

しかし、表示されるメールアドレスが偽造されているケースもあるため、安易にURLをクリックするのは避けるのがおすすめです。

メールを経由せずに普段と同じようにネット銀行にアクセスすることで、メールの内容の真偽を確かめられます。

どうしても分からない場合は、サポートに問い合わせてみましょう。

スパイウェアには常に警戒をする

注意が必要なのは、ネット銀行を装った詐欺メールだけではありません。

現在では、さまざまな詐欺・犯罪の手法があり、ウイルスやスパイウェアに感染することで情報を抜き取られることがあります。

そのため、不審なメールに記載されているURL以外にも、不審な添付ファイルなどにも注意が必要です。このようなファイルを展開することでスパイウェアが端末に侵入することがあります。

 スパイウェアなどの不正なプログラムは、バックグラウンドで動作し続けてさまざまな情報を盗みます。

画面操作をそのまま録画したり、キーボードに打ち込んだ情報を得たりするものも珍しくありません。このような動作をするプログラムであれば、IDだけでなく画面に映らないパスワードも奪取されます。

メール以外にもショートメールや不審なWebサイトでも、ウイルスに感染する可能性はあります。

意識するだけでは完全に防ぐことは難しいため、アンチウイルスソフトなどセキュリティツールを入れるのがおすすめです。

預金残高をこまめにチェックする

預金残高をこまめにチェックする

ネット銀行の場合、ATMを利用しなくてもスマホで簡単に残高を確認できます。もし不正アクセスの被害が起きても、こまめに残高を確認することで、犯罪の早期発見に繋がります。

また、不正アクセスの被害を受けた場合、今までのパスワードではログインできなくなっていることが多いです。

 このように乗っ取りの被害を受けているときも、小まめにログインすることで犯罪の被害に遭っていないかを確認できます。

早期に発見することで被害拡大を防いだり、犯人を突き止めやすくなったりするでしょう。

まとめ

この記事では、ネット銀行のメリット・デメリットについて解説しました。メガバンクと比較すると金利が高かったり、手数料がお得になったりするのでおすすめです。

しかし、ネット銀行はネット環境や端末に不具合が発生したときに使えなくなってしまいます。

ネット銀行を使うときは、メリットだけでなくデメリットを押さえて、以下に便利に活用できるかという対策を考えるのがおすすめです。

有効活用すればお得に銀行を利用できるため、ぜひ効果的に使ってみてください。
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