
「仮想通貨のモナコイン(MONA)ってどうなんだろう?」と思う方も多いのではないでしょうか。
モナコインは、ネコのキャラクターのアイコンで有名な仮想通貨ですが、果たして今後の将来性があるのかどうか、気になるところです。
そこでこの記事では、モナコインの特徴・メリット、デメリット・今後の将来性について解説しています。

Contents
仮想通貨モナコイン(MONA)とは?
仮想通貨名 | モナーコイン |
---|---|
発行枚数 | 1億512万枚 |
誕生 | 2013 年 |
発案者 | Mr. Watanabe(わたなべ) |
時価総額 ※2021/10月現在 |
¥11,433,669,438※ |
※参照 https://coinmarketcap.com/ja/currencies/monacoin/
モナコインは、日本生まれの仮想通貨。日本の掲示板サイト2chのキャラクター「モナー」をモチーフに、ライトコインをベースに生み出されました。
正式にはモナーコインという名前ですが、モナコイン(MONA)という名前が広まっています。
開発者は Mr. Watanabe(わたなべ氏)と名乗る人物。本名などの素性は一切明らかになっていません。ネコのキャラクターがアイコンに利用されているため、モナコインは冗談で生み出されたような印象を受けがちです。

例えば、以下のような形で、モナコインを実際に支払い手段として利用することができます。
- ビットコインモール
- アークオンラインショップ
- ビットでマネー
他にも実店舗でモナコインが使えるケースもあります。モナコインは決しておふざけのような存在ではなく、存在価値がある仮想通貨として認識されています。
モナコインの特徴・メリット
- 取引スピードが速い
- 様々な場所ですでに実用化されている
取引スピードが速い
取引スピードの速さは、モナコインの大きな特徴です。ビットコインだと10分程度の時間がかかるところ、モナコインは約90秒で完了します。
このことはSegwitという技術が使われていることと関係しています。Segwitとは、取引データを圧縮することで、取引を高速化させる技術です。
この問題の解決のために、モナコインは世界で初めてSegwitを導入。2017年4月※当時、大きな話題になりました。※DMM Bitcoin公式

様々な場所ですでに実用化されている
モナコインは取引スピードの速さを活かし、すでに様々な場所で利用されています。
- 海外送金
- ネットショップでの決済
- 店舗での利用
- 投げ銭
特に投げ銭は、モナコインがよく使われる場面です。投げ銭とは気に入ったクリエイターにお金を送ること。昨今では聞き慣れた言葉かもしれません。
ほかにも、5chの掲示板での書き込みやSNSのアカウントに対しモナコインを送金できるサービスがあります。そこでは、以下のように金額が語呂合わせになるよう調整し、MONAコインが送る文化が根付いています。
- 0.00114114(イイヨイイヨ)MONA
- 0.004649(ヨロシク)MONA
- 0.007974(ナクナヨ)MONA

モナコインのデメリット・注意点は?
ロードマップが無い
モナコインにはロードマップがありません。そのため、今後世の中でどう利用されるのかが全く分かりません。
このように開発目的を記したものが何も無いのがモナコイン。将来性があるか否かの判断が、難しい部分があります。

公式サイトの更新や開発がストップしている
モナコインには公式サイトがありますが、Copyrightの記載が2013-2018になっています。つまり2018年でwebサイトの更新がストップしているということです。
仮想通貨の業界は日進月歩。常に新しい技術が日々生み出されています。にもかかわらず、3年ほど開発が進んでいないのは致命的です。
ビットコインやイーサリアムなど超有名仮想通貨も時代に対応するため、数年おきにアップデートしています。今後も時代に合わせた更新が行われないとなると、モナコインは厳しくなっていくでしょう。

モナコインに将来性はある?
未来のことは断言はできませんが、モナコインの以下特徴から将来性があると推測しても良いかもしれません。
- アトミックスワップの実装に成功している
- ホワイトリストに登録されている
- 新規取引所に上場する可能性
- モナコインのファン・コミュニティの存在
アトミックスワップの実装に成功している
アトミックスワップとは、取引所などを通さずに個人間で仮想通貨のやり取りができること。通常、仮想通貨取引を個人間で行うと、持ち逃げのリスクがあり安全な取引が難しくなります。
しかし、アトミックスワップにより個人間の安全な直接取引が可能になりました。対応した仮想通貨は少ないですが、モナコインは対応しており特徴の1つになっています。
今後、アトミックスワップがより広く活用されるようになかもしれません。そうなれば、早期から対応していた通貨としてモナコインが注目されるでしょう。

ホワイトリストに登録されている
ホワイトリストとは、2017年に改正資金決済法が施行され、生まれた言葉。一言で言うと安全とみなされている仮想通貨のリストのことです。
仮想通貨取引所が金融庁への登録性になった際に、取り扱い可能になった仮想通貨のことを言います。
過去にはコインチェックが扱っていた仮想通貨の中には、安全性に問題あると判断されたものもあります。匿名性が高く、マネーロンダリングなどに利用される可能性があると判断されたためです。
具体的には、zcashやモネロといった仮想通貨がこれに当たります。かつてコインチェックに上場していましたが、安全性に問題があるため廃止されました。※

新規取引所に上場する可能性
モナコインは、現在様々な取引所に上場しています。2019年にはコインチェック、2020年にはDMM Bitcoinで取扱いスタートしています。
今後も国内外の新規取引所に上場する可能性があります。その際には、モナコインの価格は上昇するかもしれません。
ファン・コミュニティの存在
モナコインには、数多くのファンが存在します。モナコインは開発当初からコミュニティが活発で、「モナコインを盛り上げよう」という意識を持つ人が多くいました。
そういった活動が、様々なサービスやグッズ制作につながりました。
こういった根強いファンの存在が、モナコインの将来を明るくする可能性があります。彼らにより、今後モナコインを利用した画期的なサービスや、利用方法が生み出されるかもしれません。

モナコインの購入にオススメの取引所3選
コインチェック(Coincheck)
- 豊富な17銘柄の仮想通貨
- 販売所・取引所手数料が無料
- 使いやすいスマホアプリ
アプリダウンロード数・取扱い仮想通貨数が国内№1※の取引所。初心者にも使いやすい、アプリのインターフェイスが特徴です。※公式より
金融サービスの大手マネックスグループ傘下なので、セキュリティも安心。安全な環境で、仮想通貨取引を行うことができます。
さらに、口座開設速度の速さにも特徴があります。スマホのみで申し込みから最短1日で、仮想通貨の売買を行うことが可能です。

取扱い通貨数 ※2021年10月時点 |
17種類 |
---|---|
レバレッジ | 無し |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 無料 |
仮想通貨の送金手数料 | 通貨によって変わる |
入金手数料 | コンビニ入金:770円から(税込み) クイック入金:770円から(税込み) |
出金手数料 | 出金手数料:407円(税込み) |
社名 | コインチェック株式会社 |
※参照 https://coincheck.com/ja/
DMM Bitcoin (DMMビットコイン)
- レバレッジ取引できる仮想通貨の種類が№1※
- 機能が豊富で使いやすい取引ツール
- スマホアプリもPC版に匹敵する高機能
※公式より
DMMグループの仮想通貨取引所。モナコイン(MONA)を含む、15種類の仮想通貨をレバレッジを掛けて取引可能です。
取引ツールの機能性も充実しています。PC版ツールはもちろん、スマホアプリでも様々なインジケーターでのチャート分析が可能です。
また、サポートが充実しているところも特徴的。土日祝日含めた365日、LINEや問い合わせフォームから質問できます。

取扱い通貨数 ※2021年10月時点 |
15種類 |
---|---|
レバレッジ | 2倍 |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料※ ※BitMatch取引手数料を除く |
無料 |
仮想通貨の送金手数料 | 無料 |
入金手数料 | クイック入金:無料 振込入金:無料(銀行手数料は利用客負担) |
出金手数料 | 無料 |
社名 | 株式会社DMM Bitcoin |
※参照 https://bitcoin.dmm.com/
bitFlyer
- ビットコイン取引量が国内№1※
- 取引手数料など様々な手数料が完全無料
- 15種類の仮想通貨を100円から売買可能
公式サイトに記載がある通り、ビットコイン取引量が国内№1※の取引所です。取引量が多いため流動性が高く、取引の成立のしやすさが際立っています。
アプリの使いやすさも特徴的で、シンプルな操作画面で仮想通貨を売買可能です。
bitFlyer lightningでは、上級者も満足できる取引が可能。テクニカル分析を行い、レバレッジを掛けたトレードができます。
また、様々な店舗やサービスと提携しているのもビットフライヤーの特徴。ビットフライヤーを通して買い物するだけでビットコインをもらえます。

取扱い通貨数 ※2021年10月時点 |
15種類 |
---|---|
レバレッジ | 2倍 |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 0.01%~0.20% |
仮想通貨の送金手数料 | 通貨により異なる |
入金手数料 | 銀行振込手数料 : 各銀行所定 クイック入金手数料 ・住信SBIネット銀行から:無料 ・住信SBIネット銀行以外から:330円(税込) |
出金手数料 | 220円~770円(税込) |
社名 | 株式会社bitFlyer |
※参照 https://bitflyer.com/ja-jp/
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含 む)
よくある質問
まとめ
今回の記事では、モナコインについて、特徴やメリット・デメリット、オススメ取引所について解説しました。
モナコインはネコのキャラクターがモチーフになっているため、冗談半分で作られたように見られがちですがそうとも言えません。
Segwit実装による高速な送金速度や、ファンやコミュニティの存在などにより、将来性が高いと思える要素もあります。
モナコインは国内の取引所で気軽に購入可能です。この機会に取引所の口座を作り、購入してみるのもいいでしょう。

関連記事|仮想通貨(暗号資産)
- 仮想通貨(暗号資産)おすすめアプリランキング|初心者向け
- アービトラージは儲からない?やり方やメリットを徹底解説!
- 将来有望なアルトコインおすすめ銘柄5選|時価総額ランキングも紹介
- 仮想通貨のおすすめ人気ウォレット5選|おすすめアプリも紹介
- 仮想通貨・ビットコインは儲かる?仕組みやリスクを徹底解説
- ビットコイン3つの換金方法|仮想通貨を現金化する時の注意点
- 仮想通貨(暗号資産)取引所おすすめ15選!通貨数比較ランキング
- ビットコイン(BTC)の買い方|購入におすすめ仮想通貨取引所3選
- 仮想通貨(暗号資産)の今後を予想!将来性のある通貨ランキングも紹介
- 国内で買える仮想通貨(暗号資産)13種類を解説!【将来性あり】
- 仮想通貨のスプレッドを徹底比較|狭い・安い取引所6選を紹介!
- 仮想通貨・ビットコインのチャートの見方を徹底解説|おすすめアプリも紹介
- 仮想通貨(暗号資産)・ビットコインの始め方・やり方徹底解説!
- ビットコインFX(暗号資産FX)とは|儲かる?仕組みや税金も解説!
- 【初心者必見】仮想通貨(暗号資産)・ビットコインの買い方を解説!
- 仮想通貨・ビットコインとは?初心者に仕組みなどわかりやすく解説
- 手数料が安いビットコイン・仮想通貨(暗号資産)取引所5選!
- レバレッジ取引対応のおすすめ仮想通貨(暗号資産)取引所3選!
- ネム(NEM/XEM)の今後・将来性を予想|シンボル(XYM)関連も解説
- IOST(アイオーエスティー)とは?今後の将来性・見通しを解説
- イーサリアム(ETH)とは|2021年今後の価格予想!将来性や見通し
- イーサリアム(ETH)とは|2021年今後の価格予想!将来性や見通し
- 仮想通貨トロン(TRON/TRX)の将来性・今後の価格を徹底予想!
- リップル(XRP,ripple)の今後を予想|最新ニュースから価格や将来性を予測!
- ドージコイン(DOGE)とは?特徴・将来性・今後の価格を予想!
- ビットコインキャッシュ(BCH)とは?将来性・今後の価格を徹底予想!
- モナコイン(MONA)今後の価格・将来性を予想|おすすめ取引所も紹介