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仮想通貨(暗号資産)はインターネット上で利用できる世界共通の通貨です。
しかし、仮想通貨(暗号資産)に興味があっても、実際に仕組みはどうなっているのか、リスクはないのかなどの不明点や不安な点があり、なかなか参入しにくい分野でもあります。
そこで今回は、そもそも仮想通貨(暗号資産)とは何かという基本的なことをはじめ、仕組みや売買方法なども解説します。

Contents
仮想通貨とは?初心者にわかりやすく仕組みを解説!
仮想通貨とは暗号資産とも言い、インターネット上で使用できる世界共通の通貨です。デジタルの通貨なので、日本円やドルのように実際に触ったり見たりすることはできません。
世界には日本円のように価値が安定している国ばかりではなく、通貨の価値が乱高下を繰り返しているような国もあります。

日本でも、2017年4月に施行された「改正資金決済法」にて、仮想通貨(暗号資産)が決済手段として正式に認められました。
今はまだ少ないですが、一部のカフェや家電量販店でも決済手段として使われ始めていますよ。
仮想通貨の主な仕組みは「ブロックチェーン」
仮想通貨(暗号資産)はデータのため、改ざんや不正が行われやすいと思われがちです。しかし、仮想通貨(暗号資産)はブロックチェーンという仕組みを取り入れることで、改ざんや不正を防いでいます。
また複数の人が同じデータを持っているため、透明性も兼ね備えている。
ブロックチェーンは、人件費がかからない分コストを抑えられるシステムです。これにより、取引手数料などを安くできると考えられます。
参照:「ブロックチェーンって何?」-一般社団法人 全国銀行協会
仮想通貨(暗号資産)で行える取引
仮想通貨(暗号資産)では、以下の4つの取引ができます。
- 決済:買い物などの代金を支払う
- 投資:仮想通貨を売買して利益を得る
- 送金:他の人に仮想通貨を送る
- ファンディング:仮想通貨で寄付や投資をする
インターネット上でしか使えないことを除けば、原則として現金と同じような使い方ができます。
メリットとしては、現金でのやり取りよりも手数料が低く抑えられる点や、手数料が安価のため、寄付や投資をより手軽に行える点などが挙げられます。

仮想通貨で利益を出す仕組み
利益を得るための基本的な方法は株と同じで、安く購入して高く売ることで利益を得られます。購入時と売却時の値上がり幅により利益を得るのです。
現物取引とは、実際に仮想通貨(暗号資産)を購入して売ることです。手元に仮想通貨を所有しておく必要があります。一方で先物取引は、いずれ仮想通貨(暗号資産)を購入して売ることを約束する方法です。

よく聞く「ビットコイン」とは?仮想通貨との違いは?
ビットコインは「仮想通貨」や「暗号通貨」の銘柄の1つで、インターネット上でやり取りするお金の種類の1つです。
2009年にビットコインの運用が開始されて以降、さまざまな仮想通貨が登場しました。世界中で流通している仮想通貨の銘柄は、現在3,000種類を超えています。

中でも知名度が高い銘柄であるビットコインについて、特徴を詳しく紹介していきます。
ビットコインの特徴
- 中央管理者がいない
- 発行上限がある
- 換金できる
では、詳しく解説していきましょう。
中央管理者がいない
ビットコインを含む仮想通貨には中央集権的な発行主体や管理者が存在しません。これが法定通貨とは違う点の1つです。
ブロックチェーンとは、ネットワークに接続した複数のコンピュータでデータを共有し、データの耐改ざん性・透明性を実現するものです。
発行上限がある
通常、法定通貨の場合は国の経済状況に応じて、中央銀行が通貨の発行枚数を調整しています。
例えばビットコインの場合、発行上限枚数は2,100万枚です。上限を定めることによって、貨幣の価値が維持されているのです。
換金できる
仮想通貨と似たものとして、電子マネーがありますが、電子マネーは法定通貨に換金することができません。
仮想通貨の用語解説【初心者必見】
仮想通貨を調べると、よく見るし聞くけど分からない用語が多いのではないでしょうか。ここからは初心者向けに仮想通貨のよく聞く用語を解説します。
- ステーキング
- レンディング
- エアドロップ
- スナップショット
- アービトラージ
- NFT
ステーキング
仮想通貨ではトレード以外にもさまざまな方法で利益を得ることができます。
その中のひとつがステーキングで、対象通貨を保有しているだけで報酬を得られる仕組みのことを指します。
イベント参加のためのステーキングでない限りは、いつでも売却できるのがメリットです。
レンディング
ステーキングと同じようなサービスにレンディングがあります。貸暗号資産と呼ばれるもので、取引所に仮想通貨を貸すことで利益を得られます。
またステーキングとは違いたくさんの銘柄で貸し出し可能です。レンディングを提供している仮想通貨取引所はコインチェック、GMOコイン、BITPOINTなどです。

おすすめポイント
- 500円からビットコインが購入可能!少額から取引が始められる
- 取扱通貨数は17種で国内No.1!人気のアルトコインも揃ってる
- セキュリティ強化に力を入れているため安心安全な取引が期待できる
エアドロップ
企業や取引所が宣伝のためにエアドロップを実施することがあります。これは企業や取引所が指定した通貨を保有しておくと無償でトークンが配布されるイベントです。
もともと無償だったものに高い価値がつく可能性があるので、必ず参加したいイベントの1つです。
スナップショット
エアドロップは対象通貨を保有しておくことでトークンが配布されるイベント。対象通貨を保有しておく日や時間は指定されており、そのタイミングでデータが保存されます。
「指定の日時に対象通貨を保有しているか」、証拠として撮影しておくイメージです。
アービトラージ
アービトラージは日本語で裁定取引と呼ばれるもの。
本来同じ価値を持つものが、なんらかの歪みで差が生まれたときに割高な方を売る、割安な方を買って利益を出す手法を言います。
他に現物取引と先物取引で価格差が生まれているときに利益を得る方法もあります。

NFT
NFTは非代替性トークンと訳すもの。
デジタル商品は簡単にコピーができるので、商品自体に価値はあってもデータ自体に価値は今までありませんでした。
これによりデータは唯一無二の存在となるので、データ自体に価値が生まれるようになったのです。
2021年現在ゲームやアートなど色んな分野でNFTが盛り上がっています。
仮想通貨(暗号資産)の種類
仮想通貨は全世界で3,000種類以上あります。しかし、信頼性の高いものは一部とも言われているため、注意が必要です。
信頼性が高いかどうかの目安としては、金融庁が発表している「暗号資産交換業者登録一覧」が参考になるでしょう。
ホワイトリストに含まれる主な仮想通貨は2022年4月時点で以下の38種類です。以下の38種類はいずれも国内で取引が可能な仮想通貨になります。
エイダ | ADA |
コスモス | ATOM |
ベーシックアテンショントークン | BAT |
ビットコインキャッシュ | BCH |
ビットコイン | BTC |
カイカコイン | CICC |
コムサ | COMSA |
ポルカドット | DOT |
エンジンコイン | ENJ |
イーサリアムクラシック | ETC |
イーサリアム | ETH |
ファクトム | FCT |
フィスココイン | FSCC |
フォビトークン | HT |
アイオーエスティー | IOST |
ジャスミー | JMY |
チェーンリンク | LINK |
リンク | LN |
リスク | LSK |
ライトコイン | LTC |
モナコイン | MONA |
ネクスコイン | NCXC |
オーケービー | OKB |
オーエムジー | OMG |
オントロジー | ONT |
パレットトークン | PLT |
キャッシュ | QASH |
クアンタム | QTUM |
こばん | RYO |
トロン | TRX |
カウンターパーティ | XCP |
ネム | XEM |
ステラルーメン | XLM |
リップル | XRP |
テゾス | XTZ |
シンボル | XTM |
ザイフ | ZAIF |
ゼン | ZEN |
仮想通貨(暗号資産)の始め方
仮想通貨を始める流れは、以下の通りです。
- 仮想通貨の口座を作る
- 口座に入金する
- 取引を開始する
まずは仮想通貨をやり取りするための専用口座が必要になります。希望の仮想通貨を扱っている取引所に口座を開設しましょう。
口座を開設したら、開設した口座に現金を入金する必要があります。入金方法は以下の3種類が主流です。
- 銀行振り込み
- コンビニ入金
- クイック入金
細かな入金方法は取引所ごとに違うので、各取引所の公式ページなどで確認しておくと良いでしょう。

仮想通貨(暗号資産)の買い方・売り方
口座開設・入金が完了したらいよいよ仮想通貨の取引です。ここでは、一般的な仮想通貨の買い方・売り方を紹介します。

仮想通貨の買い方
口座に入金できたら、さっそく希望の仮想通貨を購入しましょう。購入の流れは、以下の流れが基本になります。
- 「販売所」にて銘柄を選択
- 「金額指定」あるいは「数量指定」から選択
- 注文内容に問題がなければ「注文確定」
- 購入完了
「金額指定」と「数量指定」が選べる場合がほとんどです。自分に合った購入方法で注文を確定させましょう。
仮想通貨(暗号資産)の売り方
各サービスで異なる部分はありますが、売却手順は以下が基本の流れになります。
- 会員ページにログイン
- 会員ホームの販売所を押下
- 画面上段のタブが「購入/売却」になっていることを確認
- 銘柄を選択
- 売却方法を「金額指定」もしくは「数量指定」から選択
- 売却を押下して取引内容に問題がなければ確定
売却も、購入と同じく「金額指定」と「数量指定」から選べることがほとんどです。
仮想通貨の選び方のポイント
仮想通貨はたくさんの種類があるので、どれにしようか迷う人も多いです。仮想通貨を選ぶときに気を付けるポイントは、以下の3つです。
- 信用性
- 将来性
- 流動性
信用性は、ホワイトリストに載っているものであれば高いと言えます。将来性は、公式ページやSNSなどの評判を確認し、提携している企業やサービスから判断すると良いでしょう。
信用性・将来性・流動性の3つを兼ね備えている仮想通貨はビットコインです。どれがいいかわからない、迷うという場合にはビットコインがおすすめです。

ただし仮想通貨の価値は刻々と変化するものです。どの仮想通貨を購入するかは自分で納得して決めたものにしましょう。
仮想通貨(暗号資産)おすすめ取引所4選!
ここからは、仮想通貨のおすすめ取引所を4つピックアップしてご紹介します。どの取引所も初心者でも使いやすいと言われています。ぜひチェックしておいてください。
コインチェック
ビットポイント
※1 BitMatch取引手数料を除く
500円〜
0.005通貨単位~
1000円〜
0.0001BTC~
500円〜
0.00000001BTC~
1円相当〜
0.00000001BTC~
BTC2,500円分
プレゼント
ADA(エイダ)プレゼント
Coincheck(コインチェック)
- 取引所の取引手数料0円で低コスト
- 取り扱い通貨数は国内最多の17種類※公式より
- 人気のビットコインが500円から買える
- 最短1日で取引スタート
- 積立や貸仮想通貨サービスなど取引方法が豊富
Coincheckは、500円からビットコインが購入できる、仮想通貨初心者でも取引しやすい取引所です。
初心者のうちはビットコインで取引をし、慣れてきたら他の通貨にチャレンジもできるので、長く利用しても物足りなさを感じにくいでしょう。
また、月々1万円からつみたてが利用でき、取引のタイミングがいまいち分からないという初心者でも安心です。

取扱数 | 17種類 |
口座開設スピード | 最短1日 |
手数料(税込) |
【入出金手数料】
【販売所手数料】
|
※出典:公式サイト
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)
- 今なら口座開設完了で全員即時2,000円※プレゼント
※2022年4月1日(金)7時00分~2022年8月1日(月)6時59分 - 取引手数料や暗号資産送付手数料が無料
※BitMatch取引手数料を除く - 口座開設は最短1時間以内に完了
- 決めた瞬間ワンタッチでスピード注文可能
DMM Bitcoinは、取引手数料や暗号資産送付手数料が無料で、コストをなるべくかけずに取引できる取引所です。
※BitMatch取引手数料を除く
取引ツールは使いやすく、特にスマホアプリはパソコンとほぼ同等の機能が搭載されています。
仮想通貨取引で利益を出すためには迅速な対応が求められる場面があるので、スマホアプリが充実しているのは大きなメリットです。

取扱数 | 15種類 |
口座開設スピード | 最短即日 |
手数料(税込) |
|
※出典:公式サイト
fa-check新規口座開設でもれなく全員に2,000円即時プレゼント!
2022年4月1日(金)7時00分~2022年8月1日(月)6時59分
BITPOINT(ビットポイント)
- 口座開設と1万円以上の入金で、3,000円相当のJMYがもらえる!
- 各種手数料が完全無料
- エイダ(ADA)・トロン(TRON/TRX)・ジャスミー(JASMY/JMY)を国内で唯一取扱い※1
- シンプルで使いやすいスマホアプリ
- 500円から購入でき初心者にやさしい
ビットポイントは、PCブラウザ・アプリともにインターフェイスがシンプルで、初心者でも使いやすい取引所です。
取引手数料・即時入金手数料・暗号通貨の入出金手数料などが全て無料。そのため、余計なコストを省いた仮想通貨取引が可能になっています。
そのため、これらの仮想通貨を購入するために、口座開設する価値があるでしょう。さらに、初心者に使いやすい点もビットポイントの特徴と言えます。口座開設が非常に簡単な上に、500円から仮想通貨を購入可能です。
取扱数 | 12種類 |
---|---|
口座開設スピード | 最短翌日 |
手数料(税込) | 取引手数料:無料 入金手数料:無料 出金手数料:無料 入出庫手数料:無料 |
出典:BITPOINT公式
※1 2022年4月時点
bitFlyer(ビットフライヤー)
- 国内最大級の仮想通貨(暗号資産)取引所※1
- 100円からの少額取引が可能
- 最短即日で口座開設&取引スタート可能※2
- T-POINTをビットコインに交換できる
bitFlyerはアカウント作成や維持など、さまざまな手数料が無料で利用できる取引所です。
日頃からT-POINTを貯めている人に特におすすめの取引所と言えるでしょう。100円という少額から取引を始められるので、仮想通貨に興味はあるけれど余裕資金が少ないという人でも安心して利用できます。

取扱数 | 15種類 |
口座開設スピード | 最短即日 |
手数料(税込) |
|
出典
:bitFlyer公式サイト
:さまざまな手数料が無料
※2 クイック本人確認を利用した場合(審査状況によっては時間を要する場合があります)。
仮想通貨取引・投資をするメリットとデメリット
投資先として人気の仮想通貨ですが、メリット・デメリットをしっかりと理解できていない方もいるでしょう。これから仮想通貨に挑戦しようと考えている方向けに、メリットとデメリットをそれぞれ解説します。
メリット
仮想通貨の主なメリットは、以下の3つです。
- 24時間365日利用できる
- 海外への送金手数料が安い
- 全世界で同じ通貨が利用できる
メリット1:24時間365日利用できる
一般的な投資手法とは違い、仮想通貨は金融機関の営業時間等に左右されないため、24時間365日いつでも利用できるメリットがあります。
ライフスタイルに合わせて投資ができる点は、大きなメリットと言えるでしょう。
メリット2:海外への送金手数料が安い
仮想通貨は金融機関を通すことなく送金・決済ができるため、手数料が安い点が特徴です。中には、手数料無料のものもあります。
一方、仮想通貨なら、瞬時に送金を完了することができます。

メリット3:全世界で同じ通貨が利用できる
仮想通貨は、国によって通貨の単位が異なることはありません。そのため、どの国へ行っても同じ通貨が利用できるメリットがあります。
実際に、海外では一部仮想通貨で決済ができるお店も存在します。
デメリット
一方で仮想通貨の主なデメリットは、以下の2つです。
- オンライン状態でないと取引ができない
- 税率が他の投資商品より高いケースがある
デメリット1:オンライン状態でないと取引ができない
仮想通貨は、主にインターネット上で資金をやり取りしています。そのため、オンライン状態でなければ取引ができません。
PCやスマホの故障、インターネットの不具合が起きると、一定期間利用できなくなってしまうリスクも覚えておきましょう。
デメリット2:税率が他の投資商品より高いケースがある
仮想通貨の取引で得た利益は、雑所得として扱われます。一方、株式投資やFXなどの投資商品は、申告分離課税であり、扱いがそれぞれ異なっています。
場合によっては、他の投資商品よりも高い税金がかかってしまうことがあることに注意が必要です。
仮想通貨で資産形成する方法3選
- シンプルに通貨を買う(アルトコインなど)
- 取引所のレンディングを利用する
- 仮想通貨積立を利用する
シンプルに通貨を買う(アルトコインなど)
資産を増やす最初の方法は、シンプルに仮想通貨を購入することです。仮想通貨は価格が変動するので、購入後に仮想通貨が値上がりすれば利益を出せます。
中でも、大きな資産形成につながる可能性があるのは、アルトコインを購入すること。
とはいえ、アルトコインはあまりにも数が多くどの通貨が値上がりするかの正確なところは誰にも分かりません。
そのため、様々な通貨についてどのような目的で生み出されたのかを調べ、将来性が高そうなものに投資するといいでしょう。

取引所のレンディングを利用する
仮想通貨のレンディングを利用するのも有効な方法です。レンディングとは、仮想通貨を取引所に預けることで、利息がもらえるというもの。
トレードとは違い仮想通貨の所有量が減る可能性が無く、確実に数量を増やすことが可能です。
ただ、銀行預金と全く違うのはその利息の高さです。取引所により異なりますが、年利は1%~5%に設定されていることが多いです。
日本の銀行は利息が0.002%程度ですから、比較にならないほどに利息が高いことが分かります。

仮想通貨積立を利用する
仮想通貨の積立を利用するのもいい方法でしょう。積立とはその名の通り、一定間隔で同じ金額の仮想通貨を、積み立て購入すること。
期間を分散し投資すると、同じ金額でも価格が高騰しているときは購入枚数が減り、下落しているときは購入枚数が増えます。
このように、一度に大きなお金を投資するのではなく、少額を分けてリスク分散する投資方法をドルコスト平均法と言います。
ドルコスト平均法は、長い目で見て価格が上昇する見込みの高い投資対象に対し、有効とされています。

仮想通貨(暗号資産)取引・投資をする際の注意点
- 仮想通貨投資は余裕資金で行う
- ハッキングリスクがあることを理解する
- 高値掴みしないことを心がける
- 狼狽売りをしないようにする
- 販売所から徐々に取引所に利用を切り替える
- 詐欺コインの存在を知る
仮想通貨投資は余裕資金で行う
仮想通貨のみに限った話ではありませんが投資は余剰資金で行うのが鉄則です。投資を行う際には、つい欲が出てしまい金額を無理な金額を投入しがちです。
その結果、生活資金や将来のための貯金にまで手を付けてしまい大切なお金を失う人も珍しくありません。
しかし、仮想通貨に限らず投資にはリスクがつきものです。投資した以上はその分の金額を全て失う可能性があることを頭に入れておかなければなりません。
そのため、投資に使う金額は失っても人生に支障が出ない程度の割合に留めておくようにしましょう。

ハッキングリスクがあることを理解する
仮想通貨を取り扱う際には、取引所のハッキングリスクがあることを理解しましょう。取引所は多額の資金が存在するため、世界中のハッカーが、セキュリティに穴が無いかをさがしているからです。
実際に2018年にはコインチェックがハッキング被害に遭い、580億円相当の仮想通貨が盗難されたことを覚えている方も多いでしょう。
とはいえ、心配しすぎる必要はありません。2021年現在、仮想通貨取引所のセキュリティは大幅に改善されているからです。

また金融庁により、仮想通貨交換業者には顧客資産の分別管理が義務付けられています。そのため、万が一ハッキングに遭っても預け入れた資産が返ってくる可能性も高いです。
とはいえ、もしハッキング被害に遭ってしまえば、本当に資金が戻ってくるのか大きな不安を感じることにはなるでしょう。また、資金が凍結され、トレードの機会を失うのは間違いありません。

高値掴みしないことを心がける
仮想通貨投資の際に、やってしまいがちな失敗に高値掴みがあります。仮想通貨に限ったことではありませんが、上昇トレンドが発生し価格が上がっているのを見るとつい飛び乗りたくなるものです。
価格が急上昇しているチャートを見ると、どこまでも上昇していくような錯覚に陥ってしまいがち。
しかし、言うまでも無く上昇トレンドには必ず終わりが訪れその後には暴落がやってくる傾向にあります。上昇した後は安値で購入した人の利確や、売りから取引をスタートする人の注文が入るからです。
そのため、不慣れな方が購入するタイミングは価格が急降下する直前になってしまうことが多いのです。

また、価格が上がっているときはニュースや会社の同僚から仮想通貨の話題を聞く機会も増えます。そのため投資したくなりますが、こういうときこそ暴落直前の可能性が高いので注意です。
反対に、価格が暴落した後に仮想通貨の話題を一切聞かなくなった時期こそが、投資を行うのにベストなタイミングであることが多いです。
狼狽売りをしないようにする
仮想通貨で損をする大きな理由の一つとして狼狽売りが挙げられます。狼狽売りとは、価格下落により含み損が発生した際に、耐えきれなくなり手放してしまうこと。
仮想通貨の場合、これをやってしまうと損失が出た段階で取引が終了することになり、取引がマイナスで終わってしまいます。
仮想通貨の世界では、大幅に価格が下落するのはよくあること。広いボラティリティに慣れていなければ、その際に不安になるのも当然でしょう。
しかし、仮想通貨は暴落してしばらくした後に再び価格が急騰するため、数か月待っていれば再び価格が戻り利益が出ることが多いのです。

とはいえ、将来性の無い仮想通貨であれば価格が下落し続け価値が0になってしまう可能性もあり得ます。
そのため、所有している通貨の未来を期待できないと感じる場合に限り早めに損切したほうがいいかもしれません。
販売所から徐々に取引所に利用を切り替える
仮想通貨取引を始める際、販売所での取引からスタートすることがほとんどでしょう。販売所は取引画面がシンプルで、直感的に仮想通貨を購入できるからです。
しかし、販売所は初心者にも使いやすいというメリットがある一方で、スプレッドが存在し売買のたびに高額な取引コストが発生するデメリットもあります。
そのため、仮想通貨取引に慣れてきたら、販売所ではなく取引所をメインに利用することをオススメします。
販売所では板を使った取引をすることになるため、慣れるまでは操作が大変かもしれません。しかし、非常に安価な取引手数料で仮想通貨を売買でき、コストが格段に安く済みます。

詐欺コインの存在を知る
仮想通貨の中には、詐欺コインも存在することを認識しておきましょう。現在世界には15,000種類以上の仮想通貨が存在します。
これだけの仮想通貨にはそれぞれの開発者が存在するわけですが、残念ながら中には集金だけを目的に作り出す人物もいます。
過去には「上場後○○○倍になる」「購入すれば確実に億万長者に!」などの売り文句で販売され、ICOが行われたケースが何度もあります。
そして、こうした仮想通貨の中には集金後には上場することも無く仮想通貨そのものが消えてしまったものもあります。

このように詐欺の疑いのある仮想通貨を購入してしまうと投資資金の大部分を失うことになりかねません。
仮想通貨とは【よくある質問】
どの取引所にしようか迷ったら、DMM BitcoinかCoincheckのどちらかを選ぶのが無難でしょう。
経済が不安定な地域では資産を仮想通貨に変えている人も多いです。法定通貨や仮想通貨同士の売買だけでなく、現金のように買い物に利用したり寄付したりも可能です。
仮想通貨(暗号資産)に関するアンケート
これから仮想通貨やビットコインに投資する場合、すでに投資を始めている方の「投資を始めようと思ったきっかけ」「口座数」「メインで使用している取引所」「取引所選びで重要視していること」など気になりますよね。

そこで当サイトでは、以下のアンケートを行いました。調査項目とそれぞれの結果を見ていきましょう。
Q1.仮想通貨(暗号資産)投資を始めようと思った最も大きな理由・きっかけはなんですか
仮想通貨(暗号資産)投資を始めた理由 | 割合 |
---|---|
単純に興味があったから | 34.7% |
仮想通貨の将来性に期待しているから | 20.5% |
知人や家族に勧められたから | 17.4% |
テレビCMやネット広告を見て | 12.8% |
覚えてない | 7.3% |
新型コロナの影響 | 5.5% |
その他 | 1.8% |
仮想通貨投資を始めた理由として最も多かったのは「単純に興味があったから」で、34.7%の方が答えました。
テレビ・CM・SNS・YouTube・雑誌・中吊り広告など、いたる所で仮想通貨の特集が組まれており、羽振りの良い話もよく聞きます。
また株や為替などは企業知識が必要だったり外国の経済知識が必要だったりと「難しそう」なイメージがありますが、仮想通貨は若い方も投資しており、身近で親しみやい印象があるのかもしれません。
「仮想通貨の将来性に期待しているから」と回答した方も20.5%いました。

日本では家電量販店の数店舗がビットコイン決済に対応していますし、海外ではファーストフード店・オンライン決済サービス『PayPal』でも仮想通貨決済が可能です。
またリップルは法定通貨間の送金のブリッジ通貨として使用されることが多く、「SWIFT(国際銀行間通信協会)」の代替になるか期待されています。
これら「仮想通貨の将来性に期待して投資を始めた」と言う方も多いようです。
他には新型コロナの影響で、お金や仕事について改めて考え投資を始めたと言う方や、在宅時間が増え、投資の勉強をする時間が増えたので始めたという方も多くいます。

Q2.開設した国内仮想通貨取引所の口座数は何社ですか?
口座開設した仮想通貨取引所の数 | 割合 |
---|---|
1社 | 54.3% |
2社 | 26.9% |
3社 | 11.0% |
5社以上 | 5.0% |
4社 | 2.7% |
「口座開設した仮想通貨取引所の数は何社ですか?」のアンケートで最も多かったのは、「1社」の54.3%でした。半数以上の方が1社のみしか開設していないようです。
複数開設するのは手間だし資金管理が面倒という方もいるでしょうが、多くの方は「口座開設した仮想通貨取引所のツールやアプリをまだ使いこなせていない」という初心者の方が多いのではないでしょうか。
仮想通貨の仕組みやシステムが理解でき、取引所のツールの見方が分かるようになってくると、今度は取引所それぞれのメリット・デメリットが分かるようになってきます。
脱初心者に近づいている方は取引所1社では物足りずに、複数の取引所に口座開設をして、それぞれの取引所の特性を生かしているのではないかと推測できます。

スキャルピング・デイトレード・長期トレードなど投資スタイルによって取引所を使い分けたい方や、売買タイミングでスプレッドができるだけ狭い取引所を選びたい方もいるでしょう。
また仮想通貨に慣れてきた頃には、取引所間で価格差が生じているときに、送金をして利益を出すアービトラージで利益を出す方も多くいます。
4社以上登録している方は、キャッシュバックキャンペーンのために登録している方も多いでしょう。
取引所では、口座開設でもらえるキャッシュバックキャンペーンや、定期的に開催される入金キャンペーンがあります。

Q3.メインで利用している国内仮想通貨取引所はどれですか?(最もあてはまるものをお選びください)また、過去に取引を行っていた方は当時メインで利用していたものをお選びください。
メインで利用中/利用していた取引所 | 割合 |
---|---|
bitFlyer | 26.9% |
コインチェック(Coincheck) | 21.0% |
GMOコイン | 17.4% |
DMM Bitcoin | 11.9% |
BITPoint | 3.7% |
楽天ウォレット | 3.7% |
bitbank | 3.2% |
SBI VC トレード | 3.2% |
LINE BITMAX | 0.9% |
Zaif | 0.9% |
その他 | 7.3% |
最も利用している取引所はどこですか?と言うアンケートで最も多かったのは、「bitFlyer」で26.9%、続いて「コインチェック」が21%と言う結果になりました。どちらも国内老舗の取引場です。
bitFlyerは三井住友銀行グループ、みずほフィナンシャルグループなどの大手から出資を受けていたり、コインチェックはマネックスグループが運営していることから信頼性が高いため、このような結果になったと予想できます。
次いでGMOコインが17.4%、DMM Bitcoinが11.9%という結果でした。
どちらの取引所も比較的新しいですが、取扱通貨の多さや独自ツールの利便性など、bitFlyerやコインチェックにはない特色をたくさん持っており人気が高まっています。

次にメイン利用者が多いのは、「BITPOINT」や「楽天ウォレット」ですが、割合は3.7%であり、4位までとは大きく離れています。
6位以降の「bitbank」「SBI VC トレード」「LINE BITMAX」などの取引所は、取り扱い通貨数が少ないので、メインで使用するには物足りないという方が多いのかもしれません。
仮想通貨投資初心者の方は、まずは上位4社の取引所に口座開設してメインとして利用し、慣れてきたら他の取引所を開設するのがおすすめです。
その他にはLiquid by Quoine・DeCurret・Huobi・Bitgateなどの国内取引所があります。
Q4.周りにおすすめしたい国内仮想通貨取引所はどれですか?(複数回答可)
周りにおすすめしたい国内仮想通貨取引所 | 人数 |
---|---|
bitFlyer | 63人 |
コインチェック(Coincheck) | 53人 |
GMOコイン | 51人 |
DMM Bitcoin | 34人 |
楽天ウォレット | 18人 |
SBI VC トレード | 17人 |
bitbank | 16人 |
BITPoint | 14人 |
LINE BITMAX | 14人 |
Zaif | 12人 |
その他 | 5人 |
周りにおすすめしたい国内仮想通貨取引所も1位は「bitFlyer」で63人でした。続いて2位はコインチェック、3位GMOコイン、4位DMM Bitcoinとなっており、「メインで利用している取引所」の結果と変わりませんでした。
ほとんどの方がメインで使用している取引所に満足しており、周りにおすすめしたいと考えているようです。
また4位以下の取引所もメイン取引所としては振るわなかったものの、おすすめしたい取引所では大きな差は見られません。
楽天ウォレットは楽天ポイントが利用できるので楽天経済圏で生活している方におすすめしやすく、LINE BITMAXはLINEからログインできるので、普段LINEを使用している方におすすめしやすいのが理由でしょう。

またBITPOINTは他取引所で扱いの少ないトロン・エイダコイン・ジャスミー・ディープコインなどが売買できるため人気です。
どの取引所にも上位4社にはないメリットがあるので、サブ取引所としておすすめしたいという方が多くいます。
Q5.仮想通貨取引所を選ぶ際、重要視していることはなんですか?(複数回答可)
仮想通貨取引所を選ぶ際、重要視していること | 人数 |
---|---|
セキュリティ | 116 |
ツールの使いやすさ | 92 |
手数料の安さ | 73 |
実績 | 69 |
取扱通貨の種類や数 | 67 |
口コミ・評判 | 48 |
知名度 | 48 |
その他 | 16 |
「取引所を選ぶ際に重要視している事はなんですか?」という質問で、最も高かったのは「セキュリティ」の高さで116人の方が回答しました。
2021年に海外でハッキングによる数百億に及ぶ不正流出事件※1がありましたし、過去にはネム流出事件※2もありました。
そのため大手証券会社マネックスグループが運営しているコインチェック、大企業と提携を結んでいるbitFlyer、インターネットの大手GMOインターネットグループが運営するGMOコインが人気となっています。
次に重要視されているのが、ツールの使いやすさです。ただでさえ分かりにくいチャート画面なのに、複雑で使い勝手の悪いアプリは誰も使う気にならないでしょう。

また手数料の安さも上位にランクインしています。大きく価格が上昇したので「儲かった!」と喜んでいたら、「スプレッドが広すぎて結局損をした」というのは誰もが経験しているのではないでしょうか?
仮想通貨にはスプレッドの他にも、入出金手数料・取引手数料・送金手数料などの手数料があります。できるだけコストを抑えたいと考え手数料の安さを重要視している方が多いようです。

※1 仮想通貨660億円流出 ハッカーが返還「遊びでやった」 -日本経済新聞
※2 NEM流出、不正交換容疑で31人を立件 主犯者は不明 -朝日新聞
Q6.今後、一番将来性(価格上昇)が期待できる仮想通貨はどれですか?(最もあてはまるものをお選びください)
仮想通貨 | 回答者 | おすすめの購入場所 | |
---|---|---|---|
1位 BTC |
104人(47.5%) | ||
2位 ETH |
19人(8.7%) | ||
3位 ETC |
14人(6.4%) |
国内で取り扱ってるのは上記3つの取引所のみ |
|
4位 XRP |
11人(5.0%) |
・DMM Bitcoin |
|
5位 LSK |
5人(2.3%) |
今後将来性が期待できる仮想通貨として、飛び抜けて高い割合だったのが「ビットコイン」です。そもそも仮想通貨のはじまりがビットコインであり、言わば仮想通貨の王様という存在。
アルトコインはビットコインに引っ張られて上昇下降しているケースが多く、今後もビットコインの上昇なくして仮想通貨のブームはありません。
また次点で期待が高いのはイーサリアムでした。ビットコインは取引情報を記載するのみですが、イーサリアムはスマートコントラクト機能があるため、プラットフォーム上で様々なサービスを展開できます。
多くのグローバルな企業がイーサリアムのプラットフォームに関心を示しており、すでにシステムに取り入れている企業も多いです。

アンケート調査の概要
調査概要 | 仮想通貨(暗号資産)に関するアンケート |
調査方法 | インターネットリサーチ |
調査対象者 | 仮想通貨(暗号資産)取引経験のある20歳以上の方 |
調査対象者数 | 221名(男性167名 女性54名) |
調査実施期間 | 2021年12月 |
調査対象地域 | 日本 |
調査実施会社 | 株式会社ジャストシステム ファストアスク |
まとめ
本記事では、仮想通貨とはどういうものなのか初心者の方にもわかりやすく解説しました。
仮想通貨はインターネット上で使用できるデジタル通貨です。世界共通の価値であるため公平で、さまざまな地域で支払いに使えます。
本記事で紹介したおすすめの取引所では、手数料が安いのはもちろん、初心者向けの使いやすいツールや少額投資など、さまざまなサービスを実施しています。
売り方や買い方も簡単で口座開設もスピーディーにできるので、手軽に始められます。

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