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仮想通貨取引には、売買時や日本円の入金時などさまざまな場面で手数料が発生します。
「どれくらいの手数料がかかる?」「どうすれば安く抑えられる?」など疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。仮想通貨取引所によっても手数料が違うため、どこを選ぶかも重要です。
そこで今回は、仮想通貨取引でかかる手数料を解説。手数料を安く抑える方法や手数料の安い取引所5選など詳しく紹介してきます。

Contents
手数料が安い仮想通貨取引所5選
手数料が安いおすすめの仮想通貨取引所を5つ厳選して紹介します。どの取引所も初心者でも簡単に口座開設できるのも魅力です。
※表示料金はすべて税込表示です。
Coincheck
Coincheckは、取り扱っている仮想通貨が16種類と豊富な取引所です。500円からビットコインを購入できる手軽さで、初心者でも安心して取引を始められます。
貸仮想通貨やつみたてにも対応しており、取引するタイミングがわからなかったり、取引するのはまだ不安という人でも仮想通貨に参入できます。

※1 2020年1月~12月(データ協力:AppTweak)
取引通貨 | 16種類 |
取引手数料 |
【販売所】
【取引所】
|
日本円出金手数料 | 407円 |
日本円入金手数料 |
【銀行振込】
【コンビニ入金】
【クイック入金】
|
送金手数料 |
【BTC】
【ETH】
【XRP】
|
レバレッジ手数料 | – |
※出典:https://coincheck.com/ja/
DMM Bitcoin
DMM Bitcoinは、取り扱っている15種類の仮想通貨全てでレバレッジ取引ができる取引所です。現物取引に慣れてレバレッジ取引をアルトコインで試してみたい人に適しています。
また、サポート体制も充実しており、困ったことがあれば365日いつでもLINEで相談できるため、初心者でも安心して取引が可能です。

取引通貨 | 15種類 |
取引手数料 | 無料※BitMatch取引手数料を除く |
日本円出金手数料 | 無料 |
日本円入金手数料 | 無料 |
送金手数料 | 無料 |
レバレッジ手数料 | ポジション金額の0.04%/日のレバレッジ手数料がロールオーバー時に発生 |
bitFlyer
bitFlyerは100円という少額から仮想通貨取引が可能な、初心者でも始めやすい取引所です。T-POINTをビットコインに変えられるので、T-POINTを貯めている人に特におすすめになります。
bitFlyerを利用するなら、住信SBIネット銀行に口座開設しておくと良いでしょう。
また、ハッキングで被害が発生しても最大500万円までは全額保証を受けることができ、資産もしっかり守れます。

取引通貨 | 13種類 |
取引手数料 |
【販売所】 無料 【取引所】 約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: BTC) |
日本円出金手数料 | 220〜770円 |
日本円入金手数料 |
【銀行振込】
【住信SBIネット銀行】
【住信SBIネット銀行以外】
|
送金手数料 |
【BTC】
【ETH】
|
レバレッジ手数料 | 建玉金額の絶対値×0.04%/日 |
GMOコイン
GMOコインは、2021年オリコン顧客満足度ランキングNo.1※2を獲得した実績がある取引所です。
貸暗号資産やつみたて暗号資産にも対応しており、取引に不安がある初心者でも安心して仮想通貨を扱えるでしょう。

※2 https://life.oricon.co.jp/rank-cryptocurrency/cash-transaction/
取引通貨 | 13種類 |
取引手数料 |
【販売所】
【取引所】
|
日本円出金手数料 | 無料 |
日本円入金手数料 | 無料 |
送金手数料 | 無料 |
レバレッジ手数料 | 建玉ごとに0.04%/日 |
SBI VCトレード
SBI VCトレードは、日本円の出金以外に手数料がかからない取引所です。また、出金にかかる手数料も格安なので、コストをかけずに取引できます。
貸仮想通貨にも対応しており、長期的にビットコインを保有する予定ならぜひ利用しておきたい取引所です。

取引通貨 | 5種類 |
取引手数料 | 無料 |
日本円入金手数料 | 無料 |
日本円出金手数料 |
【住信SBIネット銀行】
【住信SBIネット銀行以外(3万円未満)】
【住信SBIネット銀行以外(3万円以上)】
|
送金手数料 | 無料 |
レバレッジ手数料 | ー |
手数料を安く抑える仮想通貨取引所の選び方
1.目的の取引の手数料で選ぶ
仮想通貨は、売買以外にも送金や寄付などの目的で使用される場合も少なくありません。そのため、目的に関わる手数料が安い取引所を選ぶ必要があります。
また同じ売買目的の場合でも、現物取引とレバレッジ取引のどちらの取引を主にしたいのかを決めておくと良いでしょう。
例えば、現物取引をしたい場合に送金手数料が安い取引所を選んでもあまり意味がありません。しかし、海外に留学中の子供に送金したい場合には、送金手数料の無料な取引所が適しています。

目的 | チェックすべき手数料 |
売買 |
|
送金・寄付 |
|
2.日本円の出入金の手数料で選ぶ
日本円の出入金の安さも取引所を選ぶ大切な基準です。仮想通貨取引をするためには、開設した口座に入金する必要があるため、入金手数料が無料か安い取引所のほうが取引を始めやすいです。
また、仮想通貨を日本円などに換金する際にも出金手数料が発生します。仕送りなどで受け取った仮想通貨を現金にするなど、出金の機会が多い場合には出金手数料もチェックしておく必要があります。
3.スプレッドの狭い取引所を選ぶ
スプレッドは売値と買値の差額ですが、この差額は実質的な手数料となっているため、スプレッドが狭い取引所のほうが実質的な手数料が安いと言えます。
例えば、ビットコインではA取引所のスプレッドが狭くても、イーサリアムではB取引所のほうが狭いということもありえます。

仮想通貨取引で手数料がかかる場面は4つ
仮想通貨取引で手数料がかかる場面は、主に以下の4つです。
- 売買
- 日本円の入金
- 日本円の出金
- 仮想通貨の送金
銀行で現金を取引するときと同じ場面で手数料が発生すると考えて良いでしょう。
取引所によって手数料が発生する条件が違い、無料な場合もあります。以下、仮想通貨取引で発生する手数料の相場を4つの場面ごとに解説します。
1.売買時の手数料
売買時の手数料は低めで無料か取引額の0.01~0.05%ほどですが、取引の種類によって違いがあります。
- 現物取引
- レバレッジ取引
- スプレッド
仮想通貨取引の種類は、主に上記3つです。それぞれの手数料の相場についてみていきましょう。
現物取引の手数料相場
現物取引を行う場合、取引額の無料~0.03%ほどの手数料に加え、MakerとTakerにも0.03%前後の手数料が課せられることがあります。
レバレッジ取引の手数料相場
取引所でレバレッジ取引を行う場合は、レバレッジ手数料だけでなく、大きな損失を防ぐためにシステムによって強制的に取引を終了させられるロスカット時にも手数料が発生します。
課せられる手数料の相場は、レバレッジ手数料が0.05%、ロスカット手数料が0.5%程度です。

スプレッドは実質的な手数料
仮想通貨の取引所によっては、スプレッドが広く設定されている場合があります。
例えば、購入価格が102万円で売却価格が100万円の場合、スプレッドは2万円になります。

そのため、短期的な取引をする場合にはスプレッドが狭いほうが有利になります。スプレッドの幅は取引所によって差があるので、自分が取引したい仮想通貨のスプレッドが狭い取引所を選ぶのが良いでしょう。
2.日本円の入金
日本円の入金時の手数料は無料~数百円の手数料がかかります。同じ取引所でも入金方法によって手数料に違いがあるので、事前に入金方法の手数料が安いかどうかをチェックしておくと良いでしょう。

3.日本円の出金
日本円の出金は無料~1,000円前後の手数料がかかります。出金時に比べて手数料が高いケースが多く、入金は無料でも出金時には手数料を設定している業者がほとんどです。

4.仮想通貨の送金
送金手数料は安めに設定されている傾向にあります。送金額などの条件を満たせば、無料の場合も少なくありません。

仮想通貨取引所の手数料を安く抑える方法
仮想通貨には何かしらの手数料がかかりますが、以下のような方法で手数料をなるべく安く抑えることも可能です。以下の3つの方法について、くわしく解説します。
- 仮想通貨の取引回数を少なくする
- 日本円の出入金は提携銀行から行う
- 販売所ではなく取引所で売買する
1.仮想通貨の取引回数を少なくする
仮想通貨取引では一回の取引ごとに手数料が発生するので、取引回数を少なくすれば結果的に手数料を抑えられます。
売買や入金など手数料がかかる場面では1回で大きな額を動かすように心がけ、少額で繰り返し取引しないようにすると良いでしょう。
2.日本円の出入金は提携銀行から行う
日本円の出入金には提携銀行の口座を使うのがおすすめです。手数料を無料にできたり安く抑えられたりします。
利用する仮想通貨取引所がどの銀行と提携しているかを確認し、提携銀行に口座がなければこの機会に作成してみるのも良いでしょう。

3.販売所ではなく取引所で売買する
仮想通貨取引所には、業者と仮想通貨を売買する販売所と個人間で売買する取引所の2つの取引する場があります。
販売所の特徴 |
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取引所の特徴 |
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取引所ではほとんどの取引に手数料が発生しますが、スプレッドで支払う額よりも少額になる場合が多いです。
利用する時間帯に取引したい仮想通貨のスプレッドが狭い仮想通貨取引所を選ぶのが良いでしょう。

仮想通貨にまつわるよくある質問
まとめ
今回は、仮想通貨取引所の手数料について、くわしく解説しました。仮想通貨取引所で手数料がかかる場面は、主に以下の4つです。
- 売買
- 日本円の入金
- 日本円の出金
- 仮想通貨の送金
手数料を抑えて取引するには、目的に合った仮想通貨取引所を選ぶ必要があります。

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