
仮想通貨のポルカドットはWEB3.0と呼ばれる新しいインターネットのあり方を提示しており、今後様々な分野で活躍が期待されているのをご存知でしょうか?
DOTって将来性あるの?今後価格上昇するの?とお悩みの方も多いと思います。そこで本記事ではポルカドットの特徴や将来性、今後の価格予想や買い方を解説します。

Contents
仮想通貨のDOT/Polkadotとは?基本情報
通貨名 | ポルカドット |
---|---|
通貨単位 | DOT |
時価総額 | ¥5,279,159,578,456.51 |
時価総額ランキング | 8位 |
発行上限枚数 | 10億7,000万枚 |
現在の値段 | ¥5,347.53 |
売買可能国内取引所 | bitFlyer、GMOコイン、BitPointなど |
ポルカドットはスイスの「Web3 Foundation」財団によって開発されたプラットフォーム。『ポルカドット』のプラットフォーム内で使用される仮想通貨を「DOT(ドット)」と呼び、2020年に誕生しました。
発表されてから約1年半しか経っていないので、まだ上場していない取引所も多いですが、2021年11月現在時価総額ランキングは8位。5300円前後で推移しており、世界的に注目されている通貨です。

仮想通貨DOT/Polkadotの特徴を解説
プラットフォームの『ポルカドット』には以下の5つの特徴があります。
- トランザクションの処理が高速でできる
- Pooled Security採用のためセキュリティが高い
- ブロックチェーンの開発が簡単にできる
- 別々のブロックチェーンを同期してつなげられる
- WEB3.0を目指すプロジェクト
トランザクションの処理が高速でできる
ポルカドット1つ目の特徴がトランザクション処理(取引データの処理)が高速でできることです。これは『パラチェーン』と呼ばれる並列型のブロックチェーンを使用しているからです。
通常のブロックチェーンは1つずつトランザクションの処理を行うので、スケーラビリティ問題が起こります。
しかしポルカドットは並列型ブロックチェーンで処理していくため、トランザクションの処理が高速でできるのです。スケーラビリティ問題は解消され、手続きスピードは速く手数料も安く済む特徴があります。
Pooled Security採用のためセキュリティが高い
通常ブロックチェーンは外部からの攻撃を防ぐため、たくさんのリソースをかけています。しかし小さなブロックチェーンにまでリソースをかけるのは難しく、結果的に攻撃されてしまうことも少なくありません。
『Pooled Security』は簡単に言えば、1つのブロックチェーンで利用した強固なセキュリティーを、ネットワーク上にプールし、別のブロックチェーンでも使い回せる技術です。
『Pooled Security』を利用することで、他のブロックチェーンや、新しく開発されたブロックチェーンのセキュリティーも堅固なものを維持できるのです。
ブロックチェーンの開発が簡単にできる
ポルカドットは『Substrate(サブストレート)』と言うフレームワークによって開発されています。
ブロックチェーンを1から作る必要もなく簡単に作れるように設計されており一般向けにも提供されています。

別々のブロックチェーンを同期してつなげられる
4つ目の特徴が、別々のブロックチェーンを同期してつなげられることです。
今まではビットコインのブロックチェーンやイーサリアムのブロックチェーンなど、別々のブロックチェーンは相互運用できず取引所を経由して交換する必要がありました。
しかしポルカドットなら異なるブロックチェーンをつなげ相互運用できるため、分散型の管理が実現できます。この相互運用性を英語で「インターオペラビリティ」と呼びます。

WEB3.0を目指すプロジェクト
ポルカドットはWEB3.0の実現を掲げています。
WEB1.0 | 90年〜00年代のWEB世界。企業や運営が情報を配信したサイトを閲覧する一方向の時代。 |
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WEB2.0 | 10年〜20年代のWEB世界。企業や運営だけでなくユーザーもSNSで情報を発信するようになった双方向の時代。 |
WEB3.0 | 中央管理者をなくし、みんなで管理する分散型の時代。 |
今までは企業がユーザーに対し一方向に発信していたり、中央で管理していましたが、WEB3.0は分散して管理するもの。
中央に依存する必要がなくなるので、透明性が生まれセキュリティは高まるなど、さまざまなメリットがあります。
オープンガバナンス体制はトークン保有者に対して、ガバナンス権が与えられ、開発に関われること。ユーザーも運営に関われる民主的な仕組みが取り入れられているのです。
【2021】DOT/Polkadotの最新ニュース
ポルカドットに関する最新ニュースは以下の4つです。
- パラチェーンオークションの開始
- 過去最高値を更新
- BitPointで取扱開始
- SBI VCトレードで取扱開始
パラチェーンオークションの開始
ポルカドットネットワークに接続するプロジェクトを決める『パラチェーンオークション』が、11月11日より開催。
パラチェーンはポルカドットの本体につながる並列のブロックチェーン。ポルカドットのパラチェーンになることで本体のセキュリティの高さや利便性を受けられます。
2022年3月上旬まで計11回行われる予定です。
過去最高値を更新
2021年11月1日にDOTが5,709円まで高騰し、過去最高値だった5月14日の5,250円を更新しました。そのあとも過去最高値を更新しています。
BitPointとSBI VCトレードにてDOTの取扱いが開始
10月26日に仮想通貨取引所のBitPointでDOTの取扱いが開始しました。BitPointは同時にJMYも上場しており、現在10通貨を取扱っています。また、9月16日にはSBI VCトレードにてDOTの取扱を開始しました。
DOTの現在の価格と過去のチャート
2021年11月14日現在のDOT/JPYのチャートが上記です。2020年までは400〜500円前後を推移していましたが、2月頃から少しずつ価格上昇、3〜5月には4,000円〜5,000円と約10倍まで高騰しました。
11月4日には6,146円と過去最高値まで上昇。執筆時点では少し下降していますが押し目となるか、このまま下がるのか注目されています。
過去のDOTの高騰事例
DOTは2020年5月に発行したばかりの通貨でまだ歴史は浅いです。過去に高騰したのは2021年の5月、そしてその5月の高値を更新している最中の11月です。
今後どうなる?DOT/Polkadotの将来性
結論から述べるとDOTに将来性はあると言えるでしょう。時価総額が高く流動性があること、1年で約20倍まで高騰したこと、そして今もなお伸び続けているからです。
またポルカドットを利用した、さまざまなプロジェクトが現在も進行中です。
- Efinity
- PolkaBTC
Efinity
仮想通貨エンジンコインを発行しているEnjin(エンジン)は、現在ポルカドットを使用しNFTに特化したブロックチェーン『Efinity』の開発を行っています。
エンジンは元々NFTの開発を行っていましたが、スケーラビリティ問題などが原因でNFTの性能を活かしきれていませんでした。
Efinityは年内にローンチされ、『NFT.io』と呼ばれるNFTマーケットプレイスもリリースする予定です。
PolkaBTC
ポルカドットでは、ビットコインをトークン化した『PolkaBTC』のプロジェクトも進められています。『PolkaBTC』はDEXなどで使用できるため、ビットコインの需要もさらに拡大する可能性が高いでしょう。
すでにテスト版やベータ版はローンチされており、年内にも発行される予定です。

DOT/Polkadotが購入できる日本のおすすめ取引所
bitFlyer
- 販売所の手数料が無料※1
- ビットコイン取引量は国内No.1※2
- Tポイントでビットコイン購入が可能
※1 別途スプレッドがあります。
※2 Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2020年1月-12月の月間出来高(差金決済/先物取引を含む)
bitFlyerは「ビットコイン取引量国内No.1」に選ばれたこともある初心者に人気の取引所。
現在13種類の通貨が取扱可能で、12月にはチェーンリンク(LINK)が上場することも発表されています。

取扱仮想通貨(暗号資産)数 |
13種類 |
---|---|
レバレッジ | 2倍 |
販売所手数料 | 無料※別途、スプレッドがあります。 |
取引所手数料 | 0.01〜0.15% |
入金手数料 | ・銀行振込 : 無料※銀行手数料の負担あり ・クイック入金 (住信SBIネット銀行から入金): 無料 ・クイック入金 (住信SBIネット銀行以外から入金): 330円(税込) |
出金手数料 | 220円~770円(税込) |
出典:bitFyler
GMOコイン
- オリコン顧客満足度No.1※
- ATOM・OMG・XTZなど珍しいアルトコイン取引が可能
- 販売所取引手数料・入出金手数料が無料
※2021年オリコン顧客満足度調査 暗号資産取引所現物取引
『GMOコイン』は大手企業のGMOインターネットグループが運営する取引可能。
また他にもATOM・OMG・XTZ・XYMなど、他社にあまり上場していないアルトコインが取引できるのも魅力です。豊富な種類から選びたい方はおすすめです。

取扱仮想通貨(暗号資産)数 |
15種類 |
---|---|
レバレッジ | 2倍 |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
出典:GMOコイン公式
DOT/Polkadotの買い方を解説
DOTの購入方法を取引所bitFlyerを例に解説します。
・まずは画面左側の「販売所」をクリックしましょう。
・上部より通貨ペアを選択してください。「DOT/JPY」を選びましょう。
・「DOT/JPY」を選んだら「買う」をクリックしましょう。
・買い注文の画面が表示されます。購入する金額を入力し、「買い注文に進む」をクリックしましょう。
これでDOTの購入完了です。
よくある質問
まとめ
この記事ではDOT/Polkadotの特徴や将来性について解説しました。WEB3.0を目標に掲げたポルカドットは、これからのインターネットやブロックチェーンの時代に合ったプラットフォームで、将来性に期待できるものです。
ポルカドットのシェアが広がることで、DOTの価値も高まり価格は上昇していくでしょう。

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