
ADAは次世代型の仮想通貨と言われており、現在時価総額ランキング6位に位置づけているのを知っていましたか?ADAに投資したいけど「怪しい」「詐欺」という声があるため、迷っている方は多いと思います。
そこでこの記事では、ADAとはどんな通貨なのか?その特徴と将来性について解説します。

Contents
仮想通貨ADA(エイダコイン/カルダノ)とは?基本情報
通貨名 | エイダコイン |
---|---|
通貨単位 | ADA |
時価総額 | ¥7,689,444,094,810.94 |
時価総額ランキング | 6位 |
発行上限枚数 | 320億枚 |
現在の値段 | ¥231.34 |
売買可能国内取引所 | BITPoint |
Cardano(カルダノ)はスイスの「Cardano Foundation」(カルダノ財団)・IT技術の研究開発を行っている「IOG」・ブロックチェーンコンサルティング企業「Emurgo」によって開発されました。
スマートコントラクトを備えており、分散型アプリケーション作成のためのプラットフォームです。
カルダノはかつて大阪に住んでいた創設者のCharles Hoskinsonが、「日本版イーサリアムをつくる」という計画で立ち上がったプロジェクトです。
立ち上げ当社は普及の一環として「オンラインカジノで利用できる仮想通貨」という触れ込みがありましたが、 ギャンブルの悪い印象がつきまとうため、この計画は撤廃されています。

Cardano/ADAの特徴を解説
カルダノの大きな特徴は以下の4つです。
- スマートコントラクト機能が搭載されている
- 独自のコンセンサスアルゴリズムPoS採用
- BLISS署名を実装
- セキュリティの高い専用ウォレット『ダイダロス』
スマートコントラクト機能が搭載されている
カルダノの1つ目の特徴が、スマートコントラクト機能を搭載していること。
人の手を使うことなく契約から売買を自動で実行できるので、コストが削減できたり、分散型金融DeFiで活躍できるなどのメリットがあります。

独自のコンセンサスアルゴリズムPoS採用
カルダノ2つの特徴がコンセンサスアルゴリズム『PoS』を採用していること。
ビットコインは『Pow』という方式でマイニング作業を行っていますが、多く処理をした人が報酬を得られる仕組みなので、マシンの性能に左右されてしまう不平等さが問題視されていました。
2021年の5月にイーロン・マスク氏が「ビットコインのマイニングは環境に優しくない。ビットコイン決済を停止する」と発言し、急落することもありました。
そこで現在注目されているのがPoSです。PoSは仕事量でなく、コインの保有数や保有時間によって報酬が決定します。これにより公平性が保たれ電力消費も抑えられるので、エネルギー節約が可能なのです。

BLISS署名を実装
カルダノでは『BLISS署名』と呼ばれる量子耐性署名方式を実装しています。もうすぐ量子力学的なパワーを持つPCが誕生すると言われており、現在のPCとは段違いの処理能力が実現できます。
そこで量子にも耐性がある署名方式のシステムがBLISS署名です。よりセキュリティは高くなりハッキング被害を受ける可能性も少ないのです。
セキュリティの高い専用ウォレット『ダイダロス』
カルダノではADAを安全に保管できる独自の専用ウォレット『ダイダロス』を公開しています。
オープンソースのため透明性が担保されており、日々アップデートを繰り返しながら新機能もリリースされているので、安心して保管できます。
またダイダロスでADAを委任してステーキング報酬を得ることもできます。いつでも取り出し可能で金利を獲得できるようになっています。
仮想通貨ADAは詐欺?怪しいと言われていた理由
ADAを検索すると「詐欺」や「怪しい」という言葉が一緒にでてきますが、一体何故なのでしょうか?実はリリース当初の2015年〜2017年に一部から、そのような声が挙がっていたのが原因です。
- マルチ商法と批判されていた
- 2017年頃はお金だけもらって雲隠れする詐欺が多かった
- 公開が予定より遅れた
マルチ商法と批判されていた
カルダノは初期の宣伝として、セールスネットワークを利用していましたが、この販売方法がマルチ商法に該当するのでは?と言われていました。また、代理店として利用していた会社が情報商材屋だったことも原因です。
ただしこの代理店は契約を交わした数千ある内の1社にすぎないため、偶然という意見もあります。そのあと、ADAの価格は2018年までにIOC販売の400倍まで一時高騰しています。
2017年頃はお金だけもらって雲隠れする詐欺が多かった
2017年頃は仮想通貨関連の詐欺が多発していました。「簡単に儲かる有望なICOがあるから」とLINEグループに誘導しお金だけもらったり、セミナーから詐欺のICOに誘導したりなどです。
同時期に発表されていたノアコインを例にすると、「フィリピン政府が開発に関わっている」とICO段階では発表していました。しかしのちにフィリピン政府が否定、プロジェクトは一時停止し、返金対応に追われることもありました。

公開が予定より遅れた
また予定していた上場日が延期されたのも怪しい・詐欺と言われた原因のひとつです。開発が思うようにいかず、公開までに時間がかかってしまったのが原因です。
そのあと半年以上遅れて上場しました。これらの要因が重なり、「怪しい」という声は今でもADAにつきまとっています。ただし2021年11月現在のADAは仮想通貨時価総額6位、人気の通貨となっています。
仮想通貨ADAの最新ニュース
2021年のエイダコイン/カルダノに関連する最新ニュースは以下の3つです。
- チェーンリンク(Chainlink)との提携を発表
- 大型アップグレード『アロンゾ』の実装
- 「Coinfirm」とパートナーシップ締結
チェーンリンク(Chainlink)との提携を発表
9月25日・26日に行われた『カルダノサミット2021』でさまざまな分野の企業とパートナシップを提携したことを発表しました。中でも注目されているのが分散型オラクルプロジェクト『チェーンリンク(Chainlink)』との提携です。
つまりチェーンリンクのネットワークを通じ、実世界のデータとカルダノをつなげることが可能となります。スポーツ・気象データ・保険・ゲーム・NFTなど様々な分野で活用される予定です。
大型アップグレード『Alonzo 』の実装
カルダノは9月13日に大型アップグレード『Alonzo 』の実装が完了しました。『Alonzo 』はカルダノの3段階目の「Gouguen」の中のアップグレードで、スマートコントラクト機能が追加されました。
2021年末〜2022年頃には「Babbage」アップグレードが実装予定です。
「Coinfirm」とパートナーシップ締結
8月24日、カルダノは「Coinfirm」とパートナーシップを締結したことを発表しました。
「Coinfirm」はブロックチェーン分析企業で、同社のマネーロンダリング対策やテロ資金供与対策の技術を導入し、ネットワークのセキュリティを強化する狙いです。
仮想通貨ADAの現在の価格と過去のチャート
2021年11月15日現在のADA/JPYのチャートが上記です。2020年までは10〜30円前後を推移していましたが、2月頃から少しずつ上昇をはじめ、5月16日には252円と約10倍まで高騰しました。
この時期ビットコインは電力消費の問題がとりあげられ仮想通貨全体が下落していましたが、エネルギー節約が可能なADAは大きな影響を受けていません。
9月2日には326円と過去最高値まで上昇。そのあと少し下降したものの、レンジ相場が続いており、現在は231円となっています。
過去のADAの高騰事例
ADAが大きく高騰したのは過去に2回あります。1回目が2017年の末から年始めにかけてで、1月4日には125円まで約40倍に高騰しました。
2回目が2021年の2月からで250円台まで上昇しました。2年以上10円〜20円前後を推移していたので、10倍以上高騰しています。
今後どうなる?仮想通貨ADAの将来性
ADAには将来性があり今後も価格上昇していく可能性は高いでしょう。DeFi分野にも力を入れており、エネルギー効率もよいADAはこれからの時代の仮想通貨にマッチした存在。
カルダノはチェーンリンクとのパートナシップも発表しているので、今後さまざまな分野で活躍する可能性が高いです。
仮想通貨ADAが上場している日本の取引所
BITPOINT
- 「出来高ランキング3つの暗号資産部門」でNo.1※
- ADA・JMY・TRXなど珍しいアルトコイン取引が可能
- 各種手数料が無料
※BITPOINT調べ 2020年8月ETH・BCH・LTC/JPY出来高
海外ではたくさん上場しているADAですが、日本の大手取引所の中では現在BitPointにしか上場していません。
ビットポイントジャパンが運営する「BitPoint」では、ADA以外にもJMYやTRXなど他社にあまり上場していないアルトコインが取引できるのでおすすめです。
レバレッジ取引にも対応しているので、少ない資産からでも利益を出すことができるでしょう。

取り扱い仮想通貨(暗号資産) | 10種類 ・ビットコイン(BTC) ・イーサリアム(ETH) ・リップル(XRP) ・ライトコイン(LTC) ・ビットコインキャッシュ(BCH) ・トロン(TRX) ・エイダ(ADA) ・ジャスミー(JMY) ・ベーシックアテンショントークン(BAT) ・ポルカドット(DOT) |
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レバレッジ | 2倍 |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
出典:BITPoint公式
よくある質問
まとめ
この記事ではADA/カルダノの特徴について解説しました。いろんな分野のプラットフォームとなれるカルダノは今後の仮想通貨業界になくてはならない存在であり、将来性に期待できるものです。
カルダノのシェアが広がることで、ADAの価値も高まり価格は上昇していくでしょう。

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