
キャッシュレス化が進む現代において、クレジットカードは重要な決済手段です。カードを利用するメリットはただ支払いを楽にするだけでなく、決済で貯めたポイントを活用することも挙げられます。
しかし、カードによって還元率が異なるため、同じカード払いでも貯まるポイントには差があります。
そこで今回は、還元率が高いおすすめクレジットカードを厳選紹介します。効率良くポイントを貯める方法も併せて解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
※キャンペーン等によっては、本記事の記載よりも高い還元率でポイントが付与される場合がございます。
還元率が高いおすすめクレジットカード5選
まずは、還元率が高いおすすめのクレジットカードを紹介します。

JCB CARD W
- JCB一般カードと比較して還元率が倍になる
- 女性向きのカードJCB CARD W plus Lも提供している
- 優待店舗や優待サイトでポイントを貯めやすい
JCB一般カードと比較して還元率が倍の設定
JCB一般カードのポイント還元率が0.5%に対し、JCB CARD Wは通常時でも倍の1.0%となります。そのため、JCB一般カードよりも効率良くポイントを貯めることが可能です。

女性向きのカードJCB CARD W plus Lも提供
JCB CARD Wには、女性向けのサービスが付帯されているJCB CARD W plus Lがあります。女性特有の病気に備えられる保険が用意されており、入院費や治療費をリーズナブルな保険料でサポートしてくれます。

優待店舗や優待サイトでポイントを貯めやすい
JCB CARD Wは、優待サイト『Oki Doki ランド』の経由で、還元率が通常のJCBカードに比べ最大20倍獲得できます。

年会費 | 永年無料 |
申込条件 | 18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方(※高校生を除く) |
通常ポイント還元率 | 1.0% ※1,000円(税込)につき2ポイント付与、1ポイント=5円相当として何円分のポイントが付与されるかを基に還元率を算出しております。 |
国際ブランド | JCB |
電子マネー | QUICPay・Apple Pay・Google Pay |
キャッシング機能の有無 | ○ |
締め日・支払い日 | 毎月15日締めの翌月10日払い |
出典:https://www.jcb.co.jp/ordercard/kojin_card/os_card_w.html
三井住友カード(NL)
- ナンバーレス&アプリで簡単管理
- お得にポイントが貯まる&使える
-
最短5分で即時発行可能
ナンバーレス&アプリで簡単管理
三井住友カード(NL)は、券面にカード番号が印字されていないため、盗み見されることがない安心・安全なカードです。
ネットショッピングの際は、アプリの”Vpass”で簡単にカード番号をコピー&ペーストできます。
-
カードの利用履歴の確認
-
利用通知、利用制限
-
ポイントの管理
-
口座残高の管理 など
お得にポイントが貯まる
三井住友カード(NL)のポイント還元率は通常、利用額税込200円につき1pt(還元率0.5%)ですが、お得にポイントが貯まるポイントアッププログラムが用意されています。
-
セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、マクドナルドでのVisaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスで利用すると最大5%還元※
-
対象店舗(最大3つ)でいつでも+0.5%還元

※一部Visaのタッチ決済/Mastercard®コンタクトレスがご利用いただけない店舗がございます。また、一定金額(原則 税込1万円)を超えるとタッチ決済でなく、決済端末にカードを挿してお支払いいただく場合がございます。その場合のお支払い分は、+2.5%還元の対象となりませんのでご了承ください。 上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
最短5分で即時発行可能
三井住友カード(NL)は通常翌営業日発行ですが、即時発行※であれば最短5分でカードを即時発行できます。
※受付時間は9:00〜19:30
※ご入会には、ご連絡が可能な電話番号をご用意ください。

- 公式ページの「即時発行ボタン」から申込
- 審査(5〜10分程度)
- 電話認証
- 認証完了後、Vpassアプリの登録
- Vpassアプリ内でカード番号の確認・利用開始
- カードは後日発行
年会費 | 永年無料 |
申込条件 | 満18歳以上(高校生は除く) |
通常ポイント還元率 | 0.5% ※200円(税込)につき1ポイント付与 |
国際ブランド | VISA・MasterCard |
電子マネー | Google Pay・Apple Pay・iD |
キャッシング機能の有無 | ◯ |
締め日・支払い日 | 15日締め翌月10日払い・月末締め翌月26日払い |
出典:https://www.smbc-card.com/nyukai/card/numberless.jsp
リクルートカード
※ JCBブランドはモバイルSuicaのみ
- 通常時の還元率が1.2%
- リクルートが提供するサービスの利用で還元率がアップする
- Pontaポイントに交換できる
通常時の還元率が1.2%
通常時の還元率が1.2%のため、日々の支払いなどに使用することでどんどんポイントを貯められます。年会費は無料のため、無駄な出費がなく所持できる点もおすすめの理由です。

リクルートのサービス利用で還元率がアップ
リクルートが提供している各サービスでの支払いに利用すると、還元率が最大4.2%にアップします。

Pontaポイントに交換できる
リクルートカードを支払いに使い貯めたポイントは、Pontaポイントに交換可能です。
提携店舗が全国各地にあるのもPontaポイントの特徴です。

年会費 | 永年無料 |
申込可能年齢 | 18歳以上 |
通常ポイント還元率 | 1.2% |
国際ブランド | JCB・mastercard・VISA |
電子マネー※ | 楽天Edy・モバイルSuica・SMARTICOCA |
キャッシング機能の有無 | ○ |
締め日・支払い日 | 15日締めの翌月10日払い |
出典:https://recruit-card.jp/
楽天カード
- 年会費が永年無料
- 楽天グループでポイントがザクザク貯まる
- カードのデザインが豊富
年会費が永年無料
楽天カードは年会費永年無料です。「〇〇円以上の利用で翌年度の年会費無料」といった条件はないので、安心して利用できます。
楽天グループでポイントがザクザク貯まる
楽天グループのサービスで利用すると、次のようにポイントがザクザク貯まります。
- 楽天カードの優待で1.5倍以上
- 楽天市場で最大3倍
- 楽天トラベルで最大2倍

カードのデザインが豊富
楽天カードでは、シンプルな券面からキャラクターのものまで、デザインが豊富に用意されています。
楽天でおなじみの「お買い物パンダ」や「FCバルセロナプレイヤー」、「ミニーマウス」のデザインなど、自分の好みのカードを選ぶことが出来ます。
年会費 | 永年無料 |
申込条件 | 18歳以上(原則として高校生は除く) |
通常ポイント還元率 | 1.0% ※100円につき1ポイント付与 |
国際ブランド | Visa・Mastercard・American Express・JCB |
電子マネー | Edy・楽天Pay |
キャッシング機能の有無 | ◯ |
締め日・支払い日 | 月末締め・翌月27日に支払い |
出典:https://www.rakuten-card.co.jp/
オリコカードザポイント
- 入会後6ヶ月間は還元率が2.0%にアップ
- 電子マネーに対応している
- 豊富なポイント交換が可能
入会後6ヶ月間は還元率が2.0%にアップ
Orico Card THE POINTは、通常時の還元率が1.0%ですが、入会後の6ヶ月間は2.0%にアップします。日々の買い物や固定費の支払いなどに活用することで、どんどんポイントを貯められるのが特徴です。

電子マネーに対応している
Orico Card THE POINTは、QUICPay・iD・Apple Payなどの電子マネーが使えるため、レジでの支払いがさらにスムーズになります。
キャッシュレス化により、今ではコンビニやスーパーなど身近な店舗でも電子マネーを使用できるケースが増えています。

豊富なポイント交換が可能
Orico Card THE POINTを使って貯めたポイントは、ギフト券へ交換したり各種ポイントへ移行したりと、使い道もさまざまです。主な移行先は次のとおりです。
- Amazonギフト券
- nanacoギフト
- UCギフトカード
- 楽天ポイント
- Tポイント
貯めたポイントの用途が幅広いことも、Orico Card THE POINTの魅力といえるでしょう。
年会費 | 永年無料 |
申込条件 | 原則として年齢18歳以上の方(高校生は除く) |
通常ポイント還元率 | 1.0% ※100円につき1ポイント付与 |
国際ブランド | JCB・Mastercard |
電子マネー | QUICPay・iD・Apple Pay |
キャッシング機能の有無 | ○ |
締め日・支払い日 | 当月より当月末日のご利用分が翌月27日 |
出典:https://www.orico.co.jp/creditcard/list/thepoint/
おすすめクレジットカード最大還元率比較ランキング
今回紹介した還元率が高いクレジットカードの最大還元率を比較し、ランキングを作成しました。少しでも還元率が高い1枚に申し込みたい方は、ぜひ確認してみてください。
ランキング | ポイント還元率 |
JCB CARD W
|
1.00%〜10.00% |
三井住友カード(NL)
![]() fa-edit申込みはこちら
|
0.5%〜5.0% |
リクルートカード
|
1.20%〜4.20% |
※情報は2021年4月時点のものです。最新の情報とは異なる可能性があります。
※最大還元率は、各カードの公式サイトを参照しています。
そもそも還元率とは?平均は?
「還元率が高いカードが良いと聞くけど、そもそも還元率が何かよく分かっていない」という方もいるでしょう。そこで、還元率とは何かを解説します。
還元率とは
クレジットカードの還元率とは、カードを使い支払った金額に対し、ポイントとして戻ってくる割合を意味します。
現金であればただ支払っているだけですが、カード払いにすると、それぞれに定められているパーセンテージに従ってポイントが付与されます。
特定の店舗での使用により獲得できるポイントがアップする場合などがあるため、事前に申込みを検討しているカードについて調査しておきましょう。

主なクレジットカードの還元率を比較
クレジットカード選びにおいてポイント還元率を重視することは大切です。
貯めたポイントは現金感覚で普段の買い物時に使用できるため、ぜひ活用しましょう。次の表に各クレジットカードの通常時の還元率をまとめました。
※次の表の還元率は、利用額の何%分のポイントが付与されるか、または利用額に対し何円分のポイントが付与されるかを基に算出しております。

JCBカード | 0.5% |
三井住友カード | 0.5% |
エポスカード | 0.5% |
イオンカードセレクト | 0.5% |
JCB CARD W |
1.0% |
楽天カード | 1.0% |
dカード | 1.0% |
Yahoo!Japanカード | 1.0% |
Orico Card THE POINT | 1.0% |
リクルートカード | 1.2% |

効率良くポイントを貯める方法
効率良くポイントを貯めるには、次のような方法がおすすめです。
- 私生活での決済にカードを利用する
- 固定費の支払いに使う
- 税金の支払いに使う
私生活での決済にカードを利用する
クレジットカードを私生活の支払いで活用すると、効率良くポイントを貯められます。今はさまざまな場所でカード払いに対応しているため、日々の買い物でも積極的に使っていきましょう。
カード払いが可能な生活費は、主に次のとおりです。あくまで一例ではありますが、ぜひ参考にしてみてください。
- スーパー・コンビニでの支払い
- 保険料
- NHK受信料
- 税金(所得税・住民税・固定資産税・自動車税)
- 国民年金保険料
現金だとただ支払っているだけになりますので、これらはカード払いを活用しポイントとして還元を受けましょう。

固定費の支払いに使う
固定費として毎月支払いが必要なものをカード払いにすると、効率良くポイントが貯められるでしょう。なお、固定費として必要になるものには、主に次のような料金があります。
- 電気代
- ガス代
- 水道代
- 通信料(固定電話・携帯電話・プロバイダ)
- 保険料
- NHK受信料
- 国民年金保険料
公共料金や携帯電話料金などの支払いはクレジットカード支払いに対応していることもあるため、ぜひ現金から切り替えてみてはいかがでしょうか。

税金の支払いに使う
平成28年度の税制改正(平成29年1月4日施行)によって、現在では税金もカード払いが可能となりつつあります。
例えば、次の税金はクレジットカードによる支払いができるため、現金払いからの切替えを検討してみましょう。
- 所得税
- 住民税
- 固定資産税
- 自動車税

ポイントを貯める際の注意点
カードを使ってポイントを貯める際は、主に次の点に注意することが大切です。
- 還元率は固定ではない
- 有効期限切れに注意
- ポイントの用途の違い
還元率は固定ではない
各カードで定められている還元率は、固定ではなく変動することがあります。
したがって、ポイント還元率に関する情報が更新されていないか、公式サイトで定期的にチェックしておきましょう。

有効期限切れに注意
カード払いによって貯まったポイントは、有効期限が設けられている場合が一般的です。
なお、有効期限は各カードにより異なるため、公式ホームページにて確認しておきましょう。

用途の違いに注意
貯めたポイントは、各カードによって用途が異なります。主な用途には、次のようなものがあります。
- ギフト券に交換する
- マイルに交換する
- 他社ポイントに交換する
- 買い物時の支払いに使う
- カードの請求額に充当する
自分が普段から活用するものと交換できる方が、貯めたポイントを効率良く使えるでしょう。

クレジットカード選びは還元率以外にも注目
クレジットカードを選ぶ際、まず還元率に注目する方は多いでしょう。もちろん還元率は重要ですが、その他にも着目すべきポイントがあります。
ここからは、クレジットカードを比較する際に着目したい6つの主なポイントについて解説します。
- 優待店・特約店の数
- 年会費
- 付帯特典
- 付帯保険
- キャッシングの有無
- セキュリティ対策
1優待店・特約店の数
カード決済をすることでお得な価格で買い物ができたり、通常時よりも還元率がアップしたりする優待店・特約店の数を確認しておくことも重要です。
各カードによって特約店等は異なるため、事前に公式ホームページにて調査をしておきましょう。
カードによって年会費が永年無料で利用できるものや、初年度のみ無料などさまざまな種類があります。また、次のように年会費に条件を定めたカードもあります。
- 初年度のみ無料で2年目以降は年会費が発生する
- 1年間で1回でもカードを使用すると翌年度が無料になる
年会費はカードのステータスによっても異なるため、手厚い補償や保険などが付帯されるゴールドカードやプラチナカードなどは年会費が高額となる傾向にあります。

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3付帯特典
カード自体に付帯されている特典として、代表的なものは次のとおりです。
※必ずしも全てのカードに次の特典が付帯しているとは限りません。
- 空港ラウンジ無料利用
- ショッピング時の割引
- グルメでの割引
国内・海外の空港ラウンジを無料で利用できるものや、ショッピングやグルメで利用すると割引が受けられるものなど、さまざまなシーンで活用できるものがあります。
付帯保険が充実しているカードを所持していると、万が一の事態でも安心です。クレジットカードに付帯されている主な保険は次のとおりです。
※必ずしも全てのカードに次の保険や補償が付帯しているとは限りません。
主な付帯保険
- 国内旅行傷害保険
- 海外旅行傷害保険
- ショッピング保険
旅行傷害保険はカードによって保険金額や補償内容が異なるため、事前に確認しておきましょう。なお、国内と海外でも補償内容や保険金額に違いがあります。

主な補償内容
- 死亡・後遺障害
- 傷害治療費用
- 疫病治療費用
- 賠償責任
- 携行品の損害
- 救援者費用

5キャッシングの有無
キャッシュレス化が急速に進んではいますが、まだまだ現金が必要なシーンは少なくありません。クレジットカードを使い現金を借入ができる、キャッシング機能が付いたものを選ぶのもおすすめです。
ただし、キャッシングは利息が発生します。しかがって、事前に年率を把握し、返済総額がどのくらいになるのか計算してみるのもおすすめです。
キャッシングの金利を比較
主なクレジットカードのキャッシング利率は次のとおりです。
三井住友カード | 公式サイトをご確認ください |
JCBカード | 実質年率15.0%~18.0% |
楽天カード | 実質年率18.0% |
イオンカードセレクト | 実質年率7.8%~18.0% |
エポスカード | 実質年率18.0% |
Orico Card THE POINT | 実質年率15.0%~18.0% |
ライフカード | 実質年率15.0%~18.0% |
セゾンカード | 実質年率12.0%~18.0% |

6セキュリティ対策
カードによっては、安心・安全に利用するためのセキュリティ対策が充実しているものがあります。例えば、次のような対策が多く見受けられます。
- 不正利用防止のための不正検知体制を敷いている
- メールによる利用状況の案内
- ネットショッピングでの決済時における本人認証
- 偽造を防止するICチップを搭載したカード
- 24時間365日体制のモニタリングシステムの提供
最近では実店舗だけでなくインターネットで利用するケースも考えられるため、カード情報を盗まれる可能性は決してないとは言い切れません。

クレジットカードの還元率に関してよくある質問
・私生活での決済にカードを利用する
・固定費の支払いに使う
・税金の支払いに使う
詳しくはこちら
還元率に変動がないか定期的にチェックすることをおすすめします。
ポイントの用途について、詳細は各カードで異なります。ぜひ気になるカードはチェックしてみてください。
まとめ
この記事では、クレジットカードの還元率について解説しました。
カード払いによって貯めたポイントは現金同様に使用できることもあるため、普段から現金で買い物をするのではなく、積極的にカード払いをすることがおすすめです。
カード選びでは、還元率の高さはもちろん、ポイントの使い道や付帯保険、特典などを総合的に見て判断しましょう。
今回紹介したランキングやおすすめカードを参考にしながら、あなたの生活を豊かにする1枚を見つけてみてください。
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