
仮想通貨投資をはじめたいけど、どの取引所を利用していいか分からないとお悩みではありませんか?そんな投資初心者の方におすすめなのがコインチェックです。
仮想通貨に興味のある方はコインチェックの名前を聞いたことあるかもしれません。ですが、実際のところその特徴やメリットなど把握していない方も多いでしょう。
そこで、この記事ではコインチェックの基本情報からメリット・デメリット評判までを紹介していきます。

Contents
コインチェック(Coincheck)の基本情報
コインチェックは『コインチェック株式会社』が運営する暗号資産取引所です。
2018年のネム流出事件のあと、『マネックスグループ株式会社』による子会社化および経営体制の変更が行われました。

2017年4月1日から仮想通貨の新しい制度が開始され、「仮想通貨(暗号資産)と法定通貨(円やドル)」を交換するためには金融庁への登録が必要となりました。
コインチェックでは仮想通貨の購入・売買・送金などの取引を行うことができます。
また仮想通貨の取引以外にも貸仮想通貨サービスやCoincheckガス・Coincheck電気など様々なサービスを提供しています。
出典:https://corporate.coincheck.com/
コインチェック(Coincheck)の取扱銘柄・取扱通貨一覧表
取扱仮想通貨(暗号資産)数 |
17種類 |
---|
出典:https://coincheck.com/ja/article/336
コインチェックの取引ツール・アプリ
通常、仮想通貨の取引業者では『販売所』と『取引所(トレードビュー)』の2種類に分かれています。販売所は取引所が持っているコインと売買をする、取引所はユーザー同士で売買をします。
コインチェックの取引所の取引ツールは高機能の「TradeView」で、『TradingView(トレーディングビュー)』を搭載しています。
『取引所(トレードビュー)』ではビットコインのみしか売買ができません。そのため「TradeView」を使っての売買はビットコイン/円のみとなります。
「TradeView」では豊富なインジケーターやアラート機能が備わっています。チャート分析に使えるツールも豊富に用意されているので、テクニカル分析をしたい方にもうってつけです。

コインチェックのスマホアプリ
コインチェックではiPhone・Androidともにアプリがあり無料でダウンロードが可能です。
仕事中・外出先からでも確認できるので、普段はPCから取引をする人もダウンロードしておくとよいでしょう。
基本的な操作はすべて可能であり、今持っている総資産や各コインの残高も一目で分かるので利用しやすいです。
コインチェックのメリット
コインチェックを利用するメリットは大きく分けて、以下の6つあります。
- 取扱通貨数が国内最多
- 大半の手数料が無料
- コインチェックつみたてがある
- たくさんのサービスがある
- 貸仮想通貨サービスがある
- 期間限定のキャンペーンがある
取扱通貨数が国内最多
冒頭でもご紹介したように、コインチェックでは仮想通貨の取扱数が17種類あります。これは国内最多です。※
人気の通貨に投資をして安定的に積み上げていきたい人にも、少しマイナーな通貨に今から投資をして大きいリターンを狙いたい人にもおすすめです。
※公式サイト文言より
コインチェックの手数料は高い?大半の手数料が無料
仮想通貨を取引するには手数料が必要になります。「入金→購入→売買→出金」と4つの段階に、それぞれ手数料が発生します。
取引所 Taker手数料 | 0.000 % |
取引所 Maker手数料 | 0.000 % |
販売所 取引手数料 | 無料 |
販売所 手数料相当額 | 0.1〜5.0%(カバー先又は当社取引所の価格に対して) |
銀行振込(日本円) | 無料 |
コンビニ入金 |
3万円未満:770円 3万円以上30万円以下:1,018円 |
クイック入金 |
3万円未満:770円 3万円以上30万円以下:1,018円 50万円以上:入金金額×0.11% + 495 円 |
日本円出金 | 407円 |
出典:https://coincheck.com/ja/info/fee
上記の表を見ていただいて分かる通り、コインチェックでは入金・取引手数料が無料です。無駄な費用をおさえて取引が可能です。
スップレッドは価格変動によって変化するので一定額ではありませんが、販売所を利用する時は注意しましょう。
コインチェックつみたてがある
仮想通貨を毎月一定の額、自動で積み立ててくれる『コインチェックつみたて』は、初心者におすすめの投資方法です。
はじめに決めた額を毎月購入し、積み立てていく投資方法です。仮想通貨の価格にかかわらず、毎月一定額を投資にあてます。
はじめに額を決めておくことで、仮想通貨の価格が高いときには量を少なく、価格が安い時には多く購入できます。
これはドルコスト平均法と呼ばれる手法で、初心者が稼ぎやすい投資の基本です。

たくさんのサービスがある
コインチェックつみたて以外にもたくさんのサービスがあり、充実しています。
- Coincheck電気
- Coincheckガス
『Coincheck電気』は、電気料金をビットコインで支払うと最大7%安くなるプランと、電気料金の1%〜7%をビットコインとしてもらえるプランがあります。
同じようなサービスとして『Coincheckガス』もあります。ガス料金の支払いをビットコインで支払うと3%割引、普通に支払うとガス料金の3%が割引されます。

貸仮想通貨サービスがある
コインチェックには『貸仮想通貨サービス』があります。
申し込みは必要ですが、コインチェック口座を持っていれば誰でも利用できます。自分で取引をしなくても預けているだけで増える可能性があるので、上手に利用すれば時間の節約にも繋がります。
コインチェックの販売所で扱っている全てのコインで貸付できます。
期間限定のキャンペーンがある
コインチェックでは定期的にキャンペーンを実施しております。
- 新規口座開設+取引で最大2万円キャッシュバック
- 取引額に応じて最大10万円キャッシュバック
- Coincheck電気、Coincheckガスの新規申し込みで最大2,500相当のBTCプレゼント
2021年9月現在は「Coincheckつみたて」のキャッシュバックキャンペーンが開催されています。
キャンペーン期間中にCoincheckつみたてに申し込みをした人全員に、最大で3万円のキャッシュバックがもらえます。
期間は2021年9月8日〜10月11日までが対象となっています。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000021553.html
コインチェックのデメリット
コインチェックを利用するデメリットは大きく分けて、以下の3つあります。
- レバレッジ取引がない
- 取引所で扱える通貨が少ない
- スプレッドが広い
レバレッジ取引がない
コインチェックのデメリットはレバレッジ取引がないことです。
レバレッジ取引はリスクが伴うため、無い方が良いという方も多いです。
また証拠金取引がないので、空売りから始めるショートもできません。

取引所で扱える通貨が少ない
スプレッドが広い
コインチェック2つ目のデメリットがスプレッドが広く設定されていることです。
スプレッドを分かりやすく言えば、仮想通貨を売買する際に販売所が取っている手数料のようなものです。
1BTC=100万円の時に購入しようとしても、実際の購入額は103万、売却額は97万になります。この3万円ずつの差がスプレッドです
ただ販売所であれば、どの業者でもスプレッドが広いのが一般的です。ビットコインであれば取引所を利用する方が良いでしょう。
コインチェックの良い口コミ・評判
- アプリが使いやすく初心者におすすめ
- コインの種類が豊富なので分散投資できる
- マネックスグループに買収されてセキュリティが強化した
- ビットコイン積み立てで放ったらかし可能
コインチェック利用者の口コミでは「アプリの使いやすさ」「通貨の種類が豊富なので分散投資ができる」点を挙げる方が多かったです。
また以前はネム流出事件がありネガティブな意見が多かったですが、マネックス買収後はセキュリティが向上したため、満足している方が多いようです。

コインチェックのイマイチな口コミ・評判
- 販売所のスプレッドが広い
- 流出事件の印象でセキュリティ面が不安
- 本人確認の審査が遅い
コインチェックのイマイチな口コミとしては「販売所でスプレッドが広い」「セキュリティ面で不安」「本人確認の審査が遅い」などの意見が見られました。
コインチェックの本人確認では「Webからの申込み」と「アプリからの申込み」の2種類があります。Webからの場合、ハガキ受け取りまでに時間がかかります。
審査時間は時期によっても異なります。1・2営業日で本人確認が完了した方もいれば、1週間以上かかる方もいます。

よくある質問
まとめ
コインチェックはアプリが使いやすく通貨取扱数は最多。生活に密着したサービスがたくさんあるので、初心者におすすめです。
実際に利用している方の口コミを見ると、はじめての取引所にコインチェックを選んだ方が多いようです。

関連記事|仮想通貨(暗号資産)