自賠責保険だけで運転できますか? 労災保険だけで雇用できますか? 「従業員が自宅で心筋梗塞により死亡し、長時間労働に起因した“過労死”であるとして労災認定された。その後、遺族である従業員の妻から、これは会社の安全配慮義務違反によるものだとして、逸失利益・慰謝料等、2億円の損害賠償を請求された」といった事例は、昨今、当たり前になっています。しかしながら、まだまだ「労災保険から遺族補償が行われるのに、何故、その上に会社が損害賠償まで請求されなければならないの? 労災保険の保険料は、全額会社が負担しているのに…」と思う方が多いのではないでしょうか。労災認定されると、遺族である妻には、遺族年金や一時金が支給され、総額で1億円以上になるケースは珍しくありません。そして、労災保険の保険料は、会社が全額負担しています。「何故、その上に…」と思っても当然のことかもしれません。しかしながら、業務災害が発生した場合、労災保険の補償だけで済まされる時代は、遠い昔の話になってきたようです。本書は、企業の災害補償義務、労災保険、民事損害賠償、それぞれの関係を詳しく解説し、業務災害補償制度の創設・充実等を提案しています。
中小企業マーケットへの取り組みが注目されています。「新たな法人への開拓力を高めたいと考えているが、その切り口がわからない」「現在の営業活動に行き詰まりを感じ、自信が持てなくなっている」「他チャネルと競合しており差別化を図りたい」――そんなあなたにお勧めします。ぜひ、お客様企業に本冊子を贈呈ください。そして、ご一緒に企業の危機管理に取り組んでください。きっと新しい途が開けるはずです。
ISBN 978-4-905451-17-4